自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

ALMARC (アルマルク)タイプ バーテープ(その1)

2020年09月06日 16時06分48秒 | パーツ
2020年に製作後40年を迎えるHOLKSのレストアを昨年夏ごろから始めようやくひと段落しました。
どうしても使いたかったパーツを根気よく探し、何とか見つけて取り付けることもできました。
自己満足以外の何ものでもありません。
他の人からすれば、「意味が分からない」と言われる話です。

一つは、ハンドルバーで CINELLI CAMPIONE del MONDO の旧マークいわゆる鉄仮面で浅曲がり #63 幅400mm
これがなかなか見つかりませんでした。
製作当初から使っていたのは深曲がりの#66、その後GIRO #64に交換し、浅曲がり#63の「Cinelli」へと変遷するですが、このロゴは時代が異なりどうしても旧マークが欲しかったのです。
国内のオークションサイトやフリーマーケット、海外のオークションサイトを時間をかけて探しました。
(探していたのは昨年です)

ようやく「それらしい」商品を「セカイモン」で見つけたのですが、詳細が分かりません。
質問コーナーで問い合わせしたのですが、回答は得られませんでした。
浅曲がり#63か深曲がり#66かは、この写真で判断するしかありませんでした。



手持ちの深曲がりと写真を比べ恐らくそうであろうと、確信が持てないまま注文をしたのです。

ひと月ほどして手元に届いたバーは、見事!探していたものでした。
右側バーエンドの刻印は、キズによって読み取れにくくなっていたため回答できなかったようです。


コメント (1)
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ブログ更新しました

2020年09月05日 15時01分23秒 | その他
随分とご無沙汰してしまったブログの更新です。
昨年の10月が最後なので11ヶ月も経過してしまいました。
「公私ともに忙しかった」ということはあるのですが、自転車に乗ったり、いじったりはしていたので更新しなかったのは言い訳にはなりませんね。
この間、コロナウィルスの影響で世の中は大変な状況になってしまいました。
一日も早く以前のような「日常」に戻ることを願っています。 

3~5月は、外出自粛で自転車に乗ることさえ負い目を感じる日々が続き、7月に入ると連日雨ばかり。
8月ようやく梅雨明けしたと思ったら今度は35℃越えの猛暑日。
乗れた日は、ほんのわずかです。

さて久しぶりに出かけたのですが、台風の接近により雲が出始めています。



当たり前に見えるこの風景も昨年、台風の影響で多摩川が増水・氾濫し、グランドの土が流され数ヶ月の間立ち入り禁止となりました。



近年の異常気象は、いつまた大雨を降らせ生活に影響を与えるかわかりません。
十分な備えを日ごろから心がけたいものです。

少し時期を外してしまいましたが、梨の直売所をのぞいてみました。



のぼり旗があったので期待してロッカーを見ると1個だけ残っていました。



昨年初めてしった「稲城梨」は無く「豊水」。
これはこれで美味しかったです。

ここ数ヶ月の出来事も含めブログをボチボチアップする予定です。
引き続きよろしくお願いいたします。
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オリジナル トップキャップ(ヘッドキャップ)

2019年10月06日 21時30分07秒 | パーツ
「トップキャップ」もしくは「ヘッドキャップ」と呼ばれるフロントフォークとステアリングを固定するパーツは、アルミ、カーボン、チタン、とどの材質のパーツを使ったとしてもそれほど機能や性能に差は感じられないものです。
それよりもライディング中、常に目に付くパーツなのでデザインに拘りたいもの。

私がこれまでDeRosa Titanio で使っていたのは、クリスキングのオレンジ。



キャップの淵に刻印があるのが気にっているのですが、オレンジカラーにちょっと不満。
赤が欲しくて探したのですが、最近のクリスキングは、刻印にも色がついているので全体がプレーンな赤に見えてしまいます。

DeRosaに合いそうと見つけたのは、ハート型に彫刻したこちら ↓



きれいなのですが、ハートのデザインが、DeRosaのハートよりもやや細め。
長く手元に置いたまま装着せずに温めていました。

最近、通勤電車の中でググって見つけたのが、オリジナルのトップキャプ制作工房。
富士彫刻工業所さん。
そこに自分だけのオリジナル デザインでお願いしてみることにしました。

さて、どんなデザインにしようか?

