関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

♬初心者ジャズピアノ教室♬

場所はさいたま市見沼区の自宅。コードや簡単な耳コピの仕方など、それぞれの方のレベルに合わせて、丁寧に教えます。珍しいヤマハの木目グランドピアノで、好きな曲を弾いてみませんか?左の「メッセージを送る」からお問い合わせ下さい。

今日の「月夜」にレ・フレールが!

2007年02月26日 18時19分07秒 | 音楽
日テレの夜10時からの番組「極上の月夜」に、レ・フレールが出ます。もちろん録画です!最近テレビでよく観るレ・フレール。先日のNHKのピアノの番組では、オープニングとエンディングに演奏していましたし、少し前の「題名のない音楽会」では、ピアニスター・HIROSHI(同じ名前だし向こうもグラサンだけど、ちょっと、いや、かなり違う!)などと、ピアノで大喜利をやっていて、とても面白かったです。テレビでピアノの番組といえばレ・フレール。う~ん、すっかり売れっ子。

きのうTRIXのSTAGEAの楽譜を注文してみました。STAGEAがあるわけではないのですが、CDとライブで販売するTシャツなどのグッズ以外で、一般に手に入る初めての「TRIXグッズ」、買わないわけにはまいりません。(買った方のブログを見たら面白そうな内容だったので・・・)あと、最近リンクを貼らせていただいたakiさんという、音楽大好きな方のブログを読んでいて、やっぱりもうちょっとジャズと向き合わなくてはいけないかな~と思い、「オスカー・ピーターソンのジャズ・ハノン」という本を一緒に購入してみることに。ジャズ・ピアノは大好きだけれど、勉強が大嫌い。勉強をしようとすると、弾くのがイヤになってしまうタイプなのです。だからジャズの理論は全くのちんぷんかんぷん。でも先日のピアノの番組で、上原ひろみさんが故郷の静岡を想って作った「Greentea Farm」という、それはそれは素敵な曲を弾いていて、ジャズの奥深さを改めて思い知った・・・ということもありました。ジャズ・ハノンだから、練習曲集なのだと思いますが、これを練習してもう少し楽譜にも慣れなきゃな・・・と思っています。

FantomX6がゴールデンタイムに!!

2007年02月24日 16時51分52秒 | 音楽
きのう夕食が終わってテレビをつけたら、Mステをやっていたので何気なく見ていました。ちょうど「JYONGLI」という韓国アイドル(と思ったら大阪出身の子でした、名前は「ジョンリ」と読むらしい)が歌うところでした。そこではたと思い出したのが、最近デビューした韓国アイドルが、CMでFantomX6を弾きながら歌っているのを見たことがあって、もしかしてその子?と思って見ていたら・・・。正解!思いっきり傾斜をつけたスタンドにセットしてあったのは、まぎれもなくRoland FantomX6でした!わ~わ~
ただ、息子が鋭いツッコミを。「液晶のライトついてないね」うん、確かに。
ダンナさまが言うのです。「Fantom使ってるミュージシャンって見たことないな」と。私も今までに西脇さん以外で使っている人をほとんど見たことがありません。いいシンセなので、もっと使う人が増えるといいな~。とりあえずJYONGLIは応援したいと思います。同じ大阪出身だしかわいいし。

関西ネタをもう一つ。紀香と陣内の結婚、関西人にとってはうれしい出来事でした。紀香となれなれしく呼んじゃうのは、昔「クイズ紳介くん」の司会をしていた頃から知っていて、東京で女優として出だした時は「あのアシスタントの紀香が?!」とびっくりしたものでした。また陣内は漫才コンビ「リミテッド」の頃から知っていて、やはり東京に進出したときは驚いたものでした。昔から関西でよく見ていた2人だったし、週刊誌によると陣内は、紀香の厳しいお父さんにも認められた好青年なんだそう。最初はびっくりする取り合わせだったけれど、今では何だかすごくうまくいきそうな感じがします。末永くお幸せに

KK JAM ~TOUR FINAL~ @BAJ 2007.2.20

2007年02月23日 00時10分17秒 | 音楽
ここのところライブに行く日に限って体調が悪いことが多かったので、久し振りに体調万全でのぞむことができました。ただ気になるのはお天気。どうも私がライブ参戦の日は、昨年秋頃から雨が多いです。この日も夕方はやんだものの、日中と帰り(夜中)に少し降ってました。雨女なのか、私って・・・。

