関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

♬初心者ジャズピアノ教室♬

場所はさいたま市見沼区の自宅。コードや簡単な耳コピの仕方など、それぞれの方のレベルに合わせて、丁寧に教えます。珍しいヤマハの木目グランドピアノで、好きな曲を弾いてみませんか?左の「メッセージを送る」からお問い合わせ下さい。

長い1日でした

2006年11月30日 23時49分54秒 | 音楽
しかもさっきほとんど書き終えたものが、ちょっとしたミスで消えてしまい、さらに長い1日に・・・。

さて、気を取り直して、7月から準備してきた「Christmas Piano Party」が、今日無事に終了しました。セットリスト(というほど立派なものでもないですが)はご覧のとおり。

  1.WHITE CHRISTMAS 小野塚晃バージョン
  2.ディズニーメドレー ~星に願いを~ホールニューワールド~美女と野獣~
     クリスマスソング曲当てクイズ
  3.Waiting for you / TRIX ショートバージョン
  4.EVERYTHING / MISIA リニー・ロスネスバージョン
  5.THE CHRISTMAS SONG

大人15人、子供15人という、結構な人数の方に集まっていただきました。きのうは「自分も楽しむ!」なんてことを考えていましたが、マイクを持って司会進行もしながら、というのが緊張を生んでしまったようで、きのうのリハーサルのようにはいきませんでした。ただ小さなミスはいくつかあったものの、途中で曲が止まったり、頭が真っ白になるというようなことがなかったのは幸いで、集まってもらった知り合いママたちにもおおむね好評でした。赤ちゃんが泣いていたり、子ども達が走り回ったりしている中での演奏は、かなりの集中力が必要で(MISIAのいいところを弾いている最中に、自分ちの子供にボールを投げられ「お母さん、投げて」と言われてしまったり・・・)今後続けていくためにはやはり託児が必要かな~、なんてことも考えてしまいました。あ、それから一番の反省点はやっぱり・・・

「MCで笑いがとれなかったこと」

大阪人はついそれを重視してしまうのです。次はドッカンドッカンでいきたいと思ってます。
それにしても今日のさいたまはわりと寒くて、体育館のようなホールでの演奏だったのですが、後半弾いていて額から汗が流れてきたのには、自分でも驚きました。BAJのライブではみなさん2曲目くらいから汗だらだらで演奏しておられるので、音楽をやるには熱いパワーが必要なんだな~と。あと、たかだか30分の演奏でしたが、終わったあとの疲労感といったら、ここ最近味わったことのない疲れ方だったので、ツアーなどで3時間のライブを連日こなすプロのみなさんに、改めて敬意を表します。

TRIXの楽しい音楽と、窪田さんの華麗なキーボードワークにあこがれて、この企画を決めました。先日のTRIXライブで初めてサイン会に出ることができ、その時この会についてのアドバイスを窪田さんにお願いしたところ、真剣に考えてくださり、「緊張するとテンポが速くなったりするので、冷静に。がんばって」とのありがたいお言葉をいただきました。やはり緊張はしてしまったのですが、テンポのことだけは頭にたたき込んでいたので、ものすごくはしったりすることはありませんでした。ライブの感想などをお伝えするべきところ、質問をしてしまって申し訳なかったのですが、お陰でちゃんと弾くことができました。時間をかけて考えてくださった窪田さんに心から感謝、です。
夏から少しずつ準備を積み重ねてきて、病気で穴を空けることもなく終えられたことに、大きな充実感をおぼえます。人前で演奏するということは、本当に勉強になるし修行にもなるので、これからも人前での演奏を続けていきたいと思っています。今日来てくださったみなさんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。いろいろとお手伝いもしていただきました。どうもありがとうございました。

