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小4が仏女新聞を発行

2013-09-13 14:11:19 | 歌う

        「小学4年生が❤仏女新聞❤を発行」

 からだがだるい。朝起きるのも、学校に行くのもめんどくさい。授業中も気が散って身が入らない子供たちの「夏休みボケ」の症状である。 これは9月13日の「天声人語」のはじめの5行。

 天声人語さま  今日の2面「ひと」をご覧になりましたか。「仏女新聞」を発行する小学4年生」。
「仏像の魅力を同級生にも伝えたい」と壁新聞を教室に貼る元気な女の子もいますよ。

 飯島可琳さん(10歳)は、小1のときの遠足で、近鉄奈良駅前の広場にある、奈良時代の高僧・行基の銅像に会ったのがきっかけで寺巡りがはじまった。「大人になれば読める」と両親が専門書を買ってくれ、仏像の知識は十分蓄えている。教室に壁新聞を貼り始めたのは1年前。今年の4月号では▲鎌倉時代の運慶の像を「今にも話しかけてきそう」と評した。この8月号で通算12号。

 「いろいろな人の信仰や祈りが集まると仏像はいきいきしている」と書く可琳ちゃんが十歳とは。
生まれてまだ10年でこんなに成長するなんて。私のこの十年はなんとお粗末だったこと。

 可琳ちゃん  私も仏像が好き。奈良も大好き。

❤飛鳥寺千三百歳の大仏に見下ろされいてしばし黙祷
                       歌集『厚着の王さま』より

      9月13日  秋の奈良の「山の辺の道」を想いながら  松井多絵子