関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

♬初心者ジャズピアノ教室♬

場所はさいたま市見沼区の自宅。コードや簡単な耳コピの仕方など、それぞれの方のレベルに合わせて、丁寧に教えます。珍しいヤマハの木目グランドピアノで、好きな曲を弾いてみませんか?左の「メッセージを送る」からお問い合わせ下さい。

音楽に感謝・・・そしてこれからも

2007年12月30日 00時57分35秒 | 音楽
年末の押し迫ったこの時期にテレビの前から離れられない・・・。う~ん、デジャヴ。そう、それは娘が生まれた年の12月に「冬のソナタ」にハマってしまい、年賀状を書きながらビデオを見続けていたあの時と同じ。
今日からダンナさまの実家なので、移動の車で聴けるようにDVDをMDに録音してみました。今それを聴いているのですが、とってもGOOD!映像があるとテレビの前から動けないけど、音だけならパソコンしながらもTRIX LIVE♪

「ART」に衝撃を受けた2006年夏から1年半。再び音楽に向き合うと決めやってきました。今年2007年は私にとって、音楽的に充実した、本当に貴重な年となりました。
音楽を通じて、様々な出会いがありました。3年ぶりの再会。コンテストを通じて出会った仲間。素晴らしいライブもたくさん見ることができました。
私自身の演奏を、今年は8回も多くの方に聴いていただくことができました。のべ人数にして200人近い方に、生演奏を聴いていただいたことになります。

連弾曲も含めて11曲を新たに練習し、2曲作り1曲アレンジしました。こんなにがんばったのは学生の時以来です。これも「ライブをやりたい」と思ったから練習したのであって、目的がなければここまでできなかったと思います。考えてみたら私は心から好きだと思ったバンドに出会った時、音楽を一生懸命やっているのです。だからCASIOPEAとTRIXは私の人生を方向付けてくれた、恩人のようなバンドなのです。

ハードディスクの片付けがてらに見た2つの番組に、共通する感動がありました。一つは米米CLUBの「SONGS」で最後にやっていた「WE ARE MUSIC!」。ストリングスも入っての大編成で繰り出されるバンド・サウンドは、最高にオシャレでかっこよくて「僕たちは音楽が大好きだ!」というメッセージがすごく伝わってくる曲です。石井さんもいきいきと楽しそうに歌っていて、紅白はこの曲1曲を歌えばいいのに・・・と思ってしまいます。
もう一つは「J-MERO」という海外向けの番組に渡辺貞夫さんが出演されていた回で放送された「Share the World」という曲。これは愛・地球博の時の映像で、最初は渡辺さんの最近ではめずらしいフュージョンっぽいかっこいい曲と、小野塚さん探しで見始めたのですが、ものすごい数のいろんな国の子供たちが一緒に歌い踊る様子を見ているうちに、涙が止まらなくなりました。お客さんも大人も子供もみんな楽しそうに音楽に合わせて体を動かしていて、音楽ってすごいな、これだけの人を一つにすることができる渡辺貞夫ってすごい人だな、と思いました。

やっぱり音楽って、目には見えないパワーがあるんですね。音楽が好きで本当によかった

2008年がみなさまにとって、しあわせいっぱいの素敵な1年になりますように。今年1年、ありがとうございました。これからも音楽とともに。まつこふ

今日もまた・・・

2007年12月27日 23時41分24秒 | 音楽
お掃除をしていたら娘が「パッション見たい、トリックスかけて」と言って来たので、「ちょっとだけだよ~」とテレビをつけてしまったが最後、ほとんど見てしまいました・・・。一度見てしまうと消せないんです。やめられない、とまらない、まるでかっぱえびせんのような・・・。

そもそもライブDVDというものをあまり真剣に見ない人間なのですが(子供が見せてくれない、というのもあります)TRIXだけは別。一緒に見て楽しめるのがウレシイ。さすが9台のカメラで撮っただけあって、いろんなカメラワークで映る人もどんどん変わっていくので、見応えがあります。

これを書いている間にも、きのうちゃんと見れなかったダンナさまが見ていて、気になって気になって。オダギリジョーと香椎由宇と私は同じ誕生日、ということを最後に書いて、これからまた見ることにします♪

TRIXのDVD最高~!!