いよいよ明日

2006年11月29日 22時51分05秒 | 音楽
無謀にも一人で演奏も進行もゲームのアシスタントもやってしまおうという今年最大の企画、「Christmas Piano Party」の開催日です。近所の公民館を予約したら、何とその前の時間に、いつも下の子が行っているリトミックが同じ場所であり、まあちょうどいいといえばちょうどいいのですが。(わざわざ来てもらう人の数が減りました)ちなみに私もそのリトミックに参加します。
2、3日前に、どうしても完璧に弾けないことで緊張しかけましたが、弾きこなそうとキリキリするよりは、自分自身も楽しんでしまおう!TRIXみたいなプロだって間違うときはあるんだし!と、妙な納得を。すると何だか気持ちが落ち着きました。先週も弾かせてもらったお家で最終調整させてもらい、もうやるだけやったんだから、あとは野となれ山となれ、の気分。

明日のブログで笑っているか泣いているかは、神のみぞ知る。

今度はもっとすごい?!

2006年11月27日 23時22分23秒 | 音楽
先日、鉄道おた・・いや鉄道マニ・・いや鉄道好きの男衆につきあって秩父に行ったとき、乗換駅がここだったので、うれしくなって撮りました。
のり蔵さん、更新されましたね。何でも今度の変態系はさらにぶっとびだそうで、「毛根ファンクでも大概やのに、もっとキワドいってどういうこと?!」と、思わずツッコミを。もう今からワクワク!

ところでクリスマスまであと1ヶ月を切りました。昔からこの季節は大好きで、グッズを集めたりクリスマスもののCDを集めたりするのを楽しみの一つとしております。今年買った「ULTIMATE JAZZ CHRISTMAS」、これはブルーノート・レーベルのクリスマス・ナンバーを集めたアルバムで、ダンナさまから言わせると「ベタな企画もの」なんですが、私が持っているクリスマスものの中でもかなりイケル内容です。TRIXのライブの前に時間をもらって、久々に一人でHMVに行き、視聴をして買いました。3曲目、カウント・ベイシーの「Basie's Jingle Bells」を聴いて購入を決意。何かいいです。ノリノリのジングルベル。

大好きなクリスマスものを大好きなバンドがやってくれないかな~。例えばTRIX!TRIXのクリスマス・アルバムって聴いてみたいと思いません?超絶変態系にアレンジされたジングル・ベルとか、「これをTRIXがやっちゃっていいの?」って思うくらいロマンチックで美しい窪田さんのラブ・バラードとか。聴きたい聴きたいっ!ジャケットで一番に思いついたのが、須藤さんのトナカイ。何か似合いそう(須藤さんゴメンナサイ)TRIXのアルバムが冬に出ることがあれば、そういうのも何曲か入れていただけるとうれしいんだけどな~。それはないよな~。

TRIX「秋の毛根感謝祭」@BAJ Part3

2006年11月24日 23時52分03秒 | 音楽
夕方洗濯物を取り込んでいると、それはそれはきれいな三日月が見えました。暮れたばかりの透き通った青い空にくっきりと浮かんでいて、何かイマジネーションをかきたてられるものがありました。三日月は英語だと「ペーパームーン」、ジャズのスタンダードの同名曲はメジャー調のほのぼのした曲で、「う~ん、何だかちょっと違うゾ」と。マイナー調でメロウな感じのほうが、今日のお月さまには似合う気がしました。数時間してもう一度観たいと思ったら、もうどこにもいない。お月さまに逃げられてしまいました。それはさておき、TRIXライブレポ最終回です。


