命光不動尊のブログ

貴方の知らない神道や仏教の教えが命光不動尊にはあります。

人生のコツ 感謝が大事

2015年08月23日 21時11分38秒 | ひと口法話

「人生は、ウナギのようなものである」と言われた方がおられます。

どういうことかと申しますと、ウナギは手で掴もうとしても、ヌルヌルとすべり指の間から

逃げてしまいます。指に力を入れて逃がさないようにすればするほど、ウナギに逃げられて

しまうのです。しかし、力をあまり入れずにうまくすると、ウナギを簡単に掴むことができるのです。

力を入れればいいというものではなく、何度もやってコツをつかむのです。

これは人生でも同じでしょう。人生のコツをつかめば、ウナギと同じように幸せが掴めると思います。

 

「幸せは喜び上手な人に行き」という言葉がありますが、これは「笑う門には福来る」ということばもあるようにおそらく事実でしょう。

喜ぶことが上手な人は、いつも何かに感謝しています。一方、不幸そうにしている人は、すぐに、

どこにいても些細なことに不満を言います。感謝することなんて、まず、めったにしないのです。

人間の感情が体に影響を及ぼすことはよく知られています。

例えば人から何か言われて「イヤだなぁ」と思うと、脳内にある毒性のあるノルアドレナリンというホルモンが

分泌され、逆に「嬉しいな」と思うと体にとても良い影響を及ぼすエンドルフィンというホルモンが分泌されます。

これは科学的にもはっきりと立証されているそうです。

どんなに嫌なことがあっても、いいように考えると、脳内には体に良いホルモンがどんどん出てくる。

逆にどんなに恵まれていても、怒ったり憎んだり不愉快な気分でいると、体に良くない物質が出てきます。

ですからすべてをプラス発想でとらえ、いつも前向きで生きていれば健康で若さを保ち、病気に無縁の人生が

送れるそうです。

 

本日は釣り名人の信者様に「チヌ」と「ガシラ」を頂戴しました。山主をはじめ当山全員は魚が大好きなので嬉しい限りです。

感謝感謝!ありがとうございます。

合掌

 

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利他(りた)

2015年08月23日 05時40分55秒 | ひと口法話

仏教に利他という言葉があります。

意味は、他人に利をもたらす、つまり人のためになることをすることです。

人間は誰でも自分が可愛いものです。しかし、だからといって自分の利益だけを

考えてはダメで、自分のことを忘れて人のために尽くすことが大切と教えています。

利他とはたとえば母親の心です。「己を忘れて」我が子のためにつくします。

その母親の心が子供に受け継がれて、それが兄弟のため、家族のため、友達のため、

みんなのためと、利他の心が広がっていきます。仏教ではこの心を持つことを教えています。

自分のことはさておいて、他人のために行動するタイプの人はまさに仏教で言う利他の精神の持ち主です。

合掌

 

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