やはりDeRosa Titanioに相応しいデザインでなければ・・・


今年2月、「ハンドメイドバイシクル展」で「BIXIS」のセールスにDoriano De Rosa氏が来日されました。
Doriano氏は、DeRosa兄弟の2番目でTitanioの製作をご担当されたTitanフレーム製作のレジェンドです(と、私は思っています)。
数年前、DeRosaから独立して「BIXIS」を立ち上げ活躍されています。
出展ブースでの接客やトークイベントで忙しくされている中、私のTitanioの写真を見て頂きました。
「このフレームは、Dorianoさんの製作ですか?」(私)
写真をじっと見て「そうです」(Doriano)
そして、快く写真にサインをしてくれました。



私のTitanioは、Doriano氏本人が製作したものだとのお墨付きを頂いたのでそのことを(ちょっとだけ)アピールする意味も込めてデザインに取り入れました。




想像以上の出来栄えす。





ハートの形もちょうど良いバランス。



赤色がフレームのデカールとも合っていい感じです。
大満足のオリジナル トップキャップとなりました。


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READY STEADY TOKYO - 自転車競技(ロード) 東京オリンピック テストイベント

2019年07月27日 15時10分34秒 | イベント
東京オリンピックを1年後に控え、色々な競技でテスト大会が開催されるようになりました。
自転車ロードレースも7月21日(日曜日)武蔵野の森公園をスタート場所に開催されました。
今回は、その観戦レポートです。


今年の梅雨はいつまで続くのか・・・。
6月の中旬から毎週末に雨。
7月に入っても雨。
平日もどんより雲に覆われ、お日様が顔を出すことはほとんどなく、気持ちもどんよりの日々が続いていました。
雨が降るかもしれないけれど、少しだけでもロードバイクに乗ろうと出かけました。
走り始めると、ロードレースのテスト大会で交通規制があることを告知する看板を何度も見かけます。
明日が、その大会。

スタート会場は、普段ロードバイクで走っているコースのすぐ近くです。
国際大会を翌日に控えた会場はどんなものなのか、興味本位で寄ってみることにしました。

会場の武蔵野の森公園は、味の素スタジアムや調布飛行場といった広大な土地に隣接した公園です。



到着すると、すでに公園内の道路には、移動フェンスが設置されていました。







イベント会場の設営でしょうか。



こちらは、各チーム向けのテナント?



慌ただしく準備に追われているようでした。



当日の天気も曇り。
そして蒸し暑い!
こんなに自宅近くでロードレースが見られることはありません。
見に行くしかない!、です。

自転車で行って停めるところがあるか不安だったのですが、無ければ移動して迷惑のかからなそうな道路で観戦するつもりでしたが、幸い公園の中で停めることができました。
会場までの道路はすでに通行規制が始まっていて渋滞しています。
渋滞を避けて会場に到着。



遠くに見えるのがスタート会場。
恐らくイベントも開催されることでしょう。
(フェンスの左は、調布飛行場の敷地)

1時間ほど前ですが観客も徐々に集まっています。





観戦ポイント決めて後はスタートを待つことに。
人はどんどん増えています。



フェンスがクローズされ、通行も規制されました。



15分前告知のクルマがやってきました。



遠くでサッシャさんのMCの声も聞こえます。

ヘリコプターも2機飛来しています。

周辺がざわつき始めました。
大会関係車両やモーターバイクが数台通過します。

ブルーのニュートラル サービスカーも出ていきました。



ルーフに積んだバイクには、Shimano のロゴ。



シルバーのニュートラル サービスカー



ホイールを積んだモーターバイク



これまでバイクと走行ラインが異なり大回りをしてくる2台のバイク





「おうえん ありが とう」と、たどたどしひらがな文字。
なぜか急に胸が熱くなりました。



もう1台



この2台は、集団間のタイム差を知らせる役割のチームですね。


いよいよスタート!
集団本体の車列がやって来ました。







審判車 2





選手集団 登場!!