2007年12月27日 00時05分53秒 | 音楽
1日お預けをくらいましたが、昨日の昼ごろ無事にDVDが届きました。クリスマスの飾りを片付け、昼ごはんを食べて部屋を掃除してから、コーヒーを入れてテレビの前にスタンバイ。「ながら見」も「チャプターで飛ばし飛ばし」もゼッタイにイヤだったので、子供に時々邪魔されながらも、ライブ部分は全部通して見ました。そんな風に真剣に見たライブDVDは、子供ができてから初めてかも。写真はjunkoさんと思いっきりかぶってしまいましたが、DVD裏面です。表面の窪田さんの写真はクールでかっこいいけど、私が一番好きなのは裏面最下段、馬の横、しかもバーコードとか文字がだいぶかぶってます・・・。でもこの柔らかな笑顔が最高に素敵♪

オープニングから前半戦、本当にカッコイイ普通の?フュージョン・バンドの映像で「ちょっとおバカな」ところなんてみじんもない!といった感じ。この日、初めて4人ともが赤系のパンツだったんですよね~。やっとお揃い見れてうれしかった~。窪田さんの黒のジャケット&首元のチョーカーがまた素敵で・・・。ヘア・スタイルも濃い目のサングラスも、まさに窪田宏。1曲目の「Double Up」でほんの一瞬カメラ目線に!キャ~~~(壊)

映像になって色んな発見がありました。(ほとんどキーボードですが)ペダルで音をのばしてる部分がわかったり、「ここではD-DECKの上の段と下の段で弾き分けてるんだ」とか「ここではギターとはちょっと違ったフレーズで弾いてるんだ」とか。「MA-TSU-TA-KE」の太鼓を足で弾いておられるところも映ってました。私が一番楽しみにしていたパラパラの横Vサインは、須藤さんと平井くんしか映ってなかったけど

あと演奏とは全然関係ないのですが、平井くんが色白で鼻が高くて本当にカッコイイということがよ~くわかりました。ギターを弾いてる時の顔がまた一段とかわいかっこいい。娘に「どの人が好き?」と聞いたら「このひと」と指差したのが平井くん。うん、そりゃ若いしね。

すごく盛り上がった「Recollection」見ながら、「いつストップするんだろう」と。エンディングを選べるシステムはいずこ?ご注意が出て来たのが思いっきり笑えました。しかしこの曲のシンセ・ソロは何度見てもホレボレします。

「パチンカーZ」→「毛根ファンク」への流れは、再び見ると強烈でした~。「毛根」での窪田さんのビン底メガネがナイス!あれがあったお陰で、初めて見た時のように笑えました。前半のソロでのかっこよさとのギャップがすごい。

「puma」でのベース・ソロ、ドラム・ソロもよかったです。須藤さん、よくあんなに会場をくまなく回れるな~と。ドラム・ソロは何だか納得がいかず、何度もやり直す熊ちゃんに笑ってしまいました。
「Passion」ではキラキラ衣装のステキなお姉さまが2人乱入。女の私でも思わずその妖艶な腰つきに見入ってしまったくらいなので、TRIXのみなさんのうれしそ~な顔もわからないでもない。やっぱりサンバの曲にはサンバ隊が盛り上がります。キラキラ大好きな娘もお気に入りでした。

どの曲も本当にかっこいいし、バッチリ決まってて、ライブDVDとして最高!その上リハーサル風景や楽屋での様子など、めったに見れない4人の普段の姿が見れるのもとてもうれしい。MCもしっかり収録されていて、ライブを思い出しながらまた笑ってしまいました。
大好きなバンドのライブ映像をいつでも好きなときに見られるというこの幸せ。TRIXのファンで本当によかった

フラゲ不発・・・

2007年12月26日 00時40分25秒 | 音楽
がっくし。何でも配送ができない事情があったらしく、昨日1日宅配会社に眠っていたそうです。朝からずっと楽しみにしてたのにな~。結局26日の発売日当日、ということに、なればいいですが、年末で宅配会社が混んでて、よもやさらに遅れるということは・・・。ないことを願う!

