貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

② 俳 聖 殿 芭蕉の旅姿を模した木造建築内の芭蕉座像!

2023-11-24 10:57:48 | 日記
令和5年11月24日(金)
伊賀市伊賀上野公園内
<公園内道案内>

  ② 俳 聖 殿                        
 芭蕉生誕300年を記念する
木造建築物。
<俳聖殿の門>

 昭和17年(1942)に建築家
伊東忠太の設計で建設される。
 外観は、
川崎克の着想を元に伊東忠太が
仕上げたものであり、
松尾芭蕉の旅姿を模したもの。

 上層の屋根が笠、
 下部が顔、
 下層のひさしは蓑と衣姿、
 堂は脚部、
 回廊の柱は杖と脚
を表している。
 下層八角形平面、上層円形平面の
木造建築であり、
屋根は桧皮葺である。

 内部には
芭蕉祭当日に表彰される顕詠俳句
特選句が飾られている。
<俳聖殿の中の芭蕉座像>

 芭蕉の命日である
10月12日には、
伊賀市により芭蕉祭が行われ、
安置されている大伊賀焼の
等身大の『芭蕉坐像』(川崎克の作)
が公開される他、
俳句の優秀作品等が表彰される。
<俳聖殿由緒記碑>

 平成20年(2008)3月19日、
三重県の有形文化財(建造物)
に指定、
 2年後には、国の重要文化財に
指定される貴重な建造物となる。