関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

♬初心者ジャズピアノ教室♬

場所はさいたま市見沼区の自宅。コードや簡単な耳コピの仕方など、それぞれの方のレベルに合わせて、丁寧に教えます。珍しいヤマハの木目グランドピアノで、好きな曲を弾いてみませんか?左の「メッセージを送る」からお問い合わせ下さい。

相棒のテーマ曲

2006年09月30日 12時56分14秒 | テレビ
先日、クイズ・タイムショックのスペシャルを見ていたら、10月の新番組の宣伝で水谷豊と寺脇康文が出てしゃべっている後ろで、ミョ~にカッコイイ曲がかかっていたのです。それはチョッパーバリバリの「どフュージョン」で、

「わー、これ超かっこいいー!誰の音楽?」

と気になって仕方ありません。たぶんドラマ「相棒」のテーマ曲なんでしょうね。テレ朝のHPなどで探してはみましたが、音楽が誰かはわかりませんでした。10月11日の新シリーズスタートスペシャルを見てみなくては。

刑事もののドラマにはかっこいいテーマ曲がつきものでした。「太陽にほえろ」は有名ですが、私的にはイマイチ。それより同じ石原軍団ものなら、「西部警察」のほうが、ラッパ系が入っていて好きでした。「西部警察PART2」はさらにかっこよかった。
ちょっと古いところでは渡哲也主演の「大都会」も、ラッパが入っていかにも、という感じでした。かなりマイナーなところでは渡瀬恒彦主演の「大追跡」、確かもっとフュージョンっぽかった気がします。
探偵ものでは沖雅也の「俺たちは天使だ」、松田優作の「探偵物語」、これはどちらも音楽がSHOGUNで大好きでした。「探偵物語」はサントラのレコードを持っていたのをCDに買いなおしたほど。

最近のドラマはだいたい1クールで終わってしまうし、歌もののタイアップが多くて、誰もが聴けばわかるテーマ曲、みたいなものが減っているように思います。丹波哲郎さんのお葬式でかかっていた「Gメン’75」のテーマもかなり有名で懐かしく、音楽を聴けばあの並んで歩いてくる映像が思い出せる。その音楽を聴けば何か他にも思い出すものがあるってすごいですよね。

西脇辰弥 Infinite LIVE@BAJ

2006年09月28日 07時57分30秒 | 音楽
とにかく楽しかった&行ってよかったです。曲のタイトルや順番は相変わらずあまり正確ではありませんので、ご了承を。では、まいりましょ~。

まず最初、西脇さん、ドラムの小森啓資さん、ベースの"JINO”日野賢二さん、ギターの渕上”フッチー”祥人さんの4人が登場。謎の大物ピアニスト、セルゲイ・ザルチンスキー氏は、西脇さんの華々しいアナウンス&4人の演奏するカッコイイ入場テーマにのっての登場。黒いマスク、赤と黒のマントに身を包んだセルゲイ氏を最初見たとき、
「んんん、これって塩谷哲さん?」
ただマスクから見えるのは目、鼻、口だけで、「塩谷さんはもっとかっこいいはずだから、全然違う若手ミュージシャン?」でも始まった1曲目「Living For The City」でBAJ所有Fender Rhodes!(Rhodes大好きなのでうれしかった~)を中腰で弾きまくる姿がやはり塩谷さんと重なるのでした。1曲目の間中悩んでしまった。
「2部の間中ずっと覆面も気の毒なので」ということで、ここで素顔が明らかに。バッと覆面を取った瞬間、

