【パンサラッサ】やっぱり選ばれるんじゃないのかな？？

来週中には登録馬に関する何らかの情報が出るはずなので、それからゆっくり考えた方が良いだろうとは思いますが、どうしても気になってしまうパンサラッサのサウジカップ出走可能性について考えてみました。

以下は、サウジカップに予備登録されているであろう日本調教馬と主な海外の強豪馬について、現時点での国際レーティングをまとめたものです。（間違っていたらゴメンナサイ）

 

レーティング　馬名　（調教国 / 父名 / 主な戦績）
123 テイバ（米/GunRunner/22年サンタアニタダービー他）
121 カントリーグラマー（米/Tonalist/22年ドバイワールドC他）
121 ホットロッドチャーリー（米/Oxbow/22年ドバイワールドC・2着他）
121 パンサラッサ（日/ロードカナロア/22年ドバイターフ他）
120 エンブレムロード（サウジ→仏/Quality Road/22年サウジカップ他）
119 ジオグリフ（日/ドレフォン/22年皐月賞他）
118 ジュンライトボルト（日/キングカメハメハ/22年チャンピオンズＣ他）
117 カフェファラオ（日/American Pharoah/21,22年フェブラリーS他）
117 テーオーケインズ（日/シニスターミニスター/21年チャンピオンズＣ他）
117 クラウンプライド（日/リーチザクラウン/22年チャンピオンズＣ・2着他）

 

レーティング的に見ると、パンサラッサはテイバ（22年BCクラシックでフライトラインの3着）に次ぐ121で、昨年ドバイWCの覇者カントリーグラマー、同2着のホットロッドチャーリーと同格、昨年サウジカップの覇者エンブレムロードより上位になります。つまり、国際G1ドバイターフを勝った実績、121を獲得した天皇賞での走りは海外で高評価、大注目なんですよね。

その上で、他の日本調教馬たちとの比較になりますが、単純なレーティングでは119のジオグリフ、118ジュンライトボルト、117カフェファラオ、117テーオーケインズ、117クラウンプライドはいずれもパンサラッサより格下です。

芝路線の2頭に絞って考えれば、パンサラッサはレーティングでも印象でも国際的には（3歳限定Ｇ1皐月賞勝ちのみの）ジオグリフより上でしょうし、さすがにパンサラッサを差し置いてジオグリフが選ばれることはないんじゃないかと思います。日本国内での人気とか評価って、海外ではあまり（全然？）関係がないですしね。

ダート路線の馬たちについては、優先権持ちのジュンライトボルト以外の比較になりますが、どの馬もレーティング117で並んでいて一筋縄では行かない感じ…。ただ、G1未勝利のクラウンプライドがやや厳しいとすれば、カフェファラオ、テーオーケインズの二者択一になり、その場合は、ここ1年の勝ち鞍がJpn1とG3しかないテーオーケインズよりG1フェブラリーS勝ちのカフェファラオの方が上じゃないかと…。何と言いますか、Jpn格付けのレースは国際的にはアレなので、そもそも比較が難しいんですよねぇ。

ということで私の結論としては、サウジカップに日本から2頭選ばれるとしたら、優先権持ちのジュンライトボルトとパンサラッサ、もう1頭選ばれる場合はジオグリフとカフェファラオの争い…という感じじゃないかと思います。

これはダート路線の馬たちには厳しめの想定なのかもしれませんが、実際、レーティング121以上の馬は世界でも少数（139 Fligitline、135 Baaeedといった引退馬を含めて現在26位）の大スターたちですから、路線、カテゴリの違いがあるにせよ、121のパンサラッサが117の馬たちに逆転されることはないだろうと考えています。

以上、またまた勝手なことを書いてしまいましたが、勝手な想定であってもそんなに外れていないんじゃないか？という気もしています。もちろん、結果はわかりませんが、現時点ではサウジ→ドバイルートの大船に乗った気持ちでいようと思います(^^ゞ