気を取り直しまして~。今年の私のNo.1CDはTRIXの「FORCE」というのは以前書きました。2位以下はあまり思い浮かばなかったのですが、秋に購入してわりとよく聴いている小曽根真さんの「Falling in love again」を「ピアノ・ソロ部門」として挙げたいと思います。ご自身初の完全即興演奏ということなんですが、即興というのはどこまでを指すのでしょう。何にしてもすごい。
1曲目の「スターティング・オーヴァー」はたぶんご自身の演奏を多重録音で連弾のようにしたものだと思われますが、これがもう最高にカッコイイ。最後のほうのコードの響きが「あああ~~~小曽根さんだ~~」こんなのが連弾で弾けたらいいな~、と憧れます。
3曲目はマイク・スターンの曲なんだそうで、しっとりとした曲なんだけれど力強さもあり、とても素敵な曲。他にもAIの「Story」や塩谷哲さんの曲なんかもあり、後半には「どう聴いてもクラシック」てな曲も。バラエティに富んだ選曲で、ソロ・ピアノにありがちな退屈さを感じさせないアルバムです。
小曽根さんの生演奏はCD店のインストア・ライブでしか観た事がなくて、毎年「一度行かなくちゃ」と思ってはいるのですが、なかなか機会がありません。今年の東京JAZZでは大活躍で、マイク・スターン・バンドでのハモンド演奏は何回も見ました。やっぱり私はこの方にもすごく影響を受けているな~って思います。色んなところにアンテナを張って、どんどん取り入れていく柔軟な感性も見習いたいところ。何よりあの流麗で心地よいピアノの音をマネしたい!

そんな私たちからすると神様のような小曽根さんが、さらに尊敬しておられたオスカー・ピーターソン氏が、23日亡くなられました。今年「オスカー・Pのジャズハノン」の本を買いました。ちょっとずつだけど練習して、少しでも氏の教えを自分のものにできたら、と思います。

本日到着予定!TRIX Live!

2007年12月25日 01時24分17秒 | 音楽
ダンナさま情報によると、すでに出荷が確認でき、今日25日到着の模様です。わ~~~、我が家にはめずらしいフラゲちゃん。どうしよう、大掃除まだ済んでないんです~。でも来たらすぐに見てしまうと思います、当然。子供が冬休みで家にずっといるので、テレビの争奪戦が怖い。あああ~~~、いよいよTRIXの映像がいつでも観られるように・・・。夢のようです。

きのうは秋に植えたじゃがいもが意外や豊作で、それを使ってじゃがいものポタージュを作ってみたらなかなかグーでした。サンタさんを心待ちにした子供たちがいつもより早く寝たので、「ALWAYS 三丁目の夕日」をやっと観れました。いい映画とは聞いていたけど、ほんとじーんとするいい映画でした!昭和30年代というとちょっと知らない世界ではあるけれど、懐かしい部分もいっぱいあって。クリスマスにサンタクロースがプレゼントを持って来てくれるようになったのは、きっとあの頃からなんですね。続編もめちゃめちゃ観たくなりました。須賀健太くん、最高!あといっぺいちゃんも。

Merry Christmas♪

2007年12月23日 22時23分47秒 | 音楽
さっき日テレで毎年やっている「Happy X'mas Show」で、宮崎裕介さんを再びチェックしました。イクスピアリでのあゆのシークレット・ライブで、楽器は赤い色のかさの低いシンセ2段積み。ロック系のキーボーディストの中には、かなりのオーバーアクションで弾く人もいますが、宮崎さんはちょうどいい感じの「ノッてるけどスマート」な弾き方で、そこがまたクールでカッコイイ。今まであゆについてはほとんど興味なかったのですが、こうしてバックバンドの人を通じて見る機会が増えると、すごくかわいいし、歌に感情がこもっててオーラがあって、人気があるのがわかりました。