「やっぱり塩谷さんだ~~!!ぎゃ~~(心の叫び)」

ダンナさまは「大物ピアニストで考えられるのは塩谷さんくらい」と言い当てていましたが、西脇さんのブログのお写真で見た何かオカマチックな座り方やイメージと違う服装で、私には想像がつきませんでした。それだけにこれはもう超うれしいサプライズ!今回座席は「西脇さんとJINOの良く見える席」をお願いしたら、何とJINOのド真ん前。あまりに前すぎて顔を見るのも恥ずかしい。塩谷さんとわかっていたら、ピアノの手元の良く見える席を頼んだのにな~と、何てわがままな客。とにかく今は自分の中でジャズピアノ・モードが炸裂しているので、塩谷さんのピアノを久々に聴くことができて、本当によかったです。2曲目「塩谷くんのHなピアノ」(by西脇さん)から始まる曲「Save It For A Rainy Day」、もううっとりで、ライブ終了後しばらくは塩谷さんにメロメロ状態でした。

ついSALT話が長くなりましたが、今日の主役は西脇さん。1曲目から叫ぶようなハーモニカでノリノリです。トレードマークのドレッド・ヘアにニット帽、コム・デ・ギャルソンの花柄Tシャツという相変わらずオシャレなスタイル。シンセは2段積みで上がRoland VーSynth(手をかざすと音が変化するという代物)、下がやはりRolandのX8という機種でした。(Fantomシリーズというもののようです、暗がりでよく見えず)演奏はもちろんのこと、今回のライブで特に印象に残ったのが、南アフリカでの製品紹介のデモ演奏を、スライドショーと平行してやってくださったこと。ベースのサンプリング音を使っての、JINO顔負けのバリバリチョッパー演奏や、昔のヴォコーダーを思わせる、声をシンセ音に変換させる機能を使っての「一人ボヘミアン・ラプソディ」など、それはそれは見事なパフォーマンスを見せてくださいました。一見シンセを使った遊びのように思えるけれど、その完成度の高さといったら、さすがRolandシンセのデモ演奏で世界中を回っていらっしゃるお方。さすがです。

あと、バラエティに富んだカヴァー曲にもびっくりしました。1部の最後、渕上祥人さんが昔出されたボーカル・アルバムのCDジャケットがスクリーンに映し出され、(西脇さんがこの日のために名古屋の中古CD屋さんで見つけたそう)その流れで「フッチーの歌、聴きたくない?」となり、始まった曲が「Play That Funky Music」。おおお~、ファンキーでカッコイイ!ナイス、フッチー!
また、2部ではJINOの昔からのファンの方が福岡から来られていて、お誕生日が近いということでみなさんからハッピーバースディの演奏のプレゼントが。こういう演出もとてもあたたかい感じがして、こちらまで何だかウレシイ気持ちになりました。そしてJINOの歌、「Come Together」。こちらはワイルドなロックテイストで、またまたカッコイイ。この曲でだったか、JINOがベースにディストーションをいっぱいかけてギターの音っぽくして歯で弾いたり背中で弾いたり、フッチーと西脇さんのシンセとで「3人ギター」をやっていたのがすごかった。

センスの良さが感じられるカヴァー曲、まだあります。西脇さんはクロマチック・ハーモニカの巨匠、トゥーツ・シールマンスにも認められたほどの方にも関わらず、ご本家のカヴァーは今までやってこられなかったそう。ただ
「もういい歳になったからやってもいいかな、と」今回初めて選ばれた曲が、ジャコ・パストリアスの「Three Views Of A Secret」。肩の力が抜けた感じの大人の雰囲気で、とても心地よかったです。
また、私の中ではこの曲を聴けたことが1番の収穫でした。ハービー・ハンコックの知らない曲でしたが、例のヴォコーダーっぽい機能を使っての西脇さんのヴォーカル曲。もう何ていうか、漂うような気持ちよさというか、昨年の銀座駅でのライブで演奏された「The Christmas Song」の感じと似て、ハーモニーがきれいでJazzyでオシャレで。まさに女性ファン泣かせとでも申しましょうか。調べてみたところ78年発表のアルバム「Sunlight」の1曲目「I Thought It was You」でした。今はパソコンですぐ調べられて便利です。実は他のカヴァー曲も、曲は知っていても正確なタイトルを知らないものばかりでした。で、「Sunlight」の他の曲も視聴してみたのですが、速攻HMVに注文!!5曲だけのアルバムですが、それはそれはヨダレの出そうな好きな曲ばかりで。このアルバムが出たとき、私はまだ11歳で、ハービー・ハンコックなど知る由もなかった。それを教えてくれた西脇さんにまた感謝。