それはさておき、写真はデザートの「苺のミルクレープ」。いつもは7時くらいに行くのですが、開店の6時にjunkoさんとお店で待ち合わせにして、初めてガラガラの店内に入りました。1時間半もあればオードブル、メイン、デザートくらいは食べ終わるだろうと思っていたら、そうでもなくて、結局デザートは1stステージ終了後の休憩時間に出てきました。(大急ぎで食べるよりちょうどよかったです)ナッツがいっぱい入ったアイスクリームも美味しかった

またまたさておき、ライブです。

1st:
1.Wind It Up
2.Groove Jam
3.Kool Tune
4.Obsession
5.Tune Req
6.Duration

2nd:
1.新曲2006
2.新曲2007
3.Summer Time(冬バージョン)
4.Walk'in
5.Funky D Town

Encore:
Moment


この日の御三方の衣装はグレー系で統一されていました。窪田さんは定番のシャツにジーンズ姿。一番前、ちょうど窪田さんの右ななめ後方の席だったので、指使いや足使いはバッチリでしたが、演奏中の表情はほとんど見えませんでした。それにしても今までBAJで7回窪田さんを拝見しているのですが、ほとんどが最前列の特等席。う~ん、ぜいたく・・・。これだからBAJはやめられません。
「Wind It Up」からカッコよくスタート。1stステージはアルバム中心でしたが、中でも今回よかったのが窪田さんの「Kool Jamming」からの1曲「Kool Tune」でした。初めてKK JAMのライブに行った2005年の9月以来でしたが、MOTIFのピアノの音も良かったし、KK JAMの男臭さ全開の曲調の中で、やっぱりメロディアス系もちょっと聴きたいかな、と。1stラストの「Duration」、毎回どんどん早くなっていくような・・・。

2ndステージ最初は10月のライブでも披露された新曲。パーカッシヴなオルガンでのイントロが印象的。続いても16ビートでとても小粋なオルガン・サウンドの新曲でした。(勝田さんが「新曲2007」と紹介していたけれど、去年やってました!)3曲目には何と、ジャズのスタンダード「Summer Time」を、乾いたドラムマシーンの音に乗せて。もちろん窪田さんのアレンジ(KK JAMの曲はほぼ窪田さんのアレンジなんでしょうかね)ですが、それはそれはシャープというか、よくトリオ・ジャズで演奏される雰囲気とは全く違ったイメージでした。コード進行さえ合っていれば何でもアリ!なところがジャズの魅力で、いかに原曲と遠いアレンジができるか!ということも、ジャズの面白さだと思うのですが、そういった意味で非常に期待を裏切ってくれる、ステキな「Summer Time」でした。ありきたりなコードでなく、一度聴いたくらいでは覚えられない・・・。ほんと、勉強になります。流石「窪田宏」!!
勝田さんの「石川vs足」との表現も笑えた今回の「Walk'in」も、超早でした。何と今回、特別に「足カメラ」の他に「足ライト」まで付き、ブルーに美しくライトアップされた窪田さんの足が、タップダンスのごとく小刻みに動いていく様子が、スクリーンに映し出されていたようです。
テンポ582(ホント?!)の足技コーナーも終わり、とうとう最後の曲。タイトルはそのように聞こえたのですが、「D Town」が「T Town」だったりするかもしれません。こちらは10月のライブの早朝に出来上がった窪田さんの新曲で、D-DECKのブラス系の音が冴える、ファンキーでノリのいい曲です。今回のライブで演奏された新曲3曲ですが、どれも前回より洗練されていて、すっかりKK JAMカラーになっていました。ぜひとも新しいアルバムに収録していただきたいです。「Moment」がアンコール曲として演奏されて、千秋楽も無事終わりとなりました。

