関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

♬初心者ジャズピアノ教室♬

場所はさいたま市見沼区の自宅。コードや簡単な耳コピの仕方など、それぞれの方のレベルに合わせて、丁寧に教えます。珍しいヤマハの木目グランドピアノで、好きな曲を弾いてみませんか?左の「メッセージを送る」からお問い合わせ下さい。

楽しかった~!

2007年09月29日 22時37分14秒 | Weblog
TRIX@渋谷DUO、行って来ました。初めての場所で若干とまどいましたが(結構柱があるのです!)全員が見渡せる席に着くことができました。JUNKOさん、ありがとう!
今日の窪田さんはいつものTRIXよりはクールな感じの衣装で超カッコいい!DVD撮影用のカメラは何と9台も入っていたそうです!
みなさん、いつにもまして熱い演奏でライブは大盛り上がり、もちろんMCは大爆笑の連続!それにしてもこの3時間をどんな風に編集するのか、とっても興味深い・・・。
そして今日は、ブログでいつもお世話になっている、TRIX大好き、ゆなさんともお会いすることができました。いつも思うことですが、こうして各地のTRIXファンの方とお会いすることができるのも、ブログというものがあるお陰なんですよね。10年前には考えられなかったことです。ほんと、インターネットの普及に感謝感謝です。

そして今日はTRIX!!

2007年09月29日 08時17分28秒 | 音楽
きのうの興奮さめやらぬ状態のまま、今日を迎えてしまいました。
今日はTRIX「FORCE」ツアー・ファイナル。そしてDVD収録。
何でもDVD発売は年内を予定しているそうで、2007年もあと3ヶ月あまりとなった今では、TRIXの映像が拝めるのもあっという間。年末のお掃除がおろそかにならないように、早めに予定立てようっと。(TRIX・DVDを観るために)
きのう東京タワーに行くのに結構歩いたのと、前日のエアロビのせいか、ちょっと腰痛が心配だったのですが、一晩寝たら治ったみたい。

今日も「Passion」踊るよ~!(でも映像になったらちょっとコワイ)

赤羽駅の本屋で・・・

2007年09月28日 16時27分03秒 | 音楽
今日は振替休日の息子と2人で東京タワーに登って来ました。昔ダンナさまと独身時代に行ったきりだったので、もう10年以上ぶり。団体さんや修学旅行生がたくさん来てました。お天気もよかったので、お台場方面がすぐそこに見えて感動。
何でも水、木の夜にはアコースティック・ライブもあるそうで、リリーさんの影響もあってか、今や東京タワーはおしゃれなスポットになりつつあるようです。

さて、その現地へ向かう途中、本屋に寄りたくてわざわざ赤羽駅で降りました。きのうの夕方、地元の本屋へ行ってみたものの、まだ売ってませんでした。
そう、今日はキーボード・マガジン11月号の発売日。最強プレイヤーズ・コンテストの第1次審査通過者発表のある日なのでした。

赤羽駅でいつもと違う階段を下りたら、本屋がない。そこで一旦ホームに上がり、また下りたら同じところに出てきてしまい、再度上がって下りてやっと本屋にたどり着きました。ドキドキしながら音楽雑誌のコーナーへ。くまなく探すのですが見当たらない。おっかしいな~、今日発売だからまだ出てないとか?店員さんに聞いて探してもらうと・・・。ど真正面に置いてありました。Keyboardのロゴのすぐ下に重なるように「東京事変」と大きく書かれていたので、別の本と思って見過ごしていたらしく・・・。とほほ。
で、息子にうながされてレジに並ぶ前に目次でページを確認し、後ろのほうの名前がたくさん載っているページを目で追いました。あれ、ない?載ってない?