大好きな西脇さんの曲「Do Not Leave Me」や「Eternity」は、切ないハーモニカの音色が秋にぴったりといった感じで、本当にステキでした。そんなJazzyな雰囲気なのに、BAJのスケジュールの分類はJAZZではなく「その他」。それがなぜかというと、2部最後の曲、昨年の銀座駅のときに聴いてぶっ飛んだ「ハンガリーの救急車」こと「Hungarian Ambulance」のような、超早ロックも演奏されるからなんだと思います。ほんと「すごい」としか言いようのない、すごい曲なんです、これが。でも最後がこの曲だととても盛り上がるので大好きです。小森さんのロック・テイストのドラム全開!ツーバスをドカドカやっていたのもこの曲だったと思います。

大盛り上がりのうちにメンバーのみなさんが私のすぐ横を通って引き上げて行かれます。そしてアンコール。
「心を込めてお送りします」との言葉どおり、西脇さんの曲「Sylph」、温かいハーモニカの音色に思わず涙がこぼれました。何て素敵な音楽を作る人なんだろうと。笑わせたり、感動させたり、また盛り上げたりと、サービス精神のかたまり!メンバーのみなさんがそれぞれクローズアップされるように持っていくなど、バンマスとしての器の大きさを感じました。

また行きたいです。次回もぜひ土曜か日曜にお願いします!!(と、わがままを)



西脇さんのライブに行ってきました

2006年09月25日 01時16分09秒 | 音楽
それはそれはすごい、怒涛のライブでした。まるでロックのコンサートのよう。MCは大いに笑えて、カヴァー曲の選曲がまた最高で。そしてアンコールでは暖かなハーモニカの音色に涙が出ました。国籍不明謎の日本人ピアニスト、セルゲイ・ザルチンスキー氏が、なななんとあの方だったとは!!!行った甲斐がありました。
後日ゆっくりとレポートさせていただきます。

秋の青空

2006年09月23日 18時07分33秒 | Weblog
今日も関東は気持ちのいい青空が広がっていました。秋になると空気が澄んできて本当に清々しいですね。
先日も娘と一緒に夕方しゃぼん玉を吹いていると、空がだんだん青からオレンジに変わっていく様子が、ほんの数分きざみで見ることができ感動でした。昔からきれいな空を見上げるのが好きで、洗濯物を取り入れたベランダで一人ぼんやりと空を眺めていると、心からのんびりできます。星のきれいな夜空もしかり。高校生のとき、流星群が一晩で何百も見られる日があり、夜中に一人実家の庭で「ピアノがうまくなりますように!!」と何度も何度もお願いしたのを覚えています。

少し話が変わりますが、数日前の日経新聞に「チック・コリアが東京JAZZで観客を魅了」という記事が載っていました。その中で彼が力を込めて語ったという言葉を紹介します。

「音楽を含めてアートというのは、人とコミュニケートをする、そのクオリティーを凝縮させたもの。技術やスタイルは問題ではない。人々の心と深くコミュニケートできているかどうかが、最も大事なことなんだ」

今の私にはとても心に響く言葉です。2年半ジャズピアノを習ったものの、テンションに行き着く前に2人目の妊娠でやめてしまった。コードも中途半端、楽譜を読むということは至難の業。でも、ジャズが好きで弾くことが好きで・・・。こんな「なんちゃって」な私のピアノでも、もし聴く人との間でコミュニケートができれば。
ジャズピアノを習っていた時、一度だけ出席できたクリスマス・パーティでピアノを弾いたときもらった、温かい拍手が忘れられません。心を込めて、気持ちを込めて弾くことで、聴く人と心が通じ合うといいな、そんな事を考えながら、ピアノに向かう今日この頃です。