相変わらず、というか、今回は特に勝田さんのトークが冴えまくっていた気がしました。(もちろんサックスもとてもステキでしたが)勝田さんが口を開けば、大爆笑の連続!もちろん窪田さんという相手があっての面白さなのですが、もうこれはほとんど漫才です。下関で窪田さんにふぐをおごってもらった時の話や、神戸のライブの日が藤原紀香と陣内の結婚式の日だった話や、2枚目のアルバムを出すのにTBSのドラマの有名な曲を入れるとなると、水戸黄門?「窪田さん、弾いて」といったやりとりなどなど。もううらやましいくらいに面白い!サックスは吹けないので、勝田さんからはトークを盗みたいと思います。そして席の都合上、今回は石川さんがほとんど見えませんでした。でもドラムの音はやっぱりシブイ。KK JAMのドラムはゼッタイ石川さんでなくては。
そしてこれはいつも書いていることですが、やっぱり窪田さんの演奏はかっこいいです。人間技ではないです。そして手がきれい!キーボーディストは手が命なので、私もきのうからクリームを3回ぬって、それから手袋をして寝ることにしました。(クリーム1回ぬりより朝の感じが違いました)そして足。左足は当然のことながら、私がいつもびっくりするのは右足。一番右にMOTIFのサスティン・ペダルがあって、その手前にフット・スイッチがあり、その辺をパッパッと踏みながら、前のエクスプレッション・ペダルも操作し・・・。もうほんとすごいです。神技です。そして曲の間では何事もなかったように笑顔でのトーク。演奏ももちろん観たいけれど、あの笑顔が観たくて、今年も通ってしまいそうです。とりあえず今のところは4月のTRIXでまたお目にかかれると思うので楽しみです。イクスピアリではお顔の見える席を取ろっと。

KK JAM & BAJ 最高~♪

2007年02月21日 01時08分12秒 | 音楽
お客さんもたくさん入ってメンバーのみなさんのご機嫌もうるわしく、ツアー最終日ということもあり、昨年10月のとても熱の入ったライブを思い出させる、最高に盛り上がったライブでした。やっぱりKK JAMはカッコイイ!!ヒュ~ヒュ~!そして勝田さんは面白い!座布団5枚!

そして今日は初めてBAJのディナーをいただきました。(タダ券で)いろんなものがのっていて、見た目も味もとても美味しかったです。写真はオードブルの「牛肉のカルパッチョ」。たくさんの種類の中から選べるので悩んでしまいました。
いつもは軽くファストフードなどで済ませてからお店に行って、とりあえず飲み物だけ飲んで、という感じでしたが、今日はおいしいお料理とお酒、そして音楽と、最高の取り合わせで、やっぱりライブに行ったらそのお店でおいしいものを食べるのもいいな、と思いました。

さて肝心のライブについてはまた後日ゆっくりと。とにかく10月に演奏された新曲が、どれも洗練されてかっこよくなっていたんです!う~ん、やっぱり窪田さんはすごいしかっこいいしステキです。


素晴らしいものを見つけました

2007年02月18日 12時28分22秒 | 音楽
まず一つめはBRIAN SIMPSONのHP。ライブの動画も観られるのでぜひどうぞ。もちろんDAVE KOZも吹いてます。(たぶんDAVE KOZのライブのようです)

もう一つはさいたま市にほど近い伊奈町という所にある、埼玉県県民活動総合センターなる場所で行われる「佐山雅弘クロニクル」というコンサート。近くの公民館でこのパンフレットを見つけました。3月3日の土曜日なので、お子ちゃまを家に置いて行ける!でも下の子はママっ子なので、本当はお留守番は、彼女にとってあまりうれしいことではないのです。だから行けるなら行きたいライブはいっぱいあっても、かなり厳選しているつもりです。
佐山さんはジャズピアノのベテランで、PONTA BOXなどにも参加されていたそうなので、一度は聴いてみたい方。しかも場所が県内でとても近いし、「ピアノ・ソロからフルバンドまで」というキャッチコピーにも惹かれるものがあり、行ってみたい・・・でも来週にはKK JAMもあるし・・・と悩みながら、パンフレットの裏をよ~く見ると・・・。

何と!保育サービスの案内が書いてあるではありませんか!!