会場がイクスピアリだったので、つい2週間ほど前にTRIXで行ったよね~、と。そこで撮った写真があったので、遅ればせながらUPさせていただきました。「撮ろう!」と思ったら電池が切れてしまい、ライブに並ばなくてはいけないのに電池を買いに走ったという・・・。クリスマスのイルミネーションは撮らずにはいられません。

そうそう、今日はテレビばっかり見てるのですが、M1グランプリ、感動してしまいました。途中から見たのですが、ずっと応援していた笑い飯が決勝に出れなくなったとわかり、一旦テンションががくーっと落ちた我が家。それが敗者復活のサンドウィッチマンの登場で一転。ただ決勝戦はすごく緊張してたみたいだし、やっぱりキングコングかな~と言っていたら、最後の最後に大逆転満塁ホームラン!泣きそうになっている2人を見ていたら、こっちまで泣きそうになりました。今までこの人たちのことはほとんど知りませんでした。エンタにも出てたみたいだけど、あまり見る気がしなかった。でも今日の漫才はとても面白かったです。(特に最初のネタが)
超メジャーまでいかない人が優勝するのってすごく新鮮だしいいことだと思う。彼らは今日を境にイッキに売れるんだろうなあとか考えただけで、何だか楽しくなってきます。よかったよかった。

そんなこんなで3連休も2日をすぎ、これといって楽しいおでかけもないまま、明日のイブも畑でじゃがいもを掘ったり、年賀状を書いたりして過ごすことになりそうです。みなさんはどんなクリスマスを迎えられるのでしょうか?どうぞステキな1日をお過ごし下さい♪

あゆのキーボードが裕介お兄さん!

2007年12月22日 09時30分29秒 | 音楽
先日何かのライブ番組の予告で、浜崎あゆみさんの後ろでキーボードを弾いている方が、どうやら宮崎裕介さんではないか?と思い、きのうのMステスペシャルを見てみました。最初あゆが写り、次によっちゃんが写り、チラッとシンセが写った時に確信。
「あの2段積みの下はFantom!よって裕介お兄さんに間違いない!」
曲が始まり全体が写ると、そこにはFantomX8にMOTIFES7の2段積みの前で、かっこよく弾きまくる宮崎裕介さんの姿が!きゃ~~~、最高にカッコイイ~~!!!

つい「裕介お兄さん」と呼んでしまうのは、NHKの子供番組で最初に見たので、そのクセが抜けないのですが、その裕介お兄さんがかっこいいのはもちろん、FantomにMOTIFという組み合わせが、シルバー同士調和してて、これほどまでにかっこいいとは。あああ~~やっぱりMOTIF欲しい。

こういったライブ番組を見るときは、必ずシンセ類に目が行きます。きのうはS90ESを使ってるバンドもあったし、KORGのCX3というオルガンを使ってる人も。Rhodesを弾いてる人もいたけど、音が全然聴こえなくて残念。(大会場なのでほとんどがカラオケなんでしょうか)

いや、それにしてもあゆのバックで演奏というと、かなりのステータスなんではないでしょうか。すごいな~。もしかしてもうBAJクラスのライブハウスでは見られない存在になってしまったのかも。

今年1番聴いたCD

2007年12月17日 21時12分18秒 | 音楽
写真は先日壊れたキッチンタイマーの替えとして、近くのダイソーで購入した525円の品。他のものもみんなこの名前だったので、たぶんブランド名なんでしょうね。ちょっとうれしかったもので。

少し前に小川文明さんのブログで「今年のアルバム・ベスト3は?」みたいな話題がありまして、考えてみたんですが、ベスト1はあれど2と3は思い浮かばない。というかあまりに1位がダントツすぎて・・・。
で、栄えある2007年ベスト・アルバム賞は~~どろどろどろ・・・

