映画雑記４

映画雑記第４弾です。
今回はジェリー・ブラッカイマー製作、ニコラス・ケイジ主演の『ナショナルトレジャー』です。“国宝”って意味ですよね。その国宝を先祖代々探しつづけている一家に産まれたニコラスが直感力と分析力で誰もがなしえなかった国宝発見に迫っていきます。アメリカの独立宣言書に国宝のありかが記述されていると知ったニコラスが独立宣言書を盗むことから始まります。謎めいたメッセージにヒントが散りばめられていて、そのヒントを追ってたどり着けばまた謎めいたメッセージがあるといういたちごっこを繰り返しながらストーリーは怒涛の展開で進みます。一瞬の間にミステリアスなメッセージを解き明かしていく主人公ご一行様。“なんでそんな簡単に、しかも確実にメッセージの意味がわかんねん！”と突っ込んではいけません。この息もつかせぬ謎解きの連続がこの映画の醍醐味なのです。さらに、同じ宝を狙って主人公をつけまわし、人質を取って陥れ、最終的には国宝の独占をたくらむお約束の悪者も出てきて、スリル満点、スルリと逃げる主人公ご一行って按配です。単純におもしろいですよ。一切の流血がないところもさすがディズニー映画です。また、トレジャーハントものなので、てっきりメキシコとかインドとかの山奥で派手にやるのかと思ってたら、ニューヨークから離れないんですね。こんな市街地でトレジャーハントものが成立するんだなと。意外とよかったですよ。
ニコラスの出演作品は大きく外すことがないですねぇ。ちょっと知的な役をやらせたらぴったりはまってしまいます。共演のダイアンクルーガーはこれまたべっぴんさんで気が強くて僕の大好きなタイプでございます。スタイルもＧＯＯＤ。トロイのときもよかったですがこっちの彼女のほうが僕の好みです。職業的にも知的ですし。
こういう映画はちょっとオバカになって細かいところは見ないで楽しむのがいいです。小さな、うそやろ！とかそんなアホな！をつつきだすときりがないんでしょうけど、そんなスタンスでこの映画を見ると半分も楽しむことはできません。マジックショーを見るときはだまされることを喜ぶつもりで、大雑把な映画を見るときは大雑把な目で、そういう心構えで純粋に映画だけでなく色んなことを楽しみたいものですね。
さて、ついに国宝は見つかるのでしょうか。はたまた悪者に横取りされないんでしょうか。機会があれば子どもと見てください。小学生なら楽しめると思います。
では。

 

読書感想文４

読書覚書第４弾です。
今回は東野圭吾氏の『どちらかが彼女を殺した』です。この作品、だいっきらいなんです。東野さんの作品は一時ハマっていたこともあって、かなりの数を読みました。記憶に残っているものはやはり皆さんも同じようで『変身』とか『宿命』はドラマや映画になっていますね。
それほど氏の作品が好きな僕が、この作品だけはどうして嫌いなのか。
主な登場人物は５人です。被害者の女性と被害者の兄と容疑者２人とこの事件を捜査する刑事。１０年くらい前に読んだので殺人の動機やら忘れてしまったのですが、自殺に見せかけた殺人でその自殺と見せかける細工を容疑者２人のうちどちらが仕掛けたか、つまりどちらが殺したかということを突き詰めていくストーリーです。んで、最終的に小説の中ではどちらが殺したのかを明言していません。たくさんのヒントを散りばめてあとは読者に推理させるのです。なんちゅー意地悪な小説でしょう！僕はそんな力ありません。だからどちらが犯人なのかわかりません。消化不良で小説が終了し、ムキーッ！と怒っていると、なんと袋とじ（別冊やったかな？）のいかにもどちらが犯人かを明かしてそうなページが付録でついているのです。やったー！ってな調子で、なんのためらいもなく開きました。ほんとに推理小説が好きな人はそんなことせず、再度読み直すとかして答えを自力で出そうとするのでしょうけど、僕にはそんな気は毛頭ありませんしプライドもありません。嬉々としてビリビリと引き裂くと読み始めました。
ん？えらい長い文章やな。ん？ここでもヒントを山ほど出してるな。もーええねん、ヒントなんていらんしはよどっちかゆーてくれ。え！？えーーーっ！！・・・そうなんです。結局この冊子でもより詳細なヒントが書いてあるだけで、殺したのはこいつですって答えは一言たりとも書いてなかったのです。うーーー。。。うーーー。。。ちょっとうつむき加減でうらめしく小冊子をにらむしかありませんでした。
で、１０年以上経過した今も、どちらが彼女を殺したのか、さっぱりわかりません。でも今から教えてもらってもほとんど内容を忘れていますので“へー”で終わってしまいます。
こんなわけで、僕はこの小説が大嫌いです。この小説は差別小説です。超鈍感な人間を切り捨てるやり方です。恐らくこうやって切り捨てられたのはこの小説の読者の中で２％くらいはいるでしょう。いや、いてほしい。僕だけはイヤ。
これ以降、同様の試みをした小説を東野氏は書いておられないんじゃないかなと推測します。きっと、こんな不親切な小説はけしからんと読者からの批判が集中して、止めざるを得なくなったのでしょう。そうや、そうに決まってる。ざまぁミロ。