水瓶座のB型

2006年09月20日 13時45分42秒 | 音楽
きのうふいに思いついたのです。
私は2月生まれで水瓶座、血液型はB型なんですが、確か窪田宏さんのお誕生日は1月の終わり頃(27日だったような)、血液型はMODEレコ発ライブのMCで須藤さんのO型以外3人はB型という話だったので、

「もしかして私、窪田さんとおんなじ?」ということを。

お誕生日の日にちが定かでなかったので、朝から「ミュージシャンの誕生日」サイトなどを見ましたがなかなか見つからず、「窪田宏 誕生日」で検索をかけたところ、いつもお世話になっているjunkoさんのブログの今年1月28日のコメントに「お誕生日おめでとうございます」というのがあり、書き込みされている方とのやりとりの中に「水瓶座のB型」とちゃんと記されてありました。

「血液型が同じ~」と喜ぶのは、1/4の確率なのでまあ心の中で思っておくとして、「星座が同じ~」というのも別に相性がいいわけではないと思うので・・・。ただ、「星座と血液型が同じ」となると、48通りの中の一つということなので、バイオリズムとかかなり近いのかな~と、ちょっと(いえ、かなり)うれしくなりました。大好きな部活のセンパイとの共通点を見つけて有頂天になっている女子中学生を、今の私は笑えません・・・。
血液型占いとか星座別の性格診断とかあまり気にしたことがなかったのですが、どんなもんかと調べてみました。すると・・・。


B型水瓶座の人は現在や過去の形にとらわれず、常に人より何歩か先を見据えて歩んでいるタイプといえます。ものの考え方も先進的で誰よりも早く新しいものをみつけ、取り入れていける人です。また、そういったものに対する好奇心も旺盛で知識を海綿のように吸収できる柔軟性をもっています。芸術的なものに対する関心も高く、それらを統合したような斬新なアイデアを創造できる人ですが、革新的すぎて理解されにくいところもあるようです。しかし物の考え方は非常に論理的で、思わず唸らされるような明快な理論を打ち出すような人もいるでしょう。B型水瓶座の人は湧き上がる知識欲や好奇心を満たすために、自由な環境でなければ我慢できないかもしれません。
             ~本当の自分がわかる~星座・血液型占いより


う~ん、すごくいい事が書いてあります。「自由な環境」というところは当てはまるかも。家のことをきっちりやって、子供ともたくさん遊んであげる100%のいいお母さん!とは言いがたいので。ついつい子供にビデオを見せている間にブログを書いたりピアノを弾いたり。ただそういう時間があるから何とかやっていけてるように思います。

またひとつ、うれしいことが増えました。

2006秋のライブ予定がたちました

2006年09月18日 01時42分49秒 | 音楽
写真はおととい行って来た勝沼ぶどう郷駅のぶどうです。勝沼へ行くのは3回目なのですが、駅を降り立つと目の前に広がるぶどう畑に、なぜか懐かしさを感じます。

さて、先日ついに「TRIX 秋の毛根感謝祭@BAJ」のチケットを予約することができ、この秋のライブ日程が整ってまいりました。
まず9月。24日(日)に行われる「西脇辰弥 Infinite」。昨年、地下鉄銀座駅の構内で行われたメトロ・ミュージック・オアシスに子供2人を連れて行くという無謀な行動に出たところ、演奏が始まってすぐ下の子が寝てくれて、重さに耐えつつゆっくりライブを楽しむことができ、終演後に西脇さん、ベースの日野賢二さんとお写真まで撮らせていただいて、「思い切って行ってよかった!」と思える充実の無料ライブでしたが、その時以来ということになります。
今回の目玉?はキーボードが「国籍不明謎の日本人大物ピアニスト」(国籍わかってるやん)となっていて、当日まで誰なのかわかりません。西脇さんのブログにリハーサルの時のメンバーのお写真があるのですが、Key氏だけ顔が隠してある!気になります。体型だけ見てもわかりません。う~ん、残念ながらあの方ではなかったようです。(そりゃそうでしょ、とツッコミを入れられそうなのであえて誰とは書きません)西脇さんのライブはハーモニカで心癒され、キーボード・プレイではちょっとイッちゃってる感も味わうことができ、独特な個性を楽しむことができます。未体験の方、ぜひ魅惑の西脇ワールドを体感してみてください。

続いて10月。18日(水)のKK JAMに行けることになりました。レコ発ライブは各地で熱演が続いたそうで、その余韻がまだ残っていることと思います。早速新曲も披露されたようなので、こちらも楽しみ。窪田さんのMCがいっぱい聞けるというのも私にとっては何よりの幸せ・・・。10月はこの1本にかけます!

