何とかなるさ

一休さんのお話です。

いつも習字や絵をご指導いただいております一休先生のことではございません

 

一休さんは亡くなる時、弟子達に遺言書をしたためました。そして、

「このお寺がどうしようもなく困ったときに明けるように。それまでは絶対に開けてはならない」

と言い置きした。それから、何年かたって、そのお寺に大変な難問が起った。

そこで弟子達は相談し、ついに一休さんの遺言書を開封することにした。そこにはこう書いていた。

「心配するな、何とかなる」

 

なんとも一休さんらしいお話ですね。神仏は常に、その人に見合った最良の試練を与え続けてくれるそうです。

それは、自分で解決できないような問題が自分に起らないってことなのかもしれません。

何とかなるさという気持ちで試練を楽しめるくらいの心持ちが丁度いいのかもしれませんね。

残暑厳しいですね。

残暑厳しい毎日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

立秋も過ぎ、滝の水は日に日に冷たさを増してきており、日の入りも早くなって少しづつ

秋の気配を感じながらも、やはりまだまだ暑いですね。

夏の暑さで疲れが溜まった体や胃腸がこの残暑のせいで悲鳴をあげそうです。

皆様も体調管理しっかりとなさってください。

さて、本日もお盆供養の塔婆書きと佛器のお磨きで奮闘しておりましたが

ようやく、段取りがつきました。

明日は名古屋の信者様の法要と愛知県の信者様の法要がございます。

愛知県からは遠方にもかかわらず、御参りに来られます。道中安全で

ご来寺ください。お待ち致しております。