「テクニック自慢コーナー」?も終わり、いよいよ魑魅魍魎(パソコンでは簡単に変換できるんですね~)の変態3連発に突入!いや~、うれしかったですね~。夏にTRIXのMDを作った時、サムライ、くりくり、毛根の順で録音して聴いていたんですが、結構これがよかったので、ぜひ3曲続けて聴いてみたかったんです。
今回の順番はくりくり、毛根、サムライでした。まず何の装着もなしに「くりくり」から。昨年の「MODE発売ライブ」以来だったので感激でした。窪田さんのキーボードが大フィーチャーなのと、特に笑かしがない分、曲としてちゃんと楽しめるので好きなんです。続いてふさふさカツラを装着しての「毛根ファンク」。この曲ではお客さんが順にカツラのリモコンを操作するというお楽しみがありました。うまくできるかドキドキでしたが、何とか平井くんと窪田さんのカツラの動きが逆になる感じで、自分なりにうまくできたのでホッ。しかし、カツラとはいえ、窪田さんの1部をリモコンで操作したのかと思うと・・・。何か感動がじわじわと。
この3曲は全てシーケンサーありだったので、どうやらずっとつながった状態だったようです。それってすごい、さすがプロ!毛根が終わり、「サムライ」で今度はLEDライトの宇宙人ちょんまげに変えなきゃいけない、それも短い時間内に。窪田さん、かなりあせっておられて、ちゃんと装着しないうちに曲が始まっちゃってました。熊ちゃんはこの曲で例のポータブル・ドラムを装着し、乱入の準備もばっちり。
4人並んでの右向いて左向いてのダンス、とっても楽しそう。パッとこちらを向いたときに窪田さんと目が合うような気がして、何だか気恥ずかしい。(単なる思い過ごしですが・・・)後半は4人が客席へ。相変わらずステージがからっぽになってしまうという、ほんとに不思議なバンドです。でもこれを観ないとTRIXに来た気がしないという感じでしょうか。それにしてもいつも思うのが、「キーボードだけはシールドさばきが大変だな~」と。キーボードも早くワイヤレスになればいいのに、って思ってしまいます。(無理なのかな~)

大盛り上がりのうちに3連発も終了し、最後の曲が大好きな「Good Luck!!」でした。私が最初に「この曲のキーボード、いいよな~」と思って聴いた曲、なので、初めて窪田さんの演奏をしっかり意識して聴いた曲ということになるでしょうか。最後の曲でまたピアノ・ソロが聴けて、もうオイシイことこの上なし。今回のライブではピアノも、microkontrolでのソロも、とてもいい音で聴けたのがうれしかった。何と言っても、インストは楽器の音が命!ですので。大盛況のうちにライブは終了、もちろんアンコールの手拍子が。

この日のライブは6時半始まりだったので、最後まで余裕で聴くことができました。サイン会もやります!とのことだったので、心の中でガッツポーズを!
再び登場されたみなさん、窪田さんの手にはすでに生ビールのジョッキが。
「ビールがうまい!」4日間連続ライブの千秋楽、終演後もそれはそれはおいしいビールを飲まれたことでしょう。
前回のアンコールでも演奏された「Malaga」、やっぱかっこいい。盛り上がります。そして最後の最後にはさよなら系の3番目、「See You」。終盤私たちも立ち上がって一緒にジャンプジャンプ!まるで角松敏生のライブのようでした。

そんなこんなで大満足のライブが終わり、帰って行くお客さんもかなりいましたが、時間的に余裕がある今回を逃しては、次にいつサイン会に参加できるかもわからないと思い、家から持参したMODEの表紙にサインをお願いしました。みなさんお疲れにもかかわらず笑顔で接してくださり、それぞれ短い時間ですがお言葉をかわすこともできて、何だかこの2006年、いい年すぎてちょっとコワイかも。

TRIXが私の生活にどれだけ潤いを与えてくれているかは、計ることができません。もう今やTRIXなしでは生きて行けない。曲のすばらしさ、ライブの楽しさに4人の個性が活かされていて、本当にグレートなバンドだと思います。来年も少しでも早いうちに新譜が出るといいな。その時はまた、大盛り上がりしたいと思います。

TRIXのみなさん、いつも本当にありがとう!!

