・・・・ 短歌に英語の熟語を ① ・・・・
四年後の東京五輪までに英語を、とりあえず英語四字の熟語を短歌に→
♥ 不老不死eternal youth あかときの夢の出口にわれは近づく 松井多絵子
9月1日 ☀折々のことば 鷲田清一 より
私たちが自分の人生と思っているものは、だれかによって見られている夢ではないだろうか。 木村敏
「私」は人生を主宰するものではない。「私」は人生という劇を演出する者というよりはむしろ、そこに出ずっぱりの役者なのだろう。「いのち」とでも言うほかないものが「私」を一登場人物とする物語を編んできたのだとすると、そこにほころびや矛盾が見いだされてもそれなりに合点がゆく。精神科医の 「時間と自己」から。
「私の人生は誰かによって見られている夢」だと思えば気が楽になる。「私の女の一生」は誰かが書いた脚本を私が演じているにすぎない。深刻に生きなくていい。「私」を少し離れて生きればいいではないか。「充実した私の人生を」などと気負うから自己愛がエスカレートする、他者との関係が競争になり、ぎくしゃくする。あまり自分と仲良くしないことも、この世を楽しく生きるコツかもしれない。
♥ 夢の出口に来てふりむけば不可思議なmysterious青の火星の夕焼け
9月2日 松井多絵子