”ばっきん”のブログ

日常生活中心のブログです。
平成28年9月から妻と息子、母の4人で暮らしています。

誰も小沢一郎を否定できなくなる。いよいよ民主独裁へ、、、

2009年10月02日 17時32分00秒 | 政治
「選挙の鬼だ」「ちょっと失望」小沢チルドレンが本音激白 (夕刊フジ)の記事に私は興味を引いている。
華やかな活躍を見せる鳩山総理や他の閣僚に比較して、小沢一郎氏の行動はちょっと違うなと感じてもいる。
すでに来年の参議院選挙の準備に取り掛かる小沢氏の執念のすごさこそが、民主党躍進の礎となったことは間違いない。
さらに、浮かれることなく追撃の手を緩めないその目標はあくまでも、民主単独での過半数議席獲得だ。
達成すれば、衆議院における与党連立は必要なくなる。
注目している点は、2人区でも2人を立候補させようとしていること。
うまくいけば独占、悪くても1勝1敗となる。
そして仮にこの1勝の候補が自分の考えに近い候補になれば、仮に鳩山氏が総理であり続けても、実権は小沢氏のものになる。
はっきりいって現在の民主党マニフェストは近い将来行き詰まりがくることだけは間違いない。
ただ10ヶ月さえもってくれれば、自民党を壊滅させることができるのだ。
事実上の一党独裁は、現実味を帯びてきたといってよい。
あとは、政策はどうでも4年間権力の座を持ちこたえればいいのである。
リベラルな自民党議員も民主に鞍替えするかもしれない期待もある。
実はここが一番大事なところで、権力の名の下に正義の中身は変わってくる。
最終的には最後まで残るであろう公明党と共産党をいかにつぶすかが課題となる。
そんなわけないだろうとタカをくくっていると大変なことになる。
大衆は、不満が堆積すると、自由から逃走するものなのだ。
自民党は、議席を減らしても、結束がまるで感じられず、党のアイデンティティも確立できずにいる。
民主党の議員は、「選挙の鬼」と誹謗すべきではない。
来年の参議院選挙を何が何でも勝ち抜こうとする小沢氏の姿勢を強く見習うべきである。

もちろん私はそうなってほしくはないことはいうまでもない。