TRIX「秋の毛根感謝祭」@BAJ Part2

2006年11月23日 00時04分38秒 | 音楽
関係ない話ですが、今日はピアノのあるお家にお邪魔して、来週のリハーサルをさせてもらいました。カワイのアップライトだったんですが、グランド仕様とかでいい音してました。やっぱり本物は音の深さみたいなものが、電子ピアノとは違うのですよね。あああ~~~、ヤマハのグランドピアノをガンガンに弾きまくれる環境が欲しい~!

おっと失礼。ライブレポに戻りましょう。今日はトーク総集編からスタート!

前回のライブでは「TRIX系」、今回は熊谷さん自ら「変態」と呼んでおられた一連の面白系の曲がどんどん増えて、12曲くらいのそれだけのアルバムが出たら、という話で、
平「爆音で走りたい、オレ」
須「じゃあ車の上にスピーカーのついたヤツで、く~りくりとかって大音響で流しながら、街中を走ろう!」
平「それって「プロレスが町にやってきた」みたいな?」
もう想像するだけで笑える・・・。もしそんなアルバムが出たら、もちろん私も爆音で走りますよ、近所を50キロくらいでだけど。

名前の頭に”超”とか”むしろ”をくっつけるのが流行っている話はきのう書きましたが、”だ~か~ら~”という言葉に窪田さんがハマってしまった話。須藤さんのスニーカーは今流行りの、わざと汚れた感じを出したものだそうで、それを知らずに窪田さんが、半年前と今回のリハーサルのときに
「須藤くんのその靴、年季入ってるね」と2回も言ってしまったとか。
それで須藤さんが
「だ~か~ら~、これはそうじゃなくって~」と説明したそうです。
「もう、さすがに靴投げちゃいましたよ」と須藤さん。
そう話しながら、モニターに足をのっけて靴を窪田さんに見せ付けるもんだから、窪田さん、笑いすぎて泣いちゃってました。何かツボにハマったようで、笑いが止まらないご様子の窪田さん、メガネの下からタオルで涙をふいてるお姿がかわいかった~。

さて、きのうの続きです。6曲目に新曲が登場。タイトルは「アディオス」で、
「また「さよなら系」です」
「へえ、「さよなら系」っていうのがあったんだ」
どちらかの会場で、作った人の名前を伏せておいて当てるクイズをしたところ「みんなわかってたよ」とのツッコミに熊谷さんが一言、
「オレが作った」
その突き放した言い方がおかしくて笑っていると、平井くんが
「何でやりなげなの~?」
え?今のはわざと?でも誰も「それを言うなら「なげやり!」」ってツッコミいれてなかったような・・・。
熊「で、アディオスってどういう意味?」
「自分でさっき「さよなら」って言ってたじゃん!」熊谷さんのボケに磨きがかかっている気がしました。曲はTRIXとしてはめずらしくクローズド・リムショット(というんだそうで。ダンナさまに教えてもらいました)がわりと長く続く、今までにない感じのドラムの上に、さよなら系定番のさわやかでキャッチーなメロディが乗っかった、とても素敵な曲でした。きっと4作目の最後を飾るのでしょうね。

さわやかに新曲が終わったところで、いよいよベース&ドラムソロのお時間に。曲は「Jumping Flash」。最初どちらが先にソロをやるかのじゃんけんがありましたが、結局どっちがどうだったか忘れてしまいました。熊ちゃんのドラムソロでは、クリスマス・イルミネーションばりの電飾がリズムに合わせてついたり消えたり。ドラムセットが変わったそうで、「2人分?」と言われるほど大きなセットでした。ドラムには全くうとい私ですが、今回のライブでは「何か音がかっこよくなってる」と思いました。途中スティックが1本折れたりしましたが、ハードロックっぽいツーバスドカドカみたいなのを観ていて、「この人はジャズというよりロックなんだな~」と感じました。今回は何万発だったんだろう。とにかくすごいドラムソロでした。
一方の須藤さんも、かっこいいチョッパー弾きまくりでした。客席乱入で後ろの方に行かれたときは、柱の陰で何をしているのかわからない時間も。通常は楽屋のところを席にした、通称2階席のあたりで、またもEW&Fのフレーズを弾いてみたり。ダンナさまの行った前日の三島では、何人ものお客さんがうまいベースを弾きまくるという面白ハプニングがあったそうですが、BAJでは何人も・・・というのはなかったみたいです。それにしても須藤さん=椅子乗りは本当に定番のようで、お客さんが慣れた感じで「どうぞどうぞ」と席を空けていくのが笑えます。そんな客席乱入をする人って、他にいるんだろうか。