ここからは、選手の写真を連続で・・・

























選手通過後は、審判者1に続いて各チームのサポートが続々と通り過ぎます。
圧巻です。



このバイクはカメラマン



審判者1







そして最後は救急車。
それも3台。



公道を使っての国際大会が、これだけの関係者が関わって行われることに感動しました。
来年の東京オリンピック本番は必ず見に来ないといけないですね。


動画と写真を整理して気付いたのですが、ディスクブレーキの選手が思いのほか少ないということ。
専門誌では、ディスクが席巻しているように書かれていますが、これは広告掲出のメーカーの思惑によるものでしょうか。
まだまだリムブレーキが主流のようです。

そして翌日のスポーツ紙
さぞや大々的に記事になっていると思いきや、ほとんど取り上げられていませんでした。
一番大きな記事だったのが、スポニチ。
東京中日は文字だけ。
報知は、ゼロ。
もっともっと認知され盛り上がるといいですね。
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BB30 異音 と Praxis Conversion(コンバージョン)BB

2019年06月16日 16時31分39秒 | メンテナンス
ライド中の異音は、たとえ小さなものでさえ気になるもの。
乗る楽しさも半減してしまいます。
その原因を解消しようと試みるもののなかなか突き止められず、考えられるものをひとつひとつ対策しては、乗りに行くことを繰り返す・・・。
なんのために乗っているのか分かりません。

「シッティングでペダルにトルクをかけると「カチッツ、カチッツ」と異音がする」
以前も同じような症状が出て、BBをバラし、グリスを入れ直したことがありました。
ちょうど1年前のことです。
またか・・・。

異音がするのは、DeRosa Merak(2010年)BB30 カンパ ウルトラトルクを使用 
ネットを検索すると、「BB30 は、異音がする」との情報がたくさん出てきます。
何とか対策できないものかといろいろ調べてみると、
Praxis Works のBB30 Conversion BB For CAMPAGNOLO ULTRA TORQUE Cranks
にたどり着きました。
BB30 の内側にスリーブを入れ左右で固定するという機構です。
カンパ純血を守りたかったのですが、今回はこのPraxis コンバージョンに異音解消をかけてみることにしました。

まず用意するもの


ウルトラトルククランク用BBカップ締め付けスパナ これは、2本必要
プレスフィット BB30圧入
プレスフィット リムーバー
どれも特殊な工具でそう何回も使うものではありませんが、趣味の世界ですから・・・

今回交換する Praxis のコンバージョンBB


入っているのは

コンバージョンBB
ウルトラトルク用の波型ワッシャーとU字型のフック
(ワッシャーとフックは、カンパ純正ではなさそうです)

機構は

左のBBカップとスリーブが一体で、ネジが切ってある右側のカップを締め込むというもの

取説は


日本語版も用意されています

困っている日本人が大勢いるということでしょうか?

取説では、焼き付き防止剤を塗布するように指示されています

パーツには、ブロンズ色のグリスが塗られていたので、同系と思われる FINISH LINE のTi-Prepを使用することにします

さて、作業開始
まず、ウルトラトルククランクの取り外し


外してみると

グリスはしっかり残っています


グリスを取り除いてみても特に異常はなさそうでした

反対側

こちらも特に異常はなし

BB30 の取り外し

リムーバーをBBカップに当てて金槌でたたきます
まっすぐ当てれば問題なく取り外し可能
こんな単純な工具で外せるものなのか、とちょっと感動。

外したBB30

注意が必要なのは、BB下のディレーラー ワイヤーリードの取り付けビス
ほんの少し出っ張る(写真はビスを緩め頭を下げた状態)

いよいよ取り付け

カップ端部に焼き付け防止剤を塗布して挿入


ここまでは手で挿入


ここからプレフィットを装着


取説通りに、ゴム製OリングがBBに接触するところで止めます


右側カップを取り付け

1本のスパナで左カップを固定。
右側のカップを回転させて締め込みます

装着完了


クランク取り付け




無事取り付けは完了したものの、さて異音はいかに・・・


40Kmほど乗ったところ異音は全くせず、症状は改善。
異音の原因は、解消されました。
Praxisa 素晴らしい!

これでストレス無く気持ち良くライドに集中できます。










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