2歳から6歳までの子供を、おやつ代・保険料等として一人300円負担で預かってくれるというのです!何て素晴らしい!初めてです、行きたいな~と思ったライブで保育サービスに出会ったのは!
最近はお友達と遊んだり、近くにできた託児室つきの美容院で、保育士さんと遊んでいるのが楽しくなってきたので、「一緒に行って先生と遊んでる?」と聞いてみると「うん!」と色よい返事が。そこで翌日の朝電話をして、まず保育の空きがあるかを確認してから、チケットの申し込みもすることができました。

チケットの受付が12月1日からだったので、もう300人ほどの定員はいっぱいになったかな~と心配だったのですが、16日現在、まだチケットはありました。都内の有名なお店で佐山さんのこういったライブがあれば(他のメンバーの方もジャズ界ではかなり有名な方々のはずです、大坂昌彦(Dr)小井政都志(B)三木俊雄(Ts・Arr)松島啓之(Tp)近藤和彦(As)片岡雄三(Tb)山岡潤(Eup)私は大坂さんあたりしか存じませんが)すぐに売り切れてしまうのでしょうが、場所がちょっとマイナーなところのお陰で、今までにあまり行ったことのないタイプのライブにありつけそうです。たぶんチケット代3000円はお安いはず。お近くの方はぜひ、けんかつセンター048-728-7113まで問い合わせてみて下さい。

修正してみました

2007年02月17日 10時28分17秒 | Weblog
早速やってしまいました。

昨日曲をUPしようと意気込んで最初、ある方に教えていただいたYahooブリーフケースの、曲集のページにリンクを貼ってみました。それでやめておけばよかったのですが、もっとダイレクトに聴けるようにと、曲のタイトル部分に直接リンクを貼って、自分のパソコンではちゃんと聴けたので「よし!」と・・・。すみません。

ページに貼りなおしたので、今度は大丈夫かと思います。お手数をおかけしますが、再度聴いてみてくださいませ。ダウンロードに若干の時間がかかりますが、どうかご了承ください。

micaduki

静かな1日

2007年02月16日 16時32分10秒 | 音楽
今日は久し振りのお友達とランチに行って、帰りに「ま~ぶる」という地元のケーキ屋さんに、頼んでおいたケーキを取りに伺いました。前にHPにも書いたことがあるのですが、こちらのパティシエの方が、私の旧姓と同姓同名の方なのです。私の旧姓は実家のある大阪の町内に1軒しかない、ちょっと変わった苗字で、その方はご結婚されてその苗字になられたそう。下の名前の漢字こそ違えど、読み方は同じで、初めてお店に行ったとき、本当にびっくりしました。3人のお子さんを育て上げてから、55歳で始められたお店は今年で5周年だそうですが、とても還暦には見えないきれいな方で、不思議なご縁とともに、目標とさせてもらってきました。

40歳の誕生日にはぜひこの方にケーキを作っていただこうと、買ったばかりのFAXでピアノのことも書いて送ったところ、とても喜んでいただき、今日受け取りに行ったときに、温かい励ましのお言葉をいただきました。

長い時間をかけてがんばること。演奏の技術だけでなく、人としての魅力を出せるよう努力すること。

ご自身の体験談も交えてのお話に、涙が出ました。帰り際、
「いつも思ってますから」
と言っていただき、心が震える思いでした。素晴らしい出会いに、また一つ大きな感謝を。

本当に幸せな人生を送ってきました。自分が80歳まで生きるような気はしないけれど、だいたいで言うなら人生の残り半分がスタートしました。いろんな人のお陰でここまでやって来れたので、これからは感謝の気持ちを常に持ち、小さな小さな音楽の種を、ゆっくりと蒔いていきたいと思っています。

HPを初めて5年、このブログを初めて1年(本当は18日からですが)、いろんな方とお知り合いになり、楽しい時間を過ごしてきました。それを記念して、というとおこがましいですが、自作曲を1曲UPさせてください。
タイトルは「micaduki(ミカヅキ)」といいます。昨年の秋、暮れかかった透明なブルーの空に、浮かんだ三日月があまりにきれいで静かで、そのイメージを曲にしたいと思いました。ぜひご感想をお聞かせください。よろしくお願いします。


30代を振り返る ~ライブ編~

2007年02月15日 23時50分49秒 | 音楽
振り返ってる間に日付が・・・ということもあるかもしれませんが。とりあえず30代で行ったライブの数々を振り返ってみることにします。今日のBGMは去年の誕生日にダンナさまからもらった「クロスオーバー11」のCDを。

子供ができてから初めて行ったライブは、心斎橋クラブクアトロでのシアターブルックでした。98年の夏のこと。オールスタンディングなうえ、普段とは違う客層にとまどいつつ、みんなが佐藤タイジを見つめる中、ひたすら後ろのTAKAさんを見ていました。今までに行ったライブの中で最もロックなライブだったと思う。
確かその辺りの年に、子供も連れて「ナイアシン&フォープレイ」の野外ライブにも行きました。走り回る子供を追いかけて、あまりゆっくりとは見れなかったけれど、なかなか貴重なライブでした。