では。

意見の相違とこだわりと

最近、家作り（まだ始まってませんが）について、嫁さんとの意見が食い違うことが多いんです。物事が具体化すればするほど意見の相違が出てくることはあるだろうなとは予想していたのですが、具体化する前から始まってます。家をどこに建てるか、どこの業者に建築を依頼するか、そんなところから互いの意見を摺り寄せる必要がでてきてます。以前はそんなことはなかったんです。どうしてこんなことになってしまったのか。それはやはり、いっこうに進まない土地さがしに業を煮やした嫁さんが、娘１号の小学校入学に間に合わせるためと早く新しい家に住みたい（今の家から離れたい）という気持ちがどんどん大きくなって、先日見たダイワハウスのデザインハウスが気に入ったというのも相まって、僕にハウスメーカーでいいやん！と詰め寄るからです。嫁さんも僕が興味を示している外断熱の家がいいってのは理解しています。また、工務店のことも信頼できる人たちだと思っています。でも、１０月にＫタウンで売り出しがあるのですが、それがどうも建築条件付土地になりそうなんです。だから、ここで土地をＧＥＴして一気に新築劇場にピリオドを打ってしまいたい、そのためにはハウスメーカーという選択も辞さずという嫁さんと、いやいや建築業者・工法にはとことんまでこだわるでという僕の間に摩擦ができているのです。最近２人でため息ばかりです。嫁さんの気持ちは痛いほどわかります。僕もできることならハウスメーカーで安易に家を建てるのも悪くないと思います。でも、まだどうしてもそこまでの気持ちにはなれないんです。
ところで、先日手のひらからスルリと逃げていった１７００万円の土地が、まだ売れていません。たくさんの問い合わせがあると不動産業者は言ってましたが、結局誰も踏み切れなかったのか、かまされていただけだったのか、とにかくまだ売れてないんです。にっくき四柱推命では２月８日をすぎると年が変わるらしく、今の家から東側のこの土地を買ってもいいってことになるらしいのです。そうなれば晴れて新築！といけばいいのですが、嫁さんが最近この土地に対してうっそうとしているとか蚊が多いとか難癖をつけ始めています。そんな！こないだ契約寸前までいってたやん！！はぁー。ため息ばかりです。この土地はＲタウンにあるのですが、確かに昭和５０年代の造成地なので全体的な雰囲気の古さやつくりの古さは否めません。でも、そんなにきれいでおしゃれな住宅地に住みたいと思うものなのでしょうか。機能的に考えると、Ｒタウンの方が明らかに僕らの暮らしにはフィットしてるんです。あぁ・・・難産・・・。
では。

