とりあえず一口馬主の楽しいこと

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【キングエルメス】見直される母ステラリードの素晴らしさ

2021-06-30 05:25:32 | キングエルメス

キングエルメスが新馬勝ちをしたことで、『母は函館2歳Sを勝ったステラリード』という言葉を何度も目にする機会がありました。ステラリードはかつての出資馬であるだけでなく、初期の広尾TCに重賞勝ちをもたらした、クラブにとっても間違いなく功労馬。その馬が無事に牧場に入って多くの仔を生み、その仔に出資をして再び勝利の美酒に酔う…。考えてみれば、これほど贅沢な経験ができたのは本当にラッキーでした。

改めて、キングエルメスの勝利によって、ステラリードの名前が取り上げられて本当に嬉しいです。そして、これからもパラスアテナやカイザーノヴァ、ステラリード’20も含めてまだまだ産駒は勝ち星を重ねるでしょうから、ステラリードのサクセスストーリーはこれからが本番と思っておきます(^^)

気分が良いついでに、キングエルメスと初めて会った2019年6月の記事を検索しましたので、当時のことを思い出しつつ、その全文を掲載しちゃおうと思います。また牧場を訪れて、木村さんのお話を直接聞き、当歳や1歳の馬たちに会う機会がくると良いのですが、それはまだ当分難しそうですねぇ(^^;)

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2019/6月 北海道牧場見学報告 ~2019年産馬編(1)~
今回からは2019年産馬、つまり、今年生まれたばかりの当歳馬たちを紹介します。
ただし木村さんによれば、「現時点で当歳募集の話は具体的になっていない」そうですから、果たして近々募集があるのかどうか、どの馬がラインアップされるのかは全く分からない状況だという事です。
今から紹介する馬たちについても、あくまでもその前提でご覧頂くことになりますが、例によって馬のチョイスは木村さんにお任せ。 木村さんが、「クラブから募集になるとしたらこのあたりかな?」と感じている馬たちを見学させて頂きました。

それでは早速、まずはステラリード'19、ロードカナロアの牡馬です!








木村さん曰く、「18年産がパワータイプとすればこちらはスピードタイプ、やはり、放牧地でもかなり目立つ存在です。これだけの馬であれば、セレクトに持っていっても見劣りしないでしょう…」って、いやいやセールで売っちゃダメですよ(^^;)
冗談はさて置き、この馬に関しては木村さんが、「是非見てください」と厩舎の通路を歩かせてくれました。
まだ当歳ながら、一頭でしっかり歩けるし、身体の動きがすごく柔らかく、脚捌きはまっすぐで滑らか。 「歩きもそうですが、放牧地での走りも軽くて綺麗です」と非常に高く評価をしておられました。
18年産もかなり目立つ馬体でしたが、19年産はすでに走る馬のオーラというか、特別な雰囲気すら感じました(^^)

にしても、ステラリードはモーリスの牡馬に続いてカナロアの牡馬と、二年続けて勝負産駒を生んだことになります。 もちろん17年産のルーラーシップ牝馬にも頑張ってもらいたいですが、タイプの違う牡馬2頭には、ハッキリと重賞制覇を意識して欲しいなぁと。。(^^;;
特に19年産は勢いのあるカナロア産駒ですから、木村さんが「この時季にして母の前を軽快に走ることができる」と仰る持ち前のスピードを活かし、古い会員にとって特別な馬であるステラリードの名声を高めてくれたら最高です。
当歳募集か通常募集か、いつ頃募集かは別にして、私の気持ちの中ではすでに出資予約を完了しています(^^;;

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いやぁ、我ながらこっ恥ずかしくなるほど惚れちゃってますねぇ。。(^^ゞ

でもまあ宣言通りに出資ができて、オマケにその馬がデビュー戦を勝って、母ステラリードの名前にもスポットが当たったのですから、ここまでは怖いくらいに『めでたしめでたし』ですからね。この先はどんどん相手も強くなり、簡単に勝つワケにはいかなくなりますが、とにかくこの調子で、無事に、長~く活躍して欲しいと思いますm(_ _)m

最後の一枚は勝利の美酒。これからキングエルメスは何度もご馳走してくれるだろうなぁ…などなど、いろいろな意味で今後が楽しみで仕方ありません(^^)

 


スポーツ報知『【2歳新馬】余力ある勝ちっぷりキングエルメス、ゆったりした身のこなしで距離延長に対応可能』
【6月26日・札幌5R、2歳新馬、芝1200メートル、良馬場=8頭立て】
◆キングエルメス(牡、栗東・矢作芳人厩舎、父ロードカナロア、母ステラリード、母の父スペシャルウィーク)480キロ、馬主=広尾レース、生産牧場=木村秀則
【血統】母ステラリードはデビュー2連勝で09年の函館2歳Sを制した重賞勝ち馬。半姉パラスアテナ(父ルーラーシップ)は秋華賞4着、紫苑S2着。半兄カイザーノヴァ(父モーリス)はデイリー杯2歳S5着、朝日杯FS8着。
【レースVTR】スタートを決めて、ハナを主張したカルネアサーダをマークする形で2番手へ。道中は手応え良く運び、4コーナーで先頭。直線もしっかり伸びて、最後は流す余裕のある勝利。勝ち時計は1分9秒2。
【コメント】坂井瑠星騎手「この血統らしい、いいフットワークでした。競馬のセンスもいいですし、まだ抜け出して遊んでいる感じで、これからが楽しみです」
【将来性】★★★★ ※内の馬を行かせて2番手で収まるレースセンス、余裕をもって追走できるスピード、最後まで勢いを保って伸び切る脚力は重賞で戦う兄姉と同等の高いポテンシャルを感じさせた。ゆったりした身のこなしで1200メートル限定の馬ではないだろう。(一部抜粋)


 


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6 Comments

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Unknown (だっくん)
2021-06-30 08:43:52
やはりステラリード仔が活躍するとうれしいです。
ステラリードの募集の時に目がきれいだったので出資を決めましたが、エルメスくんも当歳の頃から目がきれいですね(^o^)
是非重賞さらにはその上までの活躍を期待したいですね(*^_^*)
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Unknown (ジャック)
2021-06-30 09:57:34
エピファネイアと
父・母父が共通している
A zさん命名のステラバレットを
きっかけに始めた一口馬主
(蓋を開けるとかなりの弱小クラブ^^;)

きっかけとなった馬の
弟や妹が素質を開花していくのは
非常に気分が良いです^_^
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Unknown (Az)
2021-06-30 10:39:41
>だっくんさん

やはり、かつての出資馬の仔には特別な思い入れがありますよね!
そう言えば、キングエルルメスは深くて意志の力を感じる瞳をしていたと思います。
まあ、今は何でもプラスに思えてしまうんですけれど(^^;
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Unknown (Az)
2021-06-30 10:45:50
>ジャックさん

いやぁ、すっかり引きずり込んでしまったみたいで恐縮です(^^;
ステラバレット、懐かしいです。
中央では全然でしたが、地方では頑張ってくれたようですし、とても思いで深い一頭です。
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Unknown (サイモン)
2021-07-01 01:59:10
スピード能力が傑出した感のあるキングエルメスですが、皆さんも仰る通り走る馬は良い目をしています(*^^*)
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Unknown (Az)
2021-07-01 04:05:49
>サイモンさん

不思議なものですが、確かに目はひとつのバロメーターになりますよね。
そう考えると、やはり馬は直接見ないといけないなぁ(^^ゞ
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