翌年の99年はまさにTAKAさんイヤーでした。角松敏生、13CATS、AGHARTA。特に思い出深いのはAGHARTAで、大宮ソニックシティと場所も近く、もう2度と見られないかもしれないということもあり、ダンナさまとどうしても行きたい!との苦肉の策で、ダンナさまの実家のある群馬に子供を預けて、私はアンコールを泣く泣くあきらめて群馬へ向かう電車に乗った、そんな無謀なこともしていました。

さて、2000年に入りまして、STBデビュー、初・小野塚さんが5月の「櫻井哲夫ジャズナイト」でした。そこですっかり小野塚さんの生演奏にやられてしまい、その後7月には今度はBAJデビューで「小野塚晃バースディ・ライブ」、9月にはカシオペア、DIMENSION、熱帯ジャズ楽団による日比谷野音での「PAL MUSIC」と小野塚さん続きでした。(そんなんばっかり)それらの間に東京駅のイベントスペースBREAKでの「シルバーライニング」に子連れで行ったこともありましたっけ。

2001年から2002年にかけては、行っといてよかったシリーズ!ブルーノート東京での「トゥーツ・シールマンス」と「アジムス」!1度は見ておきたかったので感動でした。小野塚さん関係では「西脇辰弥 the Atmosphere」(もちろん西脇さんも最高でした♪)「PAL MUSIC 2001」(雨で大変でした)や2002年の「DIMENSION10周年ライブ」(カヴァー曲もとってもナイスでした)など。
2002年の10月、バースディ・ライブ以来、初めて小野塚晃トリオとしてのライブに行ける!ということで、小野塚さんのHPでお知り合いになったみなさんとご一緒させていただこうと、楽しみにしていたところ、運悪く?妊娠が発覚。つわり&ライブ当日が台風ということもあり、泣く泣くキャンセルさせていただき、代わりに他のお友達の方に行っていただいたと、そんなこともありました。

子供が生まれるとまたしばらくライブはおあずけ・・・。そうなる前にと、大きなお腹で行ったのが、2003年4月のブルーノート「塩谷哲トリオ」でした。生で聴いた「パフ」がそれはそれはきれいで、とてもいい胎教になりました。それから1ヶ月もしないうちに娘が生まれ、そこからしばらくの間、「音楽凍結期」が・・・。

ライブに再度行けるようになったのは、塩谷さんから数えて実に1年7ヶ月ぶりでした。(その前に子供2人を連れて、JR上野駅に寝台特急カシオペアのイベントにカシオペアが出るというので、見に行ったりもしましたが)奇しくも同じブルーノートで、バンドは前から大好きだった「インコグニート」。いや~、素晴らしかったです~。ブルーノートにはいつも一緒に行ってくれるお友達がいるのですが、その人と踊りまくりました。お互い普段は2人の子供の母親なので、ライブの時は若い頃に戻った感じで、はじけてしまうんですよね。

その年、2004年の4月にTRIXの「INDEX」が発売になり、秋には窪田さんの「KOOL JAMMING」を聴いて、今度はすっかり窪田宏ファンになってしまったので、2005年は「窪田宏を観る年」と決めて、6月にやっと「TRIX MODEツアー」に初参戦することができました。初めて見るTRIX&窪田さんにあぜんぼうぜん。久々にライブで大笑いしました!その後、窪田さんのもう一つの顔である、エレクトーン・プレーヤーとしてのライブを観るべく、9月の「KK JAM」に行き、その足技にまたもあぜんぼうぜん。ますますカッコイイ度が増したのは言うまでもありません。同じ9月にBAJで「小野塚晃 音楽生活20周年記念ライブ」に行ったのですが、マイルスの「Walk'in」を、かたやエレクトーン、かたやハモンドB-3で違うアレンジで聴くことができたのは、とても貴重でした。
12月には東京メトロでの無料ライブで西脇さんを久々に観る事ができ、子供を2人連れての荒業でしたが、少しお話もできて、行って本当によかった・・・。

