関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

♬初心者ジャズピアノ教室♬

場所はさいたま市見沼区の自宅。コードや簡単な耳コピの仕方など、それぞれの方のレベルに合わせて、丁寧に教えます。珍しいヤマハの木目グランドピアノで、好きな曲を弾いてみませんか?左の「メッセージを送る」からお問い合わせ下さい。

充実した1年でした

2010年12月29日 12時36分23秒 | 音楽
今日の娘のお風呂での熱唱は「♪レ~はレンコンアレルギ~、レンコンアレルギ~」でした(笑)カナリア、来年はいっぱい出てくるのかな。

さて、明日からまた帰省行脚が始まります。今年は娘の卒園・入学に始まって、夏には4日の間に3回演奏!という怒涛の音楽週間があったり、お盆にはsattonさんとの大阪での初ライブが敢行できたり、2010年後半はなかなか音楽的に充実していました。
やすべーさんとの「誕生学とJAZZ」もスタートし、今後もいい感じでシリーズ化できそう。また、昨年ほどではなかったですが、今年もいくつかオファーをいただいての出張ライブ、Lunettes Lunettesとして楽しむことができました。12月の2本のライブは以前から私がやりたかったことを実現できた、心に残るライブになりました。

今年はちょっとセーブしたかな~と思いつつ数えてみたところ、人前で演奏した回数は昨年の13回に1回及ばないにしても、12回と自分でもびっくりの月1回の計算。2006年に1人ライブをスタートさせてから、人前で演奏した回数を数えてみたところ、42回という数が出て来ました。毎日のようにライブに出ているプロの人からすると、取るに足らない数ですが、普通の主婦が4年で40回人前で弾いたと思うと、そこそこな数字だと思います(笑)

コンテスト関係は何ひとついい結果は出なかったけれど、数打ちゃ当たるというほどまだ挑戦してないので、まだまだこれから、というところでしょうか。でも今年はコンテストのお陰で、ボーカリストの火野口さんと一緒に歌を作れたので、また一つ素晴らしい経験ができました。

2011年はどんな1年になるのかな


おめでとう!笑い飯

2010年12月26日 21時04分18秒 | テレビ
今年はM1が最後ということで、1回戦から全てしっかりと観ました。驚きだったのが以前、エンタの神様で「いいよ~」のネタをやっていたスリムクラブの漫才が、めちゃくちゃ面白かったこと!フランチェン人気はいっときだったのに、その後もやめずに続けていたんだな~と、ちょっと感動しました。
今年の後半、しょっちゅうテレビに出ていたピースは期待が大きかっただけに残念。でも来年は大ブレイク間違いなしです。
パンクブーブーはきっと、最後の回を盛り上げるために、わざわざ敗者復活に回されたんじゃないかと。1回戦の漫才、めちゃくちゃ面白かった!

そしてそして、関西びいきの私たち夫婦が前からずっと好きだったのが笑い飯でした。とにかく最初に笑い飯の漫才を観たのがM1だったんです。哲夫と西田、どっちもが延々ボケ倒すという斬新なネタに、毎年大笑いしながらも、決勝戦のネタでいつも尻つぼみになっていたのがすごく惜しくて、毎年M1が終わった後は、夫婦で笑い飯の敗因について語り合っておりました(笑)それが今年は最後にしてやっとの優勝!!「M1ってもしかしたら笑い飯のためにある番組だったのかも?」そんな風に思えるほど、華々しい幕切れでした。

笑い飯、よかった、ほんとよかったね

息子は塾に行っていてまだ観ていないので、彼が録画を見終わるまで、結末は黙っててあげようと思います

クリスマス・イブの日経新聞にDUOの名前が!

