貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

名古屋市清浄寺その2 「鏡塚」と「宵待塚」と二句碑揃い踏み!

2023-11-03 11:19:14 | 日記
令和5年11月3日(金)
 こんなこともあるんだなあ!
 夏日の文化の日!
 さて、矢場の地蔵堂の続編!

   鏡塚の芭蕉句碑。

 句は、
「人も見ぬ     
   春や鏡の
     うらの梅」

 元禄5年歳旦。   
 鏡の裏面には、
花鳥等の模様が鋳付けてある。
 その梅を、
人も見ぬ春ともいうべきかと、
芭蕉自身の世に隠れ住む
気持ちを寓する。
      
 そして、左側の
「宵闇塚」

<宵待塚・芭蕉句碑>

 芭蕉の句は、
「盆過て    
   宵闇くらし    
     むしの聲」
  右側の「不二塚」

 榎本馬州の句。
「山々に   
    笑は勢てふしの 
        高根かな」
<別の所に二句碑>

「梅咲いて 
   春も落ち着く 
     景色かな」
梅咲いて 
   先佛へと 
     おもふかな」
 この句碑は、また別の所にある。