「FORCE/TRIX」に決定いたしました~♪♪♪

わ~わ~。確か去年のマイ・ベスト・アルバムは「ART」だったと思う。
「FORCE」は最もよく聴いて最も内容を覚えてて最も好きなアルバム。もちろんジャケットも最もカッコイイ。曲のタイトルが全部言えるのも、私の場合いまやTRIXだけなんです。
「Passion」はもちろんのこと「puma」「Double Up」「MA-TSU-TA-KE」など、ライブの定番となりつつあるノリノリの曲ぞろい。「パチンカーZ」のベースはこれでもか!というほど凝っててカッコイイし、息子の大好きな「justice」や窪田さんのジャズピアノがステキな「Labyrinth」(私の中では全然変態系ではなく、むしろしっとり系)野菜炒めが食べたくなる?「夕暮れ」、そしてそして私の大好きなさよなら系「adios」。この曲を新曲として初めてライブで聴いた時と今とでは、印象はかなり違いますが、リムショット好きとしては「TRIXの好きな曲ベスト」の中でもかなり上をいく曲。窪田さんのピアノもめっちゃ流麗で「あんなアドリブを弾きたいよね~」と思いつつ聴いています。
そして何より「FORCE」は大掃除のBGMにぴったり!こないだ聴きながら窓拭きしていたら、めちゃめちゃはかどりました。TRIXを聴きながら、楽しく大掃除♪早めに終わらせて26日にはDVDをゆっくり観る時間を作らなくては!

クリスマス・ソングをUPしてみました

2007年12月12日 23時16分30秒 | 音楽
今日2回目の投稿です。ようやくFantomでの最終調整も済み、2つのクリスマス・ソングをUPすることができました。Yahoo!ブリーフケース

☆Hyper X'mas Medley
Fantom内蔵ドラム・パターン名は何と「トランス」。おなじみのクリスマス・ソング5曲のメドレーです。今までにFantomで作った打ち込み作品(まだほんの数曲ですが)の中では最もポップ・フィーリングなものとなりました。

☆The Christmas Song
かの西脇辰弥さんが「夏でも演奏したいほど」とおっしゃっていた、ロマンチックなクリスマス・ソング。こちらもちょっとポップでJazzyなアレンジの「オルガン・トリオ・バージョン」にしてみました。ベースとドラムは打ち込みですが、オルガンは一発録りです。(もちろんTake1ではありませんが)

あと10日ほどでサンタさんが駆け回る日がやって来るのですね。歳を重ねるごとに1年があっという間に過ぎていきます。そしてあと2週間ほどでTRIXのDVDも発売に!!
忙しい師走ではありますが、パソコンのお供にちょこっと聴いてみてやってくださいませ

TRIX 冬のミニ・ツアー@クラブ・イクスピアリ 2007.12.6

2007年12月12日 19時04分46秒 | 音楽
自分のことでバタバタしていたので、ライブ・レポがすっかり遅くなってしまいました。詳しいことはすでに色んな方が書かれてると思うので、今回は若干コンパクトにまとめてみました。(いつもライブのことよりMCのことばかり書いてる気がしますが…)今回もDVD収録の時と同じ、junkoさんとゆなさんとご一緒しました。TRIXのライブは仲間が多いほうが楽しいです♪

今回、始まり方はとっても普通でした。いつも凝ったSEとかがあると、普通がかえって新鮮。キーボードサイドの壁際ソファ席、時々前方の席の方の頭がかぶるものの、窪田さんの手元まで見えるラッキー席。この日の窪田さんの服装は、白地に黄色の大きな柄のシャツに黒っぽいパンツ、そして白靴で、シャツは楽器フェアの時と同じではないかと。(後のMCで熊ちゃんに「1人だけ黄色でいつもと感じが違う」と言われ、なぜか「みなさん、フルーツ食べました?」と。話を切り替えるためのこの脈絡のなさがおかしい)

「くりくり」のメロディをロック・バンドみたく、ハデにシンバルをたたいてスタート。
今回のライブでは「ちょっと最近聴いてないから、また聴きたいな~」と思っていた曲のオンパレードでした。2曲目の「Dynasea」もその1つ。窪田さんのオルガンと平井くんのギターのやりとりが、最初ジャムっぽくてかっこいいな、と思っていたら、平井くんが全然マネできない!というネタ?でした。今度ギターから始めて「さすが窪田さん」と思っていたら、ギターの高音にオルガンがついていけない!というこれまたネタ。曲の中で笑かしてくれるから、ほんとTRIX好き。

