「いい質問」が人を動かす
質問を変えれば、部下が突然働きだす。子供が急に勉強を始める 新聞の本の広告は薬の広告に似ている。でも気になる✿いい質問が人を動かす 著者は弁護士・谷原誠
♦ 「命令」を「質問」に変えると部下が突然働きだす
♦ 質問に「仮に」をつけると営業成績が伸びる
♦ 子供が急に勉強を始める「魔法の質問」
♦ 人生を思い通りに変えられる「自分への質問」
「自分への質問」で「人生が思い通りに変えられる」なら試してみたい。残り少ない私の人生を。取りあえず短歌で試してみよう、すでに私は短歌で度々質問している。
「問いかける短歌」五首 松井多絵子
♠ 物干しにゆれにぞゆれるワイシャーツ、男はそんなに迷うのですか
迷っている男は魅力的だ。貴方はソクラテスの子孫ですかと訊きたくなる。
♠ なぜ癌になったのですかと妹の主治医に問えば「さあ、ねえ」と応える
中年の医師は私の幼い質問に戸惑っていた。あの病院の長い廊下で。
♠ この辺りですか額田王がロングドレスで散策したのは
山野辺の道を案内してくれたガイドさんは東京の若い人、私の質問に戸惑っていた。
♠ カセットのダミアよ「暗い日曜」を火曜に聴いてもかまいませんか
応えるられない故人の歌手に話しかける、「日曜には貴女の歌は聴きたくないの」
♠ パンのみに生きているのか私は食べながら世を嘆いているのか
やはり私は動物なのだ。いまも昼餉のことを考えている。「ラーメンにしょう」などと。
私の歌には質問する歌がかなりある。でも「いい質問」はあるだろうか。
10月13日 松井多絵子
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