去る10月26日から27日にかけて、立憲民主党自治体議員ネットワークは、宇都宮市の政務活動調査を行いました。両日の参加者は延べ43名で、北は北海道、南は香川県の自治体議員が参加しました。
10月26日、「住めば愉快な宇都宮」宇都宮ブランド戦略
「宇都宮=餃子」が定着していますが、宇都宮餃子はそもそも無名で、市民と行政が一体となったブランディングの成果でした。それらを網羅するブランド戦略を推進し、「移住・定住」に繋げています。
宇都宮を「好き」及び「街の魅力を感じている」住民は7年連続で90%を超えており、「愛着」を持つ市民がとても多いことが特徴でした。住民が街を好きでいることは、移住・定住を進める為に大切で大きな強みです。30代子育て世代をターゲットとし、女性の視点で住みやすい街を目指しています。
10月27日、LRTを活かしたまちづくり
栃木県議会では、平成29年度から令和2年度の五度に渡り、LRT整備費に対する県補助金83億円について、市民合意不足や地域公共交通全般に対する不公平感を払拭出来ないとの理由から修正予算案を提出しました。参加者からは、修正予算案提出の大変さや、宇都宮市議会によるさまざまな政策提案に対する評価をいただきました。
LRTは、去る8月26日に開業し、国内では75年ぶり、新設による整備は国内初です。開業1か月で42万人が乗車しました。参考までに、乗降客の需要予測は段階的となっており、令和5年8月から令和6年8月までは、平日13,054人、休日4,518人、令和6年9月からの一年間は平日14,686人、休日5,083人、令和7年9月からの一年間は平日16,318人、休日5,648人と設定されています。
宇都宮市が目指す都市構造は、ネットワーク型コンパクトシティであり、各地域拠点に便利な施設や住宅を誘導し、各拠点間を交通ネットワークで結びます。財政健全度、住みやすさ、共働き子育てしやすい街等の指標で常に全国トップクラスである利点を生かし、まちの活気と人の元気を創出することを目指しています。
研修会終了後、芳賀・宇都宮LRT「ライトライン」に乗車しました。バリアフリー対応の車両で、地域の高齢者も含めた多くの乗客が利用している開業1か月の現状を肌で感じる事ができました。
二日間の大変貴重な政務活動調査となりました。今後の議会活動にしっかりと活かして参ります。
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