そして昨年2006年は、私のライブ・ヒストリーの中でも、かなり充実した1年となりました。3月の「KK JAM」から始まり7月の「TRIX」、9月の「東京JAZZ」と「西脇辰弥infinite」、10月の「KK JAM」(窪田さんの生ピアノに号泣)、11月の「DIMENSION at STB」に締めが「TRIX 秋の毛根感謝祭」。これらはブログに事細かに書いておりますので、ご承知の通り。いずれも心から楽しめたライブでした。

こうして書いてみると、子供がいてなかなか行けない!とか言ってるわりには、たくさんライブに行っていたことがわかりました。一生のうちでライブハウスに1度も足を運ぶことがないうちの姉みたいな人も、世の中にはたくさんおられると思いますが、生の演奏にはCDにはない素晴らしさがありますね。ライブ万歳!!

さて、30代最後のライブはTRIXでした。そして40代最初のライブは2月20日のKK JAM。何とBAJのお年玉プレゼントに当選し、その日はBAJのディナーをいただけるということで、それも合わせて5日後がとても楽しみです。

30代を振り返る ~CD編~

2007年02月13日 00時25分14秒 | 音楽
最初にちょっとうれしかった話を。先日、TRIXのARTのレビューに英文のコメントがあり、本当に海外の方からのコメントか半信半疑でしたが、どうもTRIXのことを知りたいご様子だったので、翻訳サイトで英文に直しながら「TRIXは日本で最もエキサイティングで楽しいフュージョン・バンドです」との紹介文と、熊ちゃんのHPのURLを載せておいたところ、さっきお礼のコメントが来ていました。もし本当に海外の方がTRIXに興味を持って私のブログを見てくれたんだとしたら、とてもうれしいし、すごいことだな~と。海外のサイトが日本で簡単に見られるということは、逆に向こうでも簡単に見られるということですよね。う~ん、何かすごい。

本題に戻りまして、とうとう私もあと数日で30代とおさらばすることとあいなりました。思えば私の30代は、ほとんど「子育て」の10年でありました。29歳で第1子を出産し、右も左もわからない状態での育児は???の連続でした。そして息子が少し大きくなって、やっと自分の時間が取れるようになり、あと数ヶ月待ってできなかったら、子供は1人であきらめようと思っていた矢先、待望の2人目が。しかも生まれてみたら女の子!男も女も育てられるとは、母親冥利につきると喜びはしたものの、36歳での出産、育児はなかなかツライ・・・。
「「おかあさんといっしょ」を見続けて10年」「添い寝&絵本の読み聞かせ10年」ただ、今までの人生の中で最も笑い、泣き、怒り、感情の起伏に富んだ10年でもありました。そんな1997年から2007年までに、私が育児のかたわら聴いてきた音楽について、ほんのさわりではありますが振り返ってみたいと思います。

1人目を今から出産する!という直前に聴いていたのが、自分で編集したカセットテープ「沼澤尚ベスト」でしたから、30歳になった頃最もハマっていたのは沼澤尚氏&13CATSだったと思います。元々はダンナさまが買ってきた13CATSのCDがあまりにかっこよくて、それからだんだんハマっていき、シアター・ブルックに参加していると聞けば「tropopause」を買い、99年に豪華参加アーティストによるソロ・アルバム「the wings of time」が発売されたときは本当にうれしかった。(ロゴ入りスティック欲しさに、2枚も買ってしまったことは前にも書きました)同じ年に「REVENGE OF AGHARTA」も出て、あの頃のTAKAさんの活躍は本当にすごかったです。

コンスタントにCDを買い続けているアーティストといえば、CASIOPEA、DIMENSION、INCOGNITOなど。出たら必ず買う!という感じでした。時はミレニアム、2000年となり、DIMENSIONの13枚目「Live Millennium」は、よく聴きました。その頃から今度は小野塚晃ファンを自認するようになり、西脇辰弥さんの「Atmosphere」「SOUND OF GRAVITY」を2枚一緒に買い、西脇さんのハーモニカを楽しみつつ小野塚さんのピアノにもひたれる、というぜいたくを味わっていました。この2枚は本当によく聴きましたネ~。のちに2004年、小野塚さん待望のソロ・アルバム「CHINITA」が出たときは、ちょっと待ち過ぎて首がのびちゃった感じでしたが、ピアノがステキなこちらもいいアルバムです。