おっと、忘れるところだった。2人のソロの間、窪田さんの椅子のところに平井くんが来て、時々お話しながら仲良く座っていたのが、何だかほのぼのとしてかわいらしかったです。今回も終始ニコニコ顔で演奏していた平井くんと、それにつられるかのように笑顔を返す窪田さん、う~ん、素敵だわ。

トーク総集編を書いていたら、すごく長くなってしまったので、ここいらでまた一区切りにします。何と2曲しか進んでません・・・。この後、怒涛の「変態3連発」が・・・。



TRIX「秋の毛根感謝祭」@BAJ 2006.11.19 Part1

2006年11月21日 23時20分42秒 | 音楽
今回もjunkoさんとご一緒させていただきました。(感謝!)周りにフュージョン好きな人がいないので今までやむなく一人参加が多かったのですが、今年はたまたまも含めてjunkoさんとご一緒できることが多く、やっぱりライブは一緒に盛り上がれる人がいると楽しい!ということを実感しました。

さて、写真はやはり今回も窪田さんセットです。修理が間に合ったらしいS90とMOTIF、microKontrolの3段積み。この写真は一番前の自分の席から撮りました。ということは、この位置で窪田さんの横顔&お手元バッチリ。申し分のないまたもや「窪田特等席」です。昨年の「MODE」ツアーで初めてTRIXを観たときとほとんど同じ席でした。junkoさんが前に座らせてくださったお陰で、足元のダンパーペダルを2つ使い分けていらっしゃる様子とか、手に取るようにわかりました。昨年はキーボードの陰で熊谷さんがほとんど見えなかったのが、今回ドラムセットは右側のわりと前のほうにセットされていたので、そちらもOK。前回の「ART」ツアーや先日のDIMENSIONで悩まされた大音響を心配していましたが、今回はほどよい大きさで、それぞれの楽器の音を楽しむことができました。

秋のツアーに参加したのは初めてなので、お祭のちょうちんも新鮮な中、すぐ目の前のアンプの上に、毛根用のカツラ(窪田さんバージョン)がメガネのテープを貼ったマネキンの頭にセットされていて笑えました。会場が暗くなり、毛根をモチーフにビートのきいたSEにのって4人が登場。窪田さんは1ヶ月ぶり、あとのお3人は4ヶ月ぶりです。相変わらずみなさんカッコイイ。熊ちゃんと須藤さんは黒Tシャツ、平井くんは襟のところに銀のラメが入った白ポロシャツに赤パンツ、窪田さんは紺地に水色の大柄な水玉シャツにジーンズでした。何の曲から始まるかな~とワクワクしていると、何と!「Jungle Circuit」からのスタート。普通はちょっとミドル系の曲で指を温めてから、って感じだと思うのですが、TRIXさん、何か若い!ピアノソロは弾むような音がとてもきれいで、いきなりうっとり。ほんの1mも満たない先で、あこがれの方が弾くピアノソロを観られる・・・。これは何にも代え難いしあわせです。そして他の曲のときに気がついたのですが、窪田さんは結構ピアノの高音部を弾かれることが多く、一番上のドの音も2曲くらいで弾いておられました。私はまずその音は弾くことがなかったので、これからはちょっとマネしてみよっかな、なんて思いました。