2010年12月24日 16時35分07秒 | 音楽
別に悪いことをして載ったわけではありませんよ(笑)日経新聞主催「おとなのバンドコンテスト」。9月の時点で予選通過ならずだったので、もう過去のこととしてすっかり忘れていましたが、優勝バンドが決定したとの記事が今日の朝刊に数ページに渡って掲載されていました。
私は昔からのくせで新聞は必ずといっていいほど最終ページから読むのですが、昨年の優勝バンドのインタビューがやたら大きく載っているなあ、と思ったら、その前のページに今年の優勝バンドのことが大きく載っていて、さらにその前のページもYAMAHAの広告になっていたり・・・。かなり大きなイベントだったのね~と人ごとのようにページをめくっていくと・・・。

エントリーした662組全ての名前が掲載されたページが!!ええ、探しましたとも!すると、ありました~、東京予選の文字から13行目、左のほうのわりとわかりやすいところに、わたしたちピアノDUO「Lunettes Lunettes」の名前が
何か感動でした。よもや日経新聞にDUOの名前が載るなんて
このページは永久保存です。お手元に日経新聞のある方はどうぞ見てやってください。22ページです。

きのう我が家は家族でクリスマス・パーティをしました。珍しくお肉屋さんで奮発した山形牛で作ったローストビーフが大成功。自分で作った料理を美味しいと思えるのは、本当にしあわせ。何せ一生自分で作っていくわけですから。家族でプレゼントをあげたりもらったりして、食後は日テレの「投稿ビデオ大賞」を見て大笑いしてました。
独身の頃はちょうどバブル全盛期で、そんなにお金持ちじゃなかった若い私たちですら、ホテルで何千円もするイタリアン・ディナーを予約したりしてました。結婚して子供ができると、冬の夜に外出することがなくなり、自分が子供の頃うれしかったように、家でクリスマス・パーティをするようになりました。

子供たちが大きくなって、それぞれが好きな人と過ごすようになったら、今度は夫婦でビルボード・ライブとかブルーノートなんかに行って、大人なクリスマスを過ごすのもいいかな。あ、自分が出演する方でも楽しそう♪いくつになってもワクワクとクリスマスを楽しめる、そんな年の取り方をしたいものです。

みなさま、素敵なクリスマスをお迎え下さい

ステキな音楽に囲まれて♪

2010年12月22日 09時10分45秒 | 音楽
セッション仲間でご近所さんで、いつも色々とお世話になっているドラマーのEITAさんから「ビージー・アデールというおばあちゃんがすごいよ」と聞きました。何でも最近人気急上昇のジャズピアニストとか。YouTubeを見た時は「うまいなー、円熟だねー」くらいに思ってたんですが、日経新聞の広告に彼女のクリスマス・アルバムが発売中というのを見つけ、クリスマスもの大好きな私、早速ダンナさまに購入してもらいました。「MY PIANO CHRISTMAS」すご~くいいです~。持ってるジャズのクリスマスものの中では一番です。
私より30歳年長の方で、影響を受けたピアニストに名があるように、オスカー・ピーターソンをほうふつとさせるフレーズが随所に聴かれます。エレガントで優しくて、とても聴きやすくて(小難しいことをやたらとしてない所が)またまた私の目指すべき人が増えた感じです。EITAさんはいつも年配の方のピアノ演奏に深みを感じるとおっしゃっていて、そのことをまさに実感しました。こんな音で弾けるようになりたいな~。

先週の土曜日は今年最後のライブ参戦、木下航志くんの根津教会でのライブに行って来ました。いやもうほんと、行ってよかった~とにかく素晴らしいライブでした。オープニングアクトの女性中心のゴスペル・グループもステキだったし、名村武さんとのデュオも相変わらず息がぴったりでしたし。木下くんの声はこの日もとてものびやかで、ピアノはクールでJazzy、いつもながら本当にステキでした(リハの声が聴こえて来て、教会の場所にたどり着きました(笑))
ゲストボーカルのゲイリー・ウォーカーとの「This Christmas」や「You've Got A Friend」も感動ものだったし、後半にはスペシャル・ゲストとしてモンゴル800の清作さんとドラゴン・アッシュのダンサー、ATSUSHIさん(ファンの方だったら泣いて喜ばれるすごい方々なんでしょうね・・)も参加されていました。アンコールの最後、16歳の少女との「きよしこの夜」は号泣モノでした(まあ、私は最初からほとんど泣きっぱなしだったんですが(笑))