載ってましたぁぁぁ~!!!
赤羽駅の本屋で思わずガッツ・ポーズ!(ヘンな人)

ううう、よかった。真夏の時期、子供がビデオを見ている隙に、そしてダンナさまに何度もダメ出しされながら、必死になって作った作品でした。ここ数日また何度も聴き返しては、
「私はこのアレンジがとても好きで気に入ってるんだから、もし認められなくてもよしとしよう」
と心に言い聞かせていました。技術的なことは?だけど、課題ボーカルの雰囲気に合った優しいバラードになったかな、と。
総応募数がどれくらいかはわかりませんが、1次審査では35作品に絞られていました。それだけの中の1作品に選んでいただいたキーボード・マガジン編集部の方々、本当にありがとうございます。そして第2次審査ではプロのアレンジャーやミュージシャンの方々にも聴いていただけるとのこと。それだけでもほんと光栄なことです。

しかし一つだけ悲しいことが。11月3日の最強プレイヤーズ・コンテストの開催時間と、クイーンズサークルで行われる窪田宏さん出演のD-DECKライブの時間とが、思いっきり重なっているのです。しかもコンテストのライブ・ゲストがNANIWA EXP!
あああ~~~、両方観たい~~~(ってやっぱり私、お客さん??)

久々に

2007年09月26日 13時15分34秒 | Weblog
以前ジャズピアノを習っていた先生のところに、5年ぶりに単発でレッスンに伺うことにしました。午後からなので娘を幼稚園の延長保育にお願いして、久しぶりに一人都内へ。乗換え駅の本屋でさっきキーボードマガジンを立ち読みしたら、宮崎裕介さんのFANTOMインタビューが載っていたので、一通り読んでしまいました。以前NHK教育のわんパークという番組で「ナンバーワンパークバンド」として出演されていた時、確かRHODESを使われていた覚えがあったのですが、やはりヴィンテージ楽器好きだそうで、プラグインボードのクラシックエレピも使っているそうです。わーい、おそろいだー。
あさって出る11月号を買わねばならんので、アンジェラ・アキ特集の10月号はスルー。ただ、またもコンテストの記事が。向谷実さんと松武秀樹さんが審査員を務める、シンセによる楽曲制作のコンテストで、自由曲部門と課題曲部門があり、課題曲がアサヤケとライディーン!(だったと思う)うーむ、これまた興味深い。

気になる~~!

2007年09月22日 15時58分47秒 | 音楽
月曜が娘の運動会で、今日が息子の運動会。週に2回。お弁当作りも2回!
今朝も5時に起き、先日は和風だったので今度は洋風だ!と、これもめったに作ったことのないサンドイッチ弁当にチャレンジしました。(まあ、のり巻きよりずいぶんと手抜きな感じはいなめませんが)息子の好きなカツサンド。ちゃんととんかつを朝から作り、栃木県の佐野の名物「いもフライ」に使われている「マドロスソース」をカツにからめてサンド。なかなかイケました。徒競走は惜しくもおケツから1位。それでもソーラン節をアレンジしたダンスは今までで一番カッコよく、騎馬戦もナイスサポートで勝利。小学生はお昼は教室なので、私たちは家でお昼を食べ、午後の部を少し観て帰って来たので、幼稚園よりはラクでしたが、この暑い中、低学年の子供たちのお世話係もがんばってやっていた息子の姿は、すっかりお兄さんしてました。大きくなったなぁ・・・。夜は鉄板焼きでお疲れさん会します。

で、気になるのは何かといいますと・・・。今朝お弁当を作っていると、ふいに

「メイナード・ファーガソン」

という人の名前を思い出したのです、と同時に彼の1曲だけ知っている曲が頭の中を流れ出した。それはバリバリのフュージョンで、すき通ったトランペットがテーマを奏でる、本当にカッコイイ曲。例えて言うなら「アメリカ横断ウルトラクイズ」のテーマ曲のような感じ。(確かあれは大野雄二さんの曲だったと思います)
もしかすると最近テレビのBGMで聴いたのかもしれないのですが、いかんせん、タイトルが出てこない。昔ラジオを録音して聴いていたんだと思います。これまで何年もの間思い出すこともなかった名前が、ひょっこりと浮かんでくる。記憶って不思議です。で、名前と同時に曲も鮮明に思い出すのですが・・・。
HMVで試聴できる彼の作品を片っ端から聴いてみた。(CDの数がかなりいっぱいありました)でもその曲はありませんでした。1980年発表の「STORM」というアルバムがかなり近い内容で、カッコイイので買ってみようかと。その他に70年代後半の試聴できなかったもので、内容の近そうなのも調べたので、一か八か買ってみようと思っています。

もう1度あのカッコイイ曲が聴きた~い!

偶然に感謝!