そして11月が我が家にとってとんでもないことに。夫婦でDIMENSIONとTRIX、それぞれ別公演に行くことになってしまいました。
先日、ファンクラブの更新記念品(表紙の白黒写真がかっこいい特製メモパッド)と共に来たライブ告知に書かれたサポート・メンバーを見て、思わずダンナさまの会社にメールを。

ベース:鳴瀬喜博 ドラム:石川雅春

な、なんてこと!「ありえないよね~」と冗談で話していたことが本当になるとは。う~ん、カシオペア加入前から好きだったナルチョがDIMENSIONでベースを弾く。どんなファンキーなライブになるのか、これは次週にTRIXが控えているので当初は行かない予定だったけれど、やっぱり行っとかなきゃいけない、そんな気がして、先日ファンクラブの先行予約、頼んでしまいました。ダンナさまが10日の金曜、私が11日の土曜で。今までお互い2ヶ月に1本ペースのライブ参戦だったので、これはかなり異例です。でもどうしたって観たいライブというものがこの世には存在するのです!だってナルチョが参加するのは今回限りかもしれないし。

と、言い訳をしつつ、今のところ今年最後をしめくくるのが、やはり最高のエンターテイメント集団「TRIX」。今年はTRIXに多大な影響を受けました。ブログで一番たくさん書いているのはTRIXと窪田さんのことだし、「自分の音楽を発信したい」と考えたのもARTを聴いてものすごく刺激を受けたからでした。もしTRIXがなかったら、今頃私はどうしていたんだろう、と考えてしまう。当然今でも窪田さんや平井くんの存在を知らずにいただろうし、「何かやっぱり日本のフュージョンがつまらない」と、ジャズの方向に無理やり向かっていたような気がします。(かといってピアノをがんばることもなく)ジャズももちろん好きだけれど、正統派フュージョンが心から好きなのは、一生変わることはないんじゃないかな。21世紀になったこの時期にTRIXという最高のバンドを作ってくれた熊谷徳明氏に心からありがとう!!を言います。秋の毛根感謝祭、楽しみだけど終わって欲しくないな~。

2006楽器フェスティバル

2006年09月13日 23時39分15秒 | 音楽
今年は池袋サンシャインで10月7日(土)、8日(日)に行われます。楽器大好き夫婦なので、もちろん今年も行きます。(たぶん土曜、ただ目玉イベントが日曜にあれば日程変更も)
昨年はKK JAMのライブに行きたくも、イベントホールでの開催だったため、涙をのみました。それでも各楽器店ブースでのミニライブで、結構満足したりして。
YAMAHAでは尾野カオルさんのSTAGEAライブを観る事ができました。クラブサウンド系の音楽、嫌いじゃないので、かなりよかったです。
「エレクトーンでこんな音楽もできちゃうんだな~」と感動でした。
ブースでSTAGEAをさわらせてもらったのですが、ちんぷんかんぷんで。窪田さんの「One Way Street(Piano Version)」をダウンロードしてもらって自動演奏で聴かせてもらったり、インストラクターのお姉さんが窪田さんのお弟子さんで、「この間のレッスンでは、最後まで聴いてもらえませんでした」との言葉にびびってしまいました。噂には聞いていたけど、厳しいんだ~と、生の声にちょっと感動。
尾野さんと同じ時間に管楽器会社のグローバルのブースでやっていた市原ひかりミニライブもちょっとだけ見ました。(いないと思ったらダンナさまはひかりちゃんに夢中でした)若い女性が吹くフリューゲルホーンはかっこよかった。(TOKUならまだしも、私の場合日野皓正のイメージしかないもので)
買うわけじゃないけど、とりあえずさわっとけ!ってな感じでスタインウェイやハモンドも弾かせてもらいましたが、やっぱり本物はいい!音が素晴らしいです。