この日はテレビ朝日のカメラが入っていて、24日夕方のスーパーJチャンネル(関東圏)で放送されるそうです。私はしっかり予約録画の用意をしました(笑)

年末で掃除も忙しいし・・・とあきらめかけていたのですが、とあることがきっかけでチケットを購入して、行くことができて本当によかったです。ライブってやっぱり素晴らしいです。どんなに音楽に興味のない人でも、素晴らしい生演奏を聴いたら心を動かされると思います。

中学1年のときにゴダイゴのコンサートに行って、それ以来ライブというものにハマってしまいました。厳格な親ならライブハウスの出入りすら許してくれなかったかもしれない。そう思うと寛大な両親に感謝感謝です。たくさんのライブを観て聴いて、それが全て自分の心に刻まれているとしたら、今度はその感動を自分が表現できるようになりたいです。

私のライブを観てライブに目覚めました!という人が現れるくらいになりたいな

しあわせ~~♪♪

2010年12月17日 08時14分29秒 | 音楽
最近ダンナさまが購入したCDにSkoop On Somebodyの「ユキウタep.」というのがあるんですが、その2曲目「Stay Together」にどっぷりとハマっております。なぜかって?それは・・・

フィーチャリング・ギタリストがマサ小浜だから!!!

いやもうホント、血わき肉躍るダンス・チューンとでも申しましょうか。曲もアレンジ自体もすごくかっこよくて、そこにマサさんのギターがふんだんに大フィーチャーされてるわけです。イントロの1度聴いたら覚えてしまう印象的なリフといい、さわやかなカッティング、ロックバリバリの間奏など、どこを取ってもマサさんのギターの魅力が詰まった1曲。これを大音量でリピートで聴いたり、i-Podで聴いたり、家にCDが届いたのが2日前なんですが、もう20回くらいは聴いたかも。スキー場のBGMにすごく合いそう!
Skoopはたまたま以前ナニワ・エキスプレスのBAJライブにゲストとして参加されていて(その頃はまだ3人組でした)キーボードのKO-ICHIROさんがナニワメンバーとジョー・サンプルの「虹の楽園」をセッションされてカッコイイな~と。私はR&Bとフュージョンの境目って、ほとんどないような感じがします。ボーカルの入ったフュージョンをR&Bと呼んでもOK?みたいな。R&Bとゴスペルもつながりがあるし、ゴスペルとジャズも密接だし、フュージョンはジャズからできたものだし。この辺りが全部好きなのは、やはりつながっているからなんですよね。

さて、きのうは今年最後のライブということで、地元にある病院のクリスマス会に参加して来ました。以前から病院での演奏を希望していて、看護師をやっているお友達のHさんの紹介で今回呼んでいただきました。今週火曜日に障害者の方の施設で演奏した時も100人以上の観客だったのが、今回もむしろそれを上回るほどの人・人・人!!ひっきーさんにも言ってたんですが、わたくしはっきり言って、お客さんが多いのが大好きです♪もううれしくてうれしくて、緊張とかそういう話ではなくなるんですね。思わず笑顔になってしまうので、緊張するひまがない!
実は今回、あるプレッシャーがありました。数年前に同じ病院で管弦楽のグループを呼ばれたそうなんですが、メジャーな曲を演奏したにも関わらず、途中で年配の患者さんが次々と部屋に戻って行ってしまったそうなんです。それを聞いていたので、今回20分という凝縮された時間で、主に年配の方をあきさせないプログラムを練りました。