今回のライブで一番印象的だったのは「小樽」アコースティック・バージョン。いや~、ステキでした~。熊ちゃんのブラシっぽい音がJazzyさをかもし出してて、窪田さんのピアノは、最後のほうのバッキングの音にしびれました。うわああああ、ジャズだ~!って。ああいう音をさりげなく出してしまえる窪田さんのピアノ・ワークに脱帽です。ほんとカッコイイ!
熊ちゃんの新曲「Spring Blue」も、何ともキメキメフュージョンでかっこよかったです。サビのメロディを弾く窪田さんはとってもお忙しそうでした。

MCで笑っちゃった話を。タケちゃんの話をした後に熊谷さんが自分のことを「くまちゃん」と呼んだので、すかさずツッコミが。すると今度は「のりたん」と。その流れで熊谷さんが「オレ、実家では「のんのん」って呼ばれてるんだよね」と!のんのんって…ええ~っ?熊谷さんもう35を超えてましたよね、確か。しかもお店の女将さんであるお母様だけでなく、お父様もそう呼ばれるんだとか。う~ん、でもかわいいから、ま、いいか。
あと、窪田さんが電車で舞浜入りされ、クラブ・イクスピアリの通用口がわからなくて、キャストのお姉さんに連れて行ってもらった話もおかしかったです。(迷子のお知らせの♪ポンポンポンポーンって、窪田さん自分で弾いてるし!)

「Double Up」「MA-TSU-TA-KE」「Puma」はもうすでに定番。今回は王選手が何回も出てきました(笑)ベース・ソロでは須藤さんの第1回目の乱入が。私の前に座っていたゆなさんは、須藤さんとハイタッチしてました。うらやましい~。

最後の曲の前の「A~」はすっかり何かの曲のエンディングのような仕上がり。
そしてそして、聴きたかった曲のうちの1つ「Malaga」!やった~!DVD収録のとき、この曲がなかったな~って後になって気がついて残念だったのです。さあ始まるぞ!と気合を入れていたら、熊ちゃんがイントロのドラムでコケ。気を取り直してもう1回、と思ったらまたコケ。こんなこともあるんですね。これもTRIXの良さの一つかも。ゼッタイに失敗できないぞ!という緊張感は、時としてイヤな緊張感になってしまうので、TRIXのこのいい意味でのラフさは、見ているほうにもいい感じに伝わってきます。(3回目に入る前に熊ちゃんが小さい音でドラムをたたいて復習していたのがかわいかったです)そんなこんなで始まった「Malaga」はやっぱり盛り上がりました。窪田さんのシンセ・ソロも超かっこよくて、その存在が本当にまぶしかった~。この日初めてメガネの窪田さんを拝見したのですが(びん底メガネを除く)サングラス姿もかっこいいけれど、普段の窪田さんが垣間見れた気がして、また一つうれしい事が増えました。今年私は窪田さんをライブで8回も観ることができたのですが、これは今までの人生の中で、年間に同じミュージシャンのライブを観た回数の最高記録です。あああ~~、何てしあわせ♪

アンコールでは「毛根ファンク」の曲の途中、いきなり4人がストップしてしまい、後ろで洋画の吹き替えのいい声の声優さんが、ナレーションを始めたのです。それは「毛根カツラ」のリモコンの操作方法を説明するためのもので、よくよく聞いたら声の主は須藤さんでした!実は須藤さんって、とてもいい声の持ち主だったんですね。素敵。
前にもリモコンは操作したのでスルーして、初めてのゆなさんに回しました。そして最後は「Passion」を踊って終了。楽しい楽しい2時間半でした。DVDの再現!みたいなネタもあったし、いつもながら笑いの絶えない、そしてカッコイイTRIXなのでした。