2000年には他に青木智仁さんの2枚目のソロ・アルバム「EXPERIENCE」が発表され、これまたすごいメンバーな上、内容充実のとてもかっこいいアルバムで、大好きな1枚です。その時はまさかこれがソロとしての遺作になるとは思いもしませんでした。これからもずっと好きなアルバムの1枚として、大切に聴いていきます。

2004年から私のフュージョン・ブームが再来しました。そうです、TRIXの出現とともに!それまで聴いてきたのは「ど・フュージョン」というにはちょっとジャズ寄りというか、言葉通り色んな音楽がフュージョンされたものだったような気がします。12歳のとき、初めてラジオから流れてきたCASIOPEAの「ドミノ・ライン」を聴いて、
「なんじゃこりゃ~?!」
となったトキメキを思い起こさせてくれたのがTRIXでした。2004年の「INDEX」、翌05年の「MODE」、そして昨年の「ART」と、どれも穴があくほど聴きました。今年6月発売の新作、タイトルは何になるのかな。またまた簡潔な英語のタイトルなんでしょうか。アルバムも4枚ともなってくると、そろそろ曲のタイトルを覚えるのがアヤシクなってくるので、がんばって覚えよっと。あ、でもすでに「PASSION」と「ADIOS」は決まってるはずだから、あと7曲くらい?

そして同じく2004年、大きな出会いがもう一つありました。それが窪田宏「KOOL JAMMING」。このアルバムをきっかけに、すっかり窪田さんにのめり込むこととなり、昨年の「KK JAM」発売もうれしい限り、でした。窪田さんの以前の作品も2004年以降に聴き始め、「HIROSHI K.」や「How Catcher」もとても新鮮な気持ちで聴くことができました。窪田さんがTRIXのキーボードとして、フュージョン界でも有名なミュージシャンになって下さったお陰で、私はエレクトーンの世界という新しい発見もできたし、やっぱりピアノを弾こう!と決心することができて、2006年後半からの充実した毎日と、30代の後半を元気に明るく過ごせたのは、ひとえに窪田さん、そしてTRIXのお陰です。素晴らしい出会いに心から感謝。

そしてそして、30代最後の最後にまた素晴らしい出会いがありました。それが先日書いたBRIAN SIMPSONの2枚目のソロ・アルバム「it's all good」。とても気に入って最近ずっと聴いています。そもそも東京JAZZで一番注目していなかったはずのDAVE KOZにすっかりやられてしまい、その時一番気になったのがキーボードの彼でした。偶然の出会いだったわけですが、私にはどの出会いも必然のような気がしてなりません。このブログを読んで下さる方との出会いもそう。

これからもいろんな出会いを大切に、毎日を楽しんでいきたいと思います。次回は「30代を振り返る ~ライブ編~」です!

やっとFAXを買いました

2007年02月10日 22時51分06秒 | 音楽
パソコンもデジカメも夫婦で1台ずつ持っているのに、なぜかずっとFAXだけありませんでした。時々「FAXあります?」と聞かれて、ないと答えるのがちょっと申し訳ない気分でしたが、ついに我が家にもFAXくんが。これで地図を送ったりできる!よしよし。

話は変わって、先日9日のPJ(以前はポップジャムという歌番組でしたが)に、平原綾香さんの「感謝」という歌のバックに西脇さんがハーモニカで参加とのことだったので、録画して観ました。相変わらず透明感のあるステキな演奏でしたが、特に綾香さんの声とのハーモニーがよかったです。私は歌モノはほとんど聴かないので、ボーカリストの人にはあまり興味がないのですが、平原綾香さんの歌をテレビで観ると、何だか泣けてくるのです。歌詞にグッと来るというのもあるし、歌っている様子がとても幸せそうで優しい感じなのと、そして何よりあのハスキーで味わいのある声。昨年の12月にズームインで「クリスマス・リスト」という曲を歌っているのを観たときも、涙が止まりませんでした。とっても若いのにすごいパワーを持っている人だな~と思います。

このところNHKさんにはお世話になっています。BSでは小曽根さんと塩谷さんのライブをやってくれたし、少し前になりますがKK JAMのセッション2006出演も、大層貴重な音源となりました。TRIX初の映像が見られるのも(その前にセッション2007が有力でしょうか)やっぱりNHK・・・かな。