クリスマス・メドレー→自己紹介MC→ゲゲゲの鬼太郎・笑点のメドレー→ゲゲゲの夫婦でなぞかけ→坂本冬美→TRUTH

私が見たところ、誰ひとりとして途中退席される方なく、無事に最後まで楽しんでいただけた様子でホッとしました。そこそこ盛り上がっていると思ったのも束の間、演奏の直後、保育園の子供たちが歌を歌うというので登場するや、会場が大盛り上がりに!テレビ業界でよく言われる「子供と動物にはかなわない」まさにそんな感じでした(笑)

ボランティアということで参加したわりに、手厚いもてなしを受けて、恐縮しつつもすご~くうれしかったです。何より「来て下さい」と言っていただいた上、たくさんのお客さんに喜んでいただけて、施設の時も思ったんですが、やはり声をかけていただけるのが何よりありがたいことだなあ、と。

今年の冬も、温かい気持ちに包まれた至福の時を過ごすことができました。今回のクリスマス会に関わられた全ての方にお礼申し上げます


2010年12月14日

2010年12月14日 20時47分07秒 | 音楽
きのうという日はたくさんの記念日でした。まず私の両親の50回目の結婚記念日。いわゆる金婚式の日にあたります。父は残念ながら9月に他界したのですが、それでも50年の記念日に変わりはありません。母に宛ててちょっとした贈り物をしました。

父は子供の私から見てもすごい人でした。新型フォークリフトの開発に携わり、ヘッドハンティングされた会社で部長職まで務めたにも関わらず、そこを辞めて大学の先生になりました。その時出した自動車工学の本は、検索すると今でもAmazonやHMVで買うことができます。
日曜大工が得意で小さい頃は凧や竹馬など、何でも作ってくれました。サンタクロースをうちに呼んで来てくれたのも、大正14年生まれの父でした。がんこで几帳面、ちょっとへんくつなところもあり、泣かされたこともありましたが、ユーモアがあって優しくて、晩年は孫をかわいがってくれました。私が子供の頃、年末になると車のワックスがけを一緒にやったのが、とても懐かしい思い出です。

もう一つの記念日、それは私の自主制作アルバム「童謡カレンダー」の発売1周年。両親の記念日にあやかってこの日を発売日にしました。すでに109枚もご購入いただき、改めてこの数の大きさに驚くとともに、ご購入いただいたみなさまにお礼申し上げます。ありがとうございます。

そしてもう一つ、きのうは素晴らしい、思い出深い1日となりました。さいたま市のアーティスト・ボランティアに登録して3年、初めてのご依頼で、とある障害者福祉施設でひっきーさんと2人、クリスマス・コンサートに出演して来ました。18歳以上の大人の方が通所されている立派な施設で、観客は何とこれまで最高の100人!みなさんとてもノリがよくて、1曲目のHyper Christmas Medleyから手拍子して下さり大感激。アニメやドラマの知っている曲が出て来るととても喜んで下さって、坂本冬美さんの曲ではサビを一緒に歌っておられました。
障害のある方の豊かな表現力と優しさのお陰で、これまでに感じたことのない一体感と、受け入れていただいている、楽しんでもらっているという喜びが最高潮に達した時、思わず涙がこぼれました。そして演奏終了後、みなさんからの手作り品のプレゼントとお礼の言葉が、自分の中であまりにもサプライズだったので、号泣してしまいました。

私が演奏活動を始めてすぐ、長年交流のある滋賀県の福祉施設、止揚学園で演奏させてもらった時も、終わった後いただいた拍手がとても温かくて思わず涙ぐんでしまったのですが、その時のことを思い出しました。障害のある方が私たちに与えて下さるパワーというのはとても大きなものです。生きることの喜びを体全体で表現して、私たちに教えて下さるんです。

楽しんでもらっているという喜びが演奏する私たちに伝わると、うれしくて演奏がとてもいいものになる気がします。終わってからひっきーさんと「今日の冬美さんは今までで一番いい出来だったね」と喜び合いました。