新築住宅をはしご

昨日、パナホームとダイワハウスの完成見学会へ行ってきました。
どちらも将来的に売る計画とのことなので、現実的な家でした。住宅展示場のモデルハウスよりよっぽど参考になります。どちらもなかなか素敵な家で、見ごたえがありましたよ。ただ、今回お伺いした最大の目的は、これまでお話しさせていただいた営業マンに貴社では建築しないことになりました、すみませんと伝えるためだったのであまり家ばかり見てもいられませんでした。
まずパナホームですが、一年後に売り払うディスプレイハウスとのこと。全体的にシックで大人っぽい感じのつくりでした。リビングに設置してあったプラズマテレビ（もちろんビエラ）の後ろの壁はクロスではなく粗削りのタイルでかっこよかったですし、寝室のクロスは基調は白系統のものですが１面だけクールでダークなクロスが貼ってありました。吹き抜けもかなり開放感のあるつくりで、よかったのですが冷暖房はまったく効かないでしょうね。光熱費が高くついてしょうがなさそうです。玄関ホールの床は大理石調のタイルでマーブル模様が結構家全体にマッチしてました。玄関収納も少しですがありです。もちろん外壁はキラテックタイルでメンテナンスフリーを実現。あなたの快適シティライフを創造します、というキャッチフレーズが聞こえてきそうですね。ひとまわり見せてもらった後、なじみの営業マンが笑顔で対応してくれました。丁寧に今回のディスプレーハウスについて説明してくれます。が。。。ちゃんと言わなければなりません。僕は木造住宅のとりこで、鉄骨住宅はもう頭にないと。うぅ、言いにくい、でも言わなきゃならん！エイヤッで切り出しました。以前お話していたときから色々と勉強したこと、勉強するうちに木に魅せられたこと、それ以外では家を建てないこと。がんばって言いました。パナホームを否定しないように言いました。営業マンはなんとか（表面だけかもしれませんが）理解してくれたようで、また何か参考になることがあるかもしれませんので来てくださいねと言ってくれはりました。あぁ申し訳ないっす。
続いてダイワハウスへのはしごです。車で１分も離れてない場所に建っています。さっきパナホームのディスプレイハウスで見かけた家族と一緒になりました。お互いヒマよのう。ダイワハウスにはいつも話している営業マンがいなかったので気楽に見せてもらえました。この家は新商品のＸＥＶＯという鉄骨外断熱住宅です。ダイワがやるやるとは聞いていましたがついに外断熱に手を出しましたか。といっても外断熱住宅だからこそできる吹き抜けやロフトがまったくなく、なんのための外断熱かわかりませーん。なんやコンセプトのわりには建築した建物は普通の住宅ですな。外断熱のメリットを解説したポスターが貼ってあったのですが、ヒートショックについて書いているのに添付されているサーモグラフィというんでしょうかね、あの温度の低いところが青く高いところが赤く表示されるプレデターの視界写真はおもいっきりリビングだけが赤くて、その他の場所は青かったですね～。その隣の従来のプレハブ（ほとんど真っ青）と比較してるんでしょうけど、これでは外断熱の恩恵をこうむっているとは言えませんなぁ。また、基礎や屋根の断熱について資料があるのかと思いきや、何にもありません。きっと床および天井断熱なんでしょう。ふぅー。いわゆる外壁だけ断熱材を入れてる偽者外断熱ですな。という印象しか持てませんでした。
しかーし！嫁さんがインテリアをえらく気に入ってしまいました。パナホームがシックでカッコイイ感じだったのですが、それに比べてダイワはさわやかなおしゃれさんって感じです。確かに白で統一された室内の装飾はおっしゃれーって感じです。さらにコの字のくぼみ部分にはウッドデッキがあって庭には芝生が素敵。これでもう嫁さんはイチコロです。今日はずっと僕を説得にかかってました。“あのダイワの家が売り出されたら買おうなー”悪魔のささやきで迫ってきます。
でもイヤなんです。僕はもう木造住宅のとりこなんです。しかもできれば外断熱住宅にしたいんです。これは譲れません。あまりこだわりのない僕はすぐに嫁さんに押し切られることが多いんですが、今回はそうは問屋が卸しません！建てたい家を、住みたい家を建てたいんです。確かにプレハブメーカーが作る家はおしゃれでそれなりの満足度を得られるでしょう。どれも平均点以上ではあるのですから。でもね、何十年というローンを組んで仕事にはりつけられて、そうまでして建てる家にあまり魅力を感じないなんて、そんな買い物イヤなんです。
僕は快適で幸せで健康で、家族が帰りたくなる家を作ります。だから妥協するつもりはありませんのです。

では。

自分の時間でこまっちゃう

今日は仕事でした。昼から２１：００までたっぷり働きました。がんばって稼がんと家建てられへんのでねー。しっかり仕事してまっせぇー！

ところで、１１時３０分に家を出たのですが、９：３０頃に嫁さんと娘１・２号が保育園のお友達とそのお母さんと一緒に遊びに行ったのです。息子は金曜から僕の実家に預けてる（親が面倒みたいと言ってきたからで、育児放棄してるわけじゃないっす）ので、つまり僕ひとりが２時間を過ごすという事態になってしまったのです。えらいこっちゃです。というのも、ずっと仕事か子守か嫁さんと話してるか寝てるかという生活を送っているので、いきなり自分の時間を与えられると、その時間をどういうふうに有効活用しようかと考え出して、焦ってしまうのです。他にもたっぷり自分の時間があればそんなことにはならないのですが、こんな好きなことをできるチャンスはめったにありません。ですので、何しよ何しよって焦りだして、結局以前録画しておいた映画を見てました。しかも途中で出かける用意する時間になって尻切れトンボで終わってます。ゆーても２時間ぽっきりでは読書か映画鑑賞かくらいが関の山なんですよね。

さて、明日は一日中子どもとべったりです。
明日は忙しいですよ。ミサワホームとダイワハウスとパナホームの見学会がありますからね。え！？プレハブメーカーは興味ないんじゃないかって？そのとおりです。僕らは見学会に行ったらもらえるプレゼントなんかを第一目的として行くのです。その次の目的として間取りや仕上げや設備で気に入ったものがあれば、自分の家のプランにそれらを取り入れる、いわば勉強のために行ってるのです。
そういえば先週末はセキスイハウスの見学会で、ちょっとした夏祭りみたいなことをやっていて、焼きソバ・フランクフルト・かき氷が食べ放題、ヨーヨーつり・わなげがやり放題となかなか楽しめるイベントをやっていました。でも肝心の見学した家は言葉が出ないようなさぶーい間取りで、これといった収穫はありませんでした。アーメン。
ところでダイワハウスから木造軸組みの外張り断熱の家が出るたとのＤＭが来ました。ほほー。おもいきったことやるね。ちらしではちょっとした紹介しかなかったので、明日はゆっくり見せていただいて報告させていただきます。
では。