2007年09月21日 14時06分00秒 | 音楽
11月1日から4日までパシフィコ横浜で行われる「2007楽器フェア」。おととしはKK JAMのライブがありながら子供の用事で行けず、昨年は1人でのんびりと行かせてもらい、Fantomをさわりまくって来たのでした。(思えば楽器フェアに行ったからFantomを買うに至ったわけで、行っといてよかったです)

で、今年はというと、もうすでに11月3日に行くことが決定していました。なぜなら「最強プレイヤーズコンテスト」の最終選考会がその日だから。来週の金曜発売のキーボードマガジンに、1次審査通過者の発表が載るんですよね~。う~ん。早く結果を知りたい、でも現実を知りたくない、でも知りたい。試験の合格発表みたいで何だか緊張します。まずキーマガ編集部で1次選考、その後プロのアレンジャーなどを招いての2次選考。そして最終選考を楽器フェアで華々しく行うとのこと。一体最後に残るのはどんなアレンジなのか、見届けてやろうじゃないの!(あれ、私お客さん?)

そんなこんなでさいたまから横浜へ、しかも子連れで行くとなると、まあ1日行けばいいかな、という感じなのですが、きのうダンナさまが自分のパソコンの方へ手招きするので近づいてみると、文字の羅列の中から

「出演:窪田宏」

の文字が目に飛び込んで来ました。うわ~~!何それ何それ!
楽器フェアで「D-DECK&STAGEA SUPER LIVE STAGE 2007!」との催しがあり、それがちょうど11月3日だったんです。わ~、行きたい!ゼッタイ行きたい!あ、でも前にKK JAMの時はホールだったから、子連れはちょっとムリそうだったけど、今回もじゃないの?とダンナさまに聞いたところ、今回の場所はクイーンズサークルという誰でも観られる場所とのこと。やった~やった~!これで初めて窪田さんのソロ演奏が観られる!!9月29日のTRIXがもしかして年内見納め?と思っていたのと、翌日の4日じゃなくて本当によかった!(翌日は勝田さん参加のAPOLLO JAMのライブがあるようですが、そちらはホールのようです)ただちょっと気になるのは、1時間のステージの出演者が「窪田宏 ほか」となっているので、窪田さんの演奏自体はそう長くはない様子(ほか、の人も気になります、宮崎裕介さんだったらうれしいな~)エレクトーンのライブに行ったことがないので、D-DECKのみを使った演奏、ほんと楽しみです。

ああ、楽譜

2007年09月20日 21時45分40秒 | 音楽
ここのところ、これから何を弾こうか、どういう路線を目指そうかと思案中です。いろいろとやりたいことがあって、例えば若い頃好きだった洋楽をピアノ、もしくはエレピの2台で弾いちゃうとか。じゃあ何を弾くか?となった時に、パッと浮かんだのがボズ・スキャッグスの「WE'RE ALL ALONE」でした。14年前の結婚式で、キャンドルサービス(時代ですな)の時、エレクトーン奏者の方に弾いてもらいました。「HITS!」というベスト盤を高校生くらいの時、おばあちゃんの家の近くの富田林のレコード屋さんで買い、カセットテープに録音して繰り返し聴いてました。「MISS SUN」とか「JOJO」が大好きで、何年か前にCDを買いなおして、今朝も久し振りに聴いてみると、やっぱり同じ曲が好きでした。
あと一番最後の「YOU CAN HAVE ME ANYTIME」は、数年前に車のCMに使われていて、「WE'RE・・・」とちょっと似てるんだけれど、実はこっちの方がかっこいいかも。
クレジットにはTOTOファミリーがずらずらっと。「YOU CAN・・・」のギターソロがサンタナだったと知りびっくり。あとデビッド・フォスターのキーボードが実は好きなんだということが、最近わかりました。
話を元に戻して、こういった曲を2台で弾くとなると、やっぱりきちんとした譜面が必要になるのかな~と。そんなことを考えながら、午後、ピアノの先生ママさん、Sさんのおうちへ。11月に2人で出演する地元公民館のお祭りの打ち合わせに、子連れでお邪魔しました。いつ弾いてもほんといい音のKAWAIクンを前に、とても有名なドラマの主題歌を連弾するので、その譜読みを手伝ってもらいました。以前から譜面をコピーしてもらっていたものの、どうしてもすぐには読めないので教えてもらいながら・・・と思ったのですが・・・。読む早さが100倍くらい違~う!
もちっと読めるようにならんとな~。その後選曲をしたりお茶飲んだりしていると、Sさんが
「そういえば前にトキなんとか、って人のこと言ってたよね?」と。
ジャズでトキといえば土岐英史。今では勝田さん大好きの私ですが、若い頃はサックスといえば土岐英史さんが1番好きでした。その土岐さんがどうしたかというと、浦和にあるプラザウエストという公共施設で、土岐さんと一緒にライブに出れるクリニックのようなものがあるとのこと!す、すごい!あの土岐英史さんと共演できるって?!早速パソコンで調べてもらいました。ありました!
いろんな楽器を募集していて、ピアノは1名。ただ条件はもちろん