2曲目が「Recollection」、何だかもうライブ終盤?ダンスあり、回転あり、最後のほうでは平井くんが自由に変えるテンポに他の3人がキメを合わせるという、フュージョン定番のお遊びも。こういうお楽しみが私は大好きです。音で笑わせる、という感じでしょうか。テクがないとなかなかできないものですが。

ポップな「luna park」(ルナ・パルクだったんですね)、1年ぶりに聴いた「Grass
Island」(やっぱりいい曲~)と続いて、確かこのあたりでやっとメンバー紹介があったんだったかな。すみません、今回曲順は完璧なのですが、トークの順番はバラバラです。最近意味のない言葉を頭につけるのが流行っているというTRIX、須藤さんが熊ちゃんを紹介する時に「ドラムス、”むしろ”熊谷徳明~」と。他にも色々な言葉を頭につけて面白がっておられました。「”超”須藤満~」とか。

次は私にとっては初の「Miller Light」、曲自体はすごく渋くて、須藤さんのベースが本当にかっこいいのに、5曲目ですでに窪田さんの大阪で買ったエフェクターケースが。(何か他のものも「神戸の東急ハンズで買った」とおっしゃっていました、窪田さんは結構関西でのお買い物が多いようで)ビン底メガネと出っ歯でカトちゃんになったり、またも登場のリコーダーの先っちょをmicrokontrolにくっつけようにもくっつかず
「もう年季入ってるから」と。
何とか無理やりくっつけて、吹いた音が何とチョッパーベース!かっこい~。その音で須藤さんとベースバトルを繰り広げていました。ベースが2本、ということは、「すら×すら」の再現?あとはお約束?の「ガムテープで2人は1つ」→「無理やりはがして須藤さんの髪の毛がガムテープに!!」抜けた毛髪に向かって「毛根に感謝!」と須藤さん。お気の毒でしたが笑ってしまいました。あとこのネタ?もとい曲の最中に窪田さんが語られた苦悩の事実。
「20何年やってて作り上げたイメージが、TRIXで壊れていく、でも楽しい!」
TRIXで知る以前に窪田さんを知っていたら、こういったお姿はかなりの衝撃だったと思います。でも幸い私が初めて拝見したときは、すでにビン底&ハゲヅラ姿だったので、ノープロブレム!

一ネタ終わったところで平井くんがお客さんに、
「窪田さんとガムテープで巻かれたい人~」ええ~!?たぶん客席は誰も手を挙げず、するとすかさず窪田さんが
「じゃあ、平井武士と抱き合いたい人~」えええ~~!?
そりゃあどちらとも手を挙げたかったです、はい。でもそれにはかなりの勇気が・・・。

その後しばらくトークが続き、次がきれいなエレピ・ソロで始まる「Redress」。ついさっきカトちゃんやってた方が、透明感あふれるピアノを・・・。切り替えが大変だろうな~と思いつつ、そのギャップがまたファンにとってはたまらない。どっちの窪田さんもいいけれど、やはり私は真剣な表情でピアノに向かう窪田さんが、心から素敵だと思います。

まだ半分もいってないのですが、長くなりそうなのでここらでPart1終了です。最近娘が起きているときはパソコンができないので、アンコールまで書き終わるには今週いっぱいくらいかかりそうです・・・。

TRIXはフュージョン界のほおむらん王です!!

