貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

豊島区巣鴨: 真性寺(しんしょうじ) 芭蕉と杉風の句碑!

2024-06-09 10:20:27 | 日記
令和6年6月9日(日)
豊島区巣鴨: 真性寺(しんしょうじ)    
 50年前、
西巣鴨の近くに仮住まい。
 時々巣鴨で降り、
地蔵通りを歩いて賑わいを
楽しんだ。
 巣鴨駅前に、
このお寺があるとはつゆ知らず。
<山門>

 由緒沿革にも記されているように、
奈良県桜井市の長谷寺の末寺である。
 創建年代等については不詳。
 聖武天皇の勅願により
行基菩薩が開いたと伝えられている。
 江戸時代に入り
元和年間(1615~1624)に中興される。
<本殿>

 江戸時代には
江戸六地蔵の第四番が安置され、
また江戸幕府8代将軍徳川吉宗も
たびたびこの寺に立ち寄る。
 大きな傘をかぶり、
杖を持つお地蔵様。

 江戸の六街道の出入口に置かれ、
旅の安全を見守る。
 (巣鴨は中山道の出入口)
 芭蕉翁と杉(さん)風(ぷう)の俳句が
句碑として残されている。
<芭蕉と杉風の句碑>



 芭蕉の句は、
「蓬白露も 
  こほれぬ萩の
   うねりかな」。  
 杉風の句は、
「萩植て 
   ひとり見習ふ 
      路かな」。
<その説明>
 紅梅も見事!
<門外は地蔵通り>