「楽器経験者で楽譜の読める方」

・・・そりゃそうです、あたりまえです。ホーンセクションも入るので、立派なバンド編成。楽譜があるのが当然です・・・が、私は読めないに等しい。

もっと上を目指すなら、楽譜は読めてなんぼ、です。楽譜アレルギーになってる場合ではないな~。がんばろ!

疲れた~

2007年09月17日 16時24分55秒 | Weblog
今日は娘の幼稚園の運動会でした。きのうの夜から仕込みをして、朝は5時起きでお弁当を作りました。つい最近、ダンナさまがお土産においしいのり巻きをもらって来てくれて、子供たちがのり巻きに目覚めたことから、今までお弁当になんて作ったことがなかったけれどチャレンジしてみました。年に1回、節分のときに恵方巻きは作っていたけれど、あれは丸かぶりなので切るということがなく、1回切るたびにいちいち濡れたペーパータオルで包丁を拭かなければならばいので、なかなか大変やな~と。できあがったものをごたいそうに重箱に。(レジャー用の大きいお弁当箱がないという理由から)するとなかなか豪勢なお弁当になりました♪娘も喜んで食べてくれてよかったよかった。かけっこも1番で、おゆうぎもがんばって踊っていたので、すごく疲れたけれどいい思い出になりました。

夜はお弁当を決める前からのリクエストで、回転寿司に行くことに。昼も寿司、夜も寿司。何て豪勢・・・?

ところでTRIX冬のツアー、東京の日程が12月6日(木)@イクスピアリとのこと。平日なんですね・・・。ダンナさまと取りっこになりそう。9月の渋谷にも行かせてもらうことだし、ここはゆずって・・・。う~ん、でも冬のTRIXも観た~い!!!

私のリラックス・タイム

2007年09月14日 16時55分02秒 | 音楽
昨晩は娘がすんなり寝てくれたので、夜起き出してまずアイロンをかけ、その後ダンナさまが買ったマイルス・デイビスのライブ盤(So WhatとWalkin'が入っています)を聴きながら、おいしいアイスコーヒーとクッキーを横に置いて、日経の夕刊をゆっくりと読みました。1964年録音のライブ、ピアノは若手のハービー・ハンコック。う~ん、私たちが生まれる前から、もうすでに活躍していたんだな~、などと感慨にふけりながら、ふと、マイルスのライブにすごく耳がしっくり来ていることに気がついた私。

ジャズを聴き始めた頃は、おどろおどろしくて難しい印象だったマイルスも、年齢を重ね、色々な音楽を聴いてきた耳には、何とも心地よい響きなのでした。久々に何かゆっくりしたな~。

そして今日は、以前娘連れで挫折したエアロビに、単身で再チャレンジ!いや~、集中してできたので、めちゃくちゃいい運動になりました。体中から汗が吹き出て、何だかデトックス気分。ただ久々の重い運動に、夕方現在、猛烈な疲労感。今日は娘と早々と寝てしまいそうです・・・。

1982年のCDと2007年のCD

2007年09月12日 10時34分22秒 | 音楽
10日にやっとこさブライアン・シンプソンの新譜「ABOVE THE CLOUDS」が届きました。1曲目の「WHAT CHA GONNA DO?」からいきなりロマンティックなピアノで、ちょっとシャカタクを思い出すような感じ。全体的にアシッド・ジャズっぽいオシャレなアルバムで、デイヴ・コズももちろん参加。どの曲もメインはピアノなので、正直なところ曲のタイトルを覚えるのは至難の業。(前作もそうでした)カフェのBGM的な聴き方ではありますが、とにかく聴いてて気持ちいいのでやっぱりブライアン・シンプソン、好き