今年とにかくさわりたいのが、YAMAHAから新しく出たシンセ、MO6&MO8。東京JAZZに行ったとき、ロビーにYAMAHAの楽器を置いたブースがあり、MOTIFが置いてあったので弾かせてもらっていると、お兄さんが色々説明をしてくださって。その時、「MOTIF欲しいけど重いですよね~」と話したところ、MOのことを教えてくれました。
「MOTIF 直系のサウンドと機能。これがシンセサイザーのニュースタンダード」とのキャッチコピーの通り、MOTIF ESのサウンドエンジンとやらを搭載しているそうで、MO8のほうは88鍵バランスドハンマー鍵盤でS-80なんかと同じピアノ・タッチの重めの鍵盤なので重量も21キロと重いのですが、MO6のほうは61鍵LC鍵盤(たぶんシンセと同じ軽めのタッチ?)で、重さが10、4キロ!これなら持ち運べそう。お値段も10万ちょっとと伺いました。しかもシーケンサーが付いているらしい!これはいいかも。お兄さんによると操作も簡単で、ケータイが使える人なら使えるとのこと!(それはないやろ、とダンナさまにツッコミを入れられる・・・)
7日のお昼頃、MO6の前に座り込んでさわりまくってる子連れのおばちゃんがいたら、それは私かもしれません。

楽器つながりでもう一つ。S-80のことをもう少し活用してあげないとと思い、取説を見ながらいじってみるのですが、やはり今ひとつ。気分転換にと久々にデモ演奏を聴いてみると、それはもう完成度の高い曲がいっぱい入っていました。その中に「Funk Hop」という曲があり、そのイントロが何か窪田さんの「The Electric Future」(原曲、でいいのでしょうか)の雰囲気にとても似ていました。まさか?

熊ちゃんの言葉

2006年09月10日 10時34分16秒 | 音楽
いつもお世話になっているjunkoさんのブログには、リンクしている他のブログやHPの更新状況がわかる便利な機能がついていて、最新のものが1番上にくるようになっています。それを見て「あ、○○さんのブログ、更新されてる」と気がつくこともしばしば。そこでここ数日、私のブログが熊ちゃんと窪田さんの間に来ていて、何かちょっとウレシイ。(更新すると場所が移動しちゃうので、それがイヤで更新しませんでした、というのは半分ウソ)

先日ピアノを弾いていて、うれしいことがありました。今練習で弾いているのはジャズのスタンダードや自分の好きな曲ですが、オリジナル曲も作ろうとしています。少し前に「エロい曲ってどうやって作るんだろう」と、挑戦しようとしましたが、どうもしっくり来なくてそのまま止まってしまいました。どうも私はメジャーのメロディをイメージすることが多いようです。
エロい曲はちょっと置いといて、前に考えていた超メジャーなフレーズを弾いていた時、yokさんのブログで読んだ熊ちゃんの言葉を思い出したのです。

「自分の記憶から消えないくらいのインパクト」

それは前から「必ずこれは曲にしよう」と考えていたフレーズでした。静かでスローなピアノから始まって、途中で6/8拍子のジャズに変わる明るい曲です。弾いていて楽しくて、うれしくなって来る、そんな曲です。
「これだ、これなんだ」そう思うと目頭がじーんとしてきました。楽譜に書き写さなくても忘れないフレーズ、音の重なり。自分の大好きなコード進行。
熊ちゃんの言葉を紹介してくださったyokさん、本当にありがとう。音楽をやっている人に少なからず影響を与える熊谷徳明氏の、音楽に対する愛情や熱意を、これからもどんどん感じ取ってゆきたいです。


夏バテ?