音楽を通して色んな方々と出会って、一緒に楽しい時間を過ごす。きのうは心から、音楽を続けていて本当によかったと思いました。以前塩谷哲さんがご自身のブログで、医療関係のチャリティ・コンサートに出演された際、お金の発生するコンサートも、しないコンサートも大事、というようなことを書かれていて、心を揺さぶられました。そして私も塩谷さんのようになりたいと思いました。

きのうは私の経験値としあわせ度がぐんと大きくなった1日でした。音楽と出会えて、音楽を演奏できて本当にしあわせです。施設をご紹介くださった文化振興課のIさん、コンサート担当の2人の職員さん、施設長さん、そしてこのコンサートに関わって下さった全ての方に感謝します。ありがとうございました

ちなみに・・・担当の男女お2人の職員さんのうち、女性の方は以前児童センターでお世話になった若い先生、男性の方は私の大好きな韓国人俳優ハン・ソッキュにそっくりな、とてもステキな方でした(笑)


息子のこと

2010年12月09日 19時00分56秒 | Weblog
今日は息子の中学校の三者面談がありました。担任の先生は自身もお子さんのおられる、とても優しいお母さん先生。息子のことをとにかくほめて下さって。息子は当然学校のことはほとんど話さないので初めて聞いたのですが、クラスの中で友達づきあいの苦手な男の子がいて、ぽつりとしてしまうことがあるらしく、息子はその子に声をかけて一緒にグループを作ったりするとのこと。そしてその子も息子のことを信頼してくれていて、「○○くんと一緒なら」と息子の働きかけに応じてくれるんだそうです。その話を先生から聞いて、思わずその場で泣きそうになりました。

小さい頃からどちらかというと口数が少なくて、友達づきあいも上手ではなかった息子。たぶん自分が寂しい想いをした経験から、人に優しくできるようになったんだと思います。勉強やスポーツがずば抜けてできるという訳ではないけれど、人を思いやる気持ちがいつしか育っていたことが、本当にうれしかったです。

人間、どんな経験も無駄になることなんて何もないんですね。身長173センチの息子からそれを教わりました。
ちゃんと育ってくれてお母さんはうれしいよ

発表会無事終わりました

2010年12月07日 19時41分27秒 | 音楽
ひっきーさんとその先生がたとの合同ピアノ発表会、さいたま芸術劇場小ホールにて、日曜日に行われました。お天気にも恵まれ、大人の方から子供の生徒さんまで多数参加され、ホールにはエレガントな音楽世界が広がっていました。聴きに来て下さったみなさま、そして今回も快く参加させて下さったS先生、T先生、そしてひっきー先生、ありがとうございました。

2年前の前回、変な気負いや練習不足や慣れないドレスや初めての場所等、色んな要因で不本意な演奏でした。そのリベンジも兼ねての今回だったのですが・・・。

芸術劇場の雰囲気に飲まれずに、楽しんで演奏することができました!!自分の中では合格!!!リベンジ成功~。

結局また「リベンジしてやる~」みたいなマイナスのオーラがあると、それが気負いとなって失敗するな、とわかったので、当日は朝から一通り練習して、その後はマサさんの出ているAIのライブビデオを観たり、先日行ったコーチングのセミナーで買った、ひろっしゅコーチのマンガ本を読んで感動したりして、プラスのオーラに身をまかせることにしました。

この日のホールのスタインウェイ、あまりにも音が素晴らしく、オープニング演奏の「TRUTH」連弾は、弾いていて本当に楽しくて楽しくて仕方ない状態になりました。ひっきーさんが先生としてオープニングを飾るための演奏としては、OKだったのではないかと思います。次の生徒さんのお世話のあるひっきーさんとは舞台そででちょっと言葉をかわしただけで、私は大きなミスなくちゃんと弾けたことに満足で、思わずガッツポーズしてました(笑)