で、昨日の朝、出かける前にポストに届いていた1枚のCDらしきもの。見知らぬ方の住所・氏名と、厳重な包装からすると、どうやらまたダンナさまがオークションで落札した品らしい。私たち、音楽の趣味がかなり重なるところと、お互いがあまり興味のない部分も結構あって、「どうせまた80年代AORボーカリストのレアなソロ・アルバムか何か」だろうと思い、封も開けずに外出しました。で、夜、開封されて出てきたCDが…。

「LITE ME UP / HERBIE HANCOCK」

や、やった~~!ついに、ついに「ライト・ミー・アップ」のCDが我が家に!!!
実は以前から欲しくて欲しくてのどから手が出るようなCDだったのです。82年発表の今作、レンタル・レコードをテープに録音してずっと聴いていました。中でも「Paradise」というバラードが大好きで、私の「バラードベスト10」を作ったら間違いなく上位にランクインするほど好きな曲。CPっぽいピアノとハービー自身が歌う優しいボーカルが、何ともいえずロマンティックで…。
その後発表された「Rock It」の入ったアルバム「FUTURE SHOCK」は実はあんまり趣味じゃなくて、私にとってのハービー・ハンコックはこの「ライト・ミー・アップ」だったんです。
ダンナさまと結婚してから、他のハービーの作品もちょくちょく買ったりしていましたが、CD店をチェックするものの大好きな「ライト・ミー・アップ」だけ売っていない。
「私これ好きなんだよね」とカセット・テープを見せたところ

「俺もこれ聴いてた」

お互い特別にハービー・ハンコック・ファンではなかったのに、このアルバムだけは高校生くらいの時に聴いていたということが、後でわかったのです。ちょっと感激でした。

CDはなぜか発売中止になっているようで、これはオークションに頼るしかないと、少し前にも入札を試みてもらったのですが、どんどん値段が上がってしまいダメでした。どうも紙ジャケットのほうは高い値段になるそうで、うちはクリアな音で聴ければ別に何だって構わないので、「出品された時は入札してね」と言ってありました。ただ、いくら欲しいCDでも中古のCDには中古のCDの適正な価格があると思うので、あまりお高いのはNG。すると今回、500円くらいのお値段から始めてくださった良心的な方がいらっしゃったそうで、お陰で適正な価格で購入できました。感謝!

で、中の解説を読んで驚いた。実はこのアルバム、ハービー・ファンにとって踏み絵のようなものだったらしい。きのうCDを聴いてみて、テープでは聴こえないクリアな音に耳をすませてみると、実はアレンジが81年発表のクインシー・ジョーンズ「愛のコリーダ」によく似ていることに気がついた。実はこの作品は「愛のコリーダ」にインスパイアされて作られたものではないかと。う~ん、確かにキーボードが全面に出てるというより、ボーカル曲も多いし、クインシー御用達のミュージシャンが多く参加しているとのこと。
それまでのジャズ・ピアノ・バリバリのハービーを期待していた人にはがっかりの作品で、賛否が分かれたらしいです。その熊谷美広さんの解説を読んでものすごく納得。

「だからうちは好きなんだ!」と。

「Paradise」のドラムはジェフ・ポーカロ、バック・ボーカルはビル・チャンプリン、アレンジはデビッド・フォスター。「LITE ME UP」のギターはスティーブ・ルカサー、パーカッションはポウリーニョ・ダ・コスタ。最後の曲ではパトリース・ラッシェンも参加。これだけの人が集まって作ったアルバムを、うちの家がキライなはずがない、と。ハービー・ファンではなく、このアルバムのファンとでも言えばよいでしょうか。そっか~、「愛のコリーダ」と発売時期もこんなに近くて、しかもこんなにすごいメンバーだったのか~と、発売後25年経って知りました。

25年前のCDと2007年9月発売のCD。どっちもいいな~。ジャズ・ファンのおじさまなんかだと、「今の音楽なんか聴けるか!」と頑なな人もいると思うけど、私は新しいもの大好き。どっちも聴けて、どっちもいいなと思えて、ほんと幸せ