「まっちゃん」日記~「市民が主役の鹿沼」をめざして

「市民が主役の鹿沼をつくる」ことを目指して、私の所見や活動近況等をお知らせさせていただきます。

クレーン車事故7年に想う。

2018-04-19 09:12:48 | Weblog
昨日は、平成23年4月18日朝、鹿沼市樅山町地内の国道293号において、12トンのクレーン車による児童6名の死亡事故が発生し、7年となった日でした。先輩県議から夜電話をいただきましたが、夕方のとちぎ640でも放映され、私も現地にいるところが映っていたそうです。私は昨日児童のご遺族のご家庭を訪問し、ご挨拶をいたしました。本日の新聞にも納骨の記事が掲載されていましたが、ご遺族の心境等も直接伺ってきました。あるご遺族の方からは、被害者支援センター監修の「証」という小冊子をいただき、ご両親の寄稿した記事を拝見しました。刑事裁判にて裁かれた被告人は「自動車運転過失致死傷罪」で最高懲役7年の刑に処分されましたが、間もなく7年の刑を終え、社会復帰を迎えます。「罪を償うのは社会復帰してから」といったご遺族ご家族の想い、とても重いものでした。7年前の事故を受け、ご遺族の皆様が中心となり、署名活動を行い、法務大臣、国家公安委員長宛に約20万筆の署名を届けました。その後、道路交通法改正、自動車運転支障処罰法新設がされました。特に、改正道路交通法に基づく、自動車運転免許適正に向けた窓口相談の対応は、県内全ての警察署に設置が進みました。「命」が失われること、それは、その個人の未来が失われること、ひいては個人の可能性が失われることになります。私は、あの当時のことを今でも鮮明に覚えていますが、失われた尊い命を大切に思い続けていきたいと思っています。ご遺族にこれからも寄り添い、行政が行う交通安全対策に対し、県議として、これからも適切に提言や対応をすることが出来るよう、頑張っていきたいと思います。
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