女性のリーダーを
☀女が強くなったのではない男らが仔猫のようになっただけです 松井多絵子
「世界に遅れる女性登用」という本日朝日朝刊の見出しが気になる。金融情報頁の小さな見出しだが、このコラムは経済人、学者ら社外筆者が執筆している。私は政治や経済に疎いのをさほど恥ずかしいとは思っていなかったが、近頃は知らないとこの世から落ちこぼれてしまいそうな気がする。取りあえず新聞を丁寧に読むように心がけている。
本日☀「経済気象台」より
「女性の政治リーダーが次々に誕生している。5月に台湾の蔡英文総統、6月にイタリア・ローマのラッジ市長、7月に英国のメイ首相、そして東京の小池百合子知事。欧州では女性の財界リーダーも目立つ。イギリス、アメリカ、フランスなどの財界で活躍している女性たちはその能力や資質を越えた社会のうねりを感じると言ったら言い過ぎだろうか」
「日本は世界経済フォーラムの男女格差を測る指数で145か国中101位。主要7か国の
(G7)では最下位だ。政治参加104位、経済分野106位。管理職での格差が大きい。
日本はいまだに男社会か。男の仕事に口をだす女は嫌われがちだ。可愛いい女を男たちが気に入る。女も男に好かれた方が苦労しない。つい男の機嫌をとる、何よりも結婚したら子育てが女性の負担になる。さらに親の介護も。
阿倍政権は女性活躍を推進すると言っている。確かに上場企業の統治指針には「女性の活躍促進を含む多様性の確保」が盛り込まれている。しかし企業の意思決定レベルにおける男女比率の公表などは盛り込まれていない。成果を上げた先行例の知見取り込む動きが欲しいところだ。(象)
☀ もし我にリーダーシップがあるならば早く知らせてあげたい我に
9月14日 松井多絵子