2006年09月07日 00時11分46秒 | Weblog
関東はだいぶ涼しくなり、上の子の学校も始まってラクになったと思いきや、何となくやる気が出ません。(東京JAZZのレポを必死で書いて力尽きたとか?)
子供の頃から初秋は好きな季節ですが、夏休みが終わってしまったさびしい気持ちと澄んだ青空がリンクして、今でもこの時期は何かもの悲しいです。

話はがらりと変わって、4日の月曜の朝、いつものズームインSUPERのスポーツ・コーナーを見ていて息子が「この曲、何だっけ?」と。テレビに近づいてよ~く聴いてみると、TRIXの「Jumping Flash」が野球のBGMに使われていました。
「やったー、TRIXがスポーツのBGMに!だってよく合うもんね~」と朝からニコリ。
そして翌日、またスポーツ・コーナーの時、「Jumping Flash」が使われていたのです!どうやら9月でコーナーも新しくなり、スポーツのある一定の時間は「Jumping Flash」が必ずかかるようになった様子。今日も(きのうになってしまいました)やってたら確実!と思っていたら、今日はずっとご出産間近のニュースでスポーツはありませんでした。
これからTRIXを知らない人に説明するときは、
「ズームインSUPERのスポーツ・コーナーのBGMや、V6の学校へ行こう!MAXの釣りネタのBGMに使われてる曲を演奏してるバンドだよ」と言おうと思います。

JAZZってサイコ~!!/東京JAZZ 2006

2006年09月04日 00時57分48秒 | 音楽
おととい入手した「ワイルドターキー8年」ミニチュアボトル。これを飲みながら、(思った通りキツイです、でも1フィンガーに水を4倍くらい入れたらちょうど良くて美味しい)NHK-FMの東京JAZZの生放送&今日買ってきた小沼ようすけのニューアルバム「3,2&1」とDave Kozの「The Dance」など聴きつつ、今日の感想を。

よかったです、感動しました。1番の収穫は今まで名前すら知らなかったデイヴ・コズを聴けたこと。はっきり言ってTRIX並みの楽しさでした。
小沼くんのCDを買ったりしてのんびりしていて、始まっているのに気がつきませんでした。「知らない人だしいいや~」と思っていたけれど、そのライブを観て「何てのんきなことをしていたんだ~!」と。音楽はデビッド・サンボーンをもっとファンキーにした感じ?ソプラノ・サックスなんだろうけど、アルトの形をしたちっちゃいサックスを吹いて、とにかく動く動く。腰を低くおとしてガニマタで吹いてみたり、ご本人はわりと小柄なんだけど、ベースとギターのどちらも頭黒光り&グラサンの長身にはさまれて必死で吹いたり。ファンキー・チョッパー・ベーシストとのケンカもおかしかった。キーボードの方はアジア系なんでしょうか、DIMENSIONのますやんと、去年さいたまジャズデーでお見かけした、ピリカラザリガニ団(カッコイイバンドです、また観たい)のテナーサックスの飯塚さんをたして2で割ったような感じでした。(ようわからん例えですね)MOTIF2段積みでいい音出してました。ええ話のときに一人汗をふいてたのも、あれは間違いなく仕込みです。
会場を3つに分けて曲のフレーズを歌わせるというのも、よくありがちなんですが、エンターテイメント性バリバリのデイヴにやらせると、めちゃめちゃ盛り上がるんですね。アンコールで「夏の思い出(♪夏がく~れば思い出す~、の曲です)」を吹いて大喝采をあび、その後もしっとり系でうまく締めくくっていました。始めの3曲くらいがファンキーな「どフュージョン」で、あとはわりと落ち着いた曲をやっていましたが、そこここに笑いがちりばめられていて、「ああ、音楽はやっぱり楽しくやってなんぼだな~」とつくづく思いました。オープニングアクトも入れて5つのバンドが出ましたが、唯一のスタンディングオベーションが終わったあとに。休憩のとき、CDを買いに走ると、デイヴ・コズのCDが飛ぶように売れていました。
ただCDをさっき1度聴いたのですが、予想通り「ライブが超カッコイイ」=CDはそれほどでも・・・。ファンキー系の曲が入っていないCDだったので、スムース・ジャズが好きな方なら・・・。でも一緒に行った人とブルーノートに来たら絶対行こう!と約束したほど、ライブは気に入ってしまいました。