その後数人の生徒さんをはさんで、Nちゃんとの「フレーミー」連弾。これも私はあくまで伴奏者であり、Nちゃんの出番に私が失敗するわけにはいかないので、気をつかいました。ちょっとしたアクシデントはあったものの、最後がちゃんと決まったので、これもOK。自分の子供ではないお子さんとの連弾、楽しかったです。何かピアノの上で気持ちが通じ合うような。またやりたいです♪

そして次は一番の難関(私の中で)譜めくり。naoさん、ひっきーさんの連弾「花のワルツ」の譜めくりを、人生で初めてやらせていただきました。この時が実は一番緊張していて、心臓ばくばく、譜面はガン見。何とかスムーズに最後のページまで来て、演奏も練習の時のようにうまくまとまって、最後はゴージャスに決まった時は、心からホッとしました。Nちゃんの時と同様、自分の仕事で相手の人を動揺させてはいけない。ほんと勉強になりました。でも実はこれがあったからこそ、緊張を使い果たしてしまい、自分のソロを楽しめる余裕ができたので、こんなに楽譜にうとい、不安材料満載の私に譜めくりを頼んでくれて、逆にありがとう!という感じでした(笑)2年後の発表会にもし出させていただけるなら、また譜めくりやらせてもらおうと思います。

2部の最初がひっきーさんの生徒さんで、その3人あとくらいの出番のはずが、行ってみたら2人欠席でいきなり私に回って来たのも、緊張する時間がなくなってちょうどよかったです。「おしょうがつ」がきれいに弾けたのに気を良くして、「Amazing Glace」では冷静に音を聴きながら指運びできました。実は前日、練習を聴いていたダンナさまに感想を聞いたところ「この曲は繊細さがないよね」と言われたんです。確かに耳コピして弾けるようになることに重点を置きすぎて、パワフルにガンガン弾くのが定着してしまっていたので、珍しく素直に言うことを聞いてみようと思い、なるべく繊細な音の部分を作るよう心がけました。今回はスタインウェイくんが仲良くしてくれたので、納得のいく演奏ができました。

ソロが終わって舞台そでに戻ったら、順番を待っている2人の大人の方が満面の笑みで拍手で迎えて下さったのがうれしかった。客席のほうに行こうとしたらnaoさんと会って、ホッとした気持ちがゆるんで思わず泣いてしまいました。
2部の終わりはひっきーさんのソロでEL&Pの「タルカス」ソロピアノバージョン。前回のファイナル・ファンタジーの曲もびっくりしたけれど、クラシックの曲を選曲する人の多い発表会でEL&Pを弾こうとする先生なんて、日本中どこを探してもいないと思います(笑)そこが彼女の面白いところ。今回も先生としての演奏というプレッシャーの中、迫力ある演奏で観客を魅了していました。生徒さんとの連弾、私たち大人との連弾に、生徒さんの椅子や楽譜のお世話など、大忙しの中での演奏、大変だったと思います。ほんとお疲れ様。

2部と3部の間の休憩時間に、聴きに来て下さった方とお話することができました。mikaさんとSさん、前回の2年前と同じ席に座って聴いていて下さいました。ステキなお花をいただいてお話する中、お2人が「まつこふさんが出て来ると、雰囲気が変わる、演奏を聴かせる人、というオーラが出ていました」というお言葉をかけて下さって、心底うれしかったです。2年前はそこを意識しすぎて失敗していたのが、今回はもっと謙虚に、こんな華やかな舞台に出られてうれしい!という素直な気持ちで臨みました。2年の間に得た経験がちゃんと生かされていたんだとしたら、場数も踏んで練習もして、だんだん自分の理想に近づいているのかもしれないと、何ともうれしくなりました。

連弾が終わった後とソロが終わった後、それぞれダンナさまに感想を求めたところ、どちらも「よろしいんじゃないですか」とのこと。私の中でこの言葉は、ダンナさまからの最高のほめ言葉と受け取っているので、帰りの車の中は疲れを感じない、ハイな状態でした。いつものように、下の子の面倒を見つつ迎えに来てくれたダンナさまと、後半たいくつして来たのをがまんして付き合ってくれた娘ちゃんにもありがとう♪