デイヴ・コズについていっぱい語ってしまったので、他の方は手短に。まず観たかった小沼ようすけ&太田剣。朝聴いてから出かけた「nu jazz」で2人が一緒にやっていたことを改めて知ったのですが、その時と同じメンバーでドラムが大槻”KALTA”英宣さん、オルガンが金子雄太さんでした。金子さんはハモンドで足ベースも担当していました。若いのになかなか渋い演奏で、曲は2人の曲を交互に。最後の曲は結構盛り上がって、太田さんはサックスをくわえて吹きながら両手で手拍子をするという荒業をやって拍手をあびてました。それにしても小沼くん、かっこよかった。

続いて1組目、ジョイス with ロベルト・メネスカル。まずバンドとジョイスだけが出てきてヤマハのサイレント・ギターにとっても良く似た他社製のスケスケギターを軽く弾きながら歌い出したのを聴いて、思わず涙。もう「これぞボサノバ!!」その後ロベルト氏が「ボサノバせんせい」と紹介されて登場。オクターブ違いの同じメロディを2人が歌うと、これもまさに「This is ボサノバ!!」ブラジル人の音楽性の素晴らしさに感動しました。

2番目にデイヴ・コズのファンキ~なライブが展開され、お次がギターの神様2人の登場。これがまたブルージーでブルージーで、たぶん往年のギター小僧の方々は涙する内容だったのでしょうが、まだまだお子ちゃまの私には、ちょっとついて行けない感じでした。でもアンコールで2人だけで演奏したギターデュオは、渋くてとてもよかったです。ちなみにキーボードの人はフェンダーローズも弾いてました。ベーシストはラリー・カールトンの息子さんだったようです。

ブルージーなステージが終わり、次はお目当てのインコグニートだから遅れてはいけないと、ダッシュで用を済ませようとホールの外に出たところ、何かちょっとカッコイイ人がベンチに座ってお連れの方とお話されていたのです。

「誰かに似てるな~、そうだ!鳥山雄司!!」

たぶん間違いありません。だってピラミッドのCDのジャケットとおんなじ髪型だったし、遠目からじっと見ていたら、視線に気付かれて目があったんです。お連れの方もおられたし、違ってたら恥ずかしいので、そっと前を通ったら話しておられる声がして、たぶん先日の「音遊人」のときの声と同じだと。その後ホールへ戻ると何と私達の席の5,6列後ろにおられました。国際フォーラムホールA、かなりの広さの中で出会えたのがうれしかったです。「デビューアルバムの頃から聴いてます」って声かければよかった・・・。

インコグニートはデイヴ・コズとは反対に最初静かめの曲が続いて、後から大盛り上がり~という感じでした。途中からブルーイが「エクササ~イズ」とか言ってお客さんを立たせて、そこはもうダンスフロア。曲順は覚えていませんが有名な「Talkin’Loud」や「everyday」、太陽をイメージした?フリつきの「Morning Sun」など、ファンが泣いて喜ぶ曲のオンパレードでした。私達の席は1階席前から12列目と、なかなか良い席だったのですが、前方に「たぶん通し券買ってる?」という感じの白髪の方が何名かいらっしゃって、「この人たちはインコグニートをどう聴くんだろう」と気になっていたのですが、一人のおじいさんはノリノリで手拍子しておられて、何だかうれしくなりました。

ファンクもフュージョンもボサノバもみんなジャズなんだ、ジャズを聴いて「いい!」と思える感性を持ち合わせたことに感謝しながら、ホール外のオープンスペースでやっていた秋田慎治カルテットの「サマータイム」だけ聴いて、足早に帰路についたのでした。ほんと、JAZZは最高の音楽です!