今回、自分で納得のいく演奏ができたことで、また一つステップアップできたような気がします。これからもがんばります

FRUIT CAKEを聴きながら

2010年12月03日 14時39分58秒 | 音楽
今日の最終リハーサル、いつもながらステキな音色のT先生所有のベーゼンドルファーのお陰で、気持ち良く終えることができました。あとはリラックスして芸術劇場の雰囲気を楽しむのみ!いつものセッション仲間の方も何人か来ていただけるそう。前回の芸術劇場に足を運んで下さり、それ以来のお付き合いのmikaさんSさんも来て下さるそうなので、再会が楽しみです♪
「Amazing Glace」に今年1年の想いを込めて。

さて、先日からとても懐かしいCDを聴いております。オランダのフュージョン・グループFRUIT CAKEの日本でのデビューアルバム「FRUIT CAKE」。1983年発表ということですから、27年も前のアルバムということになります。27年前・・・わたくし16歳でバリバリの女子高生でした。あ、でも学校は私服だったので、ズボンばっかりはいてましたけど。セーラー服って一度も着たことないんですよね~。
それはさておき、待望のCD化再発売ということで、ダンナさまに購入をお願いしたところ、何だかややこしいことが起こってたみたいです。詳しくはこちらをご覧いただくとして。聴いてみてとにかく懐かしい!!どの曲も結構覚えていました。特に1曲目の「I LIKE THE WAY」がやはり印象深く、懐かしさで思わず涙が出そうでした。ああ~~、コレコレ!!みたいな感じ。全体的に軽めのフュージョンで、1~4曲目は明らかに、地方局のCMなりインフォメーションなりのBGMに使われていたのは間違いないです。でもね・・・いいんです、やっぱり。ピアノが主体で、かなりの割合でハンドクラップが入って来る、さわやかでポップなアレンジ。ギターは大好きなカッティング。ところどころで「あ、今の感じはちょっと窪田さんっぽいな」とか「キーボードがメインだからコスモスっぽいな」とか。
明るくてさわやかでキャッチーなサウンド。私の目指すべきところでもあります。ちょっと1曲コピーしてみたくなりました。

で、今日のおやつはひっきーさんにもらった写真のフルーツケーキ(笑)いただきます

師走!!

2010年12月02日 23時11分07秒 | 音楽
ほぼ1年前から決まっていた、ひっきーさんとその先生方の教室との合同ピアノ発表会が、3日後にせまりました。前回のような気負いを持たず、楽しく参加したいと思います。5日1時からさいたま芸術劇場小ホールにて。無料なのでお時間ある方は遊びに来てください。

さて、あっという間に12月になってしまいました。今年もいろんなことがありました(って振り返るにはちょっと早いですね!)
年末とはちょっと関係ないのですが、先日所用で京都に日帰り出張しまして、その行き帰りに「もしドラ」を読破しました!いや~、面白かったです。帰りの新幹線では寝るはずだったのが、思わず引き込まれてしまって。

病気の友人に代わって野球部のマネージャーになったみなみが、ドラッカーの「マネジメント」を読んで、野球部の改革に乗り出して行くという、奇想天外と思いきや、実はすごくハマっていて、どんなものにも応用できそうと思わせる、面白い物語でした。弱小野球部が甲子園に出るためにできることを考えるくだりでは、なるほど~と野球部を自分にあてはめてみたりして。後半、感動で何度もじーんとしながら読んでました。これがサッカー部のお話だったら、ルールもわからないしここまで入り込んで読めなかったかも。唯一の馴染みのあるスポーツ「野球」だったからこそ楽しめました。

さてさて、明日は発表会の最終リハーサル。先生のお宅でベーゼンドルファーを弾かせてもらって来ます!