2006年11月20日 01時59分17秒 | 音楽
日付が変わってきのう、TRIX「秋の毛根感謝祭」@BAJに、雨の中行ってまいりました。写真はアーティスト・メニューのその名も「Moh.com」!(でよかったかな)
いつもこればっかり言ってるような気がしますが・・・

「TRIX最高っ!!」

もうこの言葉しかございません。ぜひとも続けて聴いてみたかった「変態3部作」?一挙演奏や、窪田さんのエレピ(前日の三島ではS90が謎の白いエレピに変わっていたそうですが、昨日はちゃんと戻っていました)を間近に良い音で聴くことができ、そしてそして、やっとのことで念願のサイン会に初参加!MODE持って行ってよかった。みなさんの手は暖かくとても優しかったです。

これで今年のライブはおしまいですが、2006年は音楽的に本当にいい年でした。今回のTRIXは、最後をしめくくるにふさわしい、とてもナイスなライブでした。さあ、これからせっせとライブレポを・・・。でもあんまり笑いすぎて記憶が・・・。

くりくり

2006年11月19日 01時46分51秒 | 音楽
ダジャレで失礼します。いよいよ今晩です。さっきダンナさまが三島より帰還いたしました。演奏した曲名やパフォーマンスについては聞かないようにしていますが、相変わらずとても楽しかった様子。何でも窪田さんによる「ゴッドファーザー」のさわりが聴けたそうです(笑)(曲を始めようとしたら外で暴走族が・・・BAJではありえない!)メンバーのみなさんノリノリだったようで、千秋楽の今日が楽しみです。

あと2日

2006年11月17日 23時15分49秒 | 音楽
今日、久々にTRIXの「ゴクロウサン」を聴いて、あらためてその歌詞にいやされました。どうも最近、3歳娘の「何でもわたしがやる」がすごい。ピアノを弾いててもパソコンをやってても、料理、洗い物、何でも「わたしが、わたしが」です。3歳になったばかりの頃は、ずいぶんラクになったな~と、DVDを見ている間にパソコンしたりしていたのですが、マウスでクリックすると画面が変わることを覚えてしまい・・・。あああ~~~、早く幼稚園に行ってくれ~~と、つい思う始末。でも、彼女が生まれていなかったら、私の人生は今とは全く違うものになっていたような気がします。それに最近やっとライブに出かける時、泣かずに「いってらっしゃい」と笑顔で手を振ってくれるようになり、大変な部分もあれば成長している部分もあるな~と。子供のお陰でこちらも日々成長させてもらっています。(まだまだ私もお子さまですが)

さて、とうとう2日後に今年の大トリ(たぶん)ライブがせまってまいりました。前回の「ART発売記念ライブ」から4ヶ月。昨年初めてその驚愕のライブに行ってから、今回で3回目となるTRIXライブ、またも進化を遂げているのでしょうか。そろそろ冬に近づいてきたので、しっとり系の曲も聴いてみたいな~。う~ん、でも何と言っても「秋の毛根感謝祭」だからな~、またTRIX系満載で行くんだろうな~。昨日からツアーが始まっていますが、行かれた方のブログはあえて読まずにいます。ただ問題が、明日の三島に参戦のダンナさまの報告を全く聞かずに日曜を迎えるのは、ちょっと不可能かと。どんなだったか聞きたい気持ちと、まっさらな状態でBAJに行きたい気持ちとが半々で。困った。

思い起こせば今年初めてのライブが3月のKK JAMで、その後7月のTRIX、10月のKK JAM、そして11/19のTRIXと、1年の間に4回も窪田さんの演奏を拝見できるとは、本当に喜ばしいことであります。2006年はTRIX&窪田さんの占める割合がすごく大きい年でした。来年もぜひとも私の生活にどしどし踏み込んでいただきたいものです。TRIXと窪田さんが聴ける幸せ・・・。

あと2週間

2006年11月15日 23時51分55秒 | 音楽
「冬にクリスマス・ソングをピアノで弾く会を開こう」と思いついたのが今年の夏。以来、ピアノに向かう時間が飛躍的に増えました。
楽譜やコードを勉強しよう!と思ったときは、結局鍵盤から遠ざかってしまい、弾くのがイヤになっていました。今は楽譜はなし、自分の思うアレンジで弾いては覚え、弾いては覚えで、時間はかかりますが、一度指が覚えると忘れることはありません。1ヶ月に1~2曲の割合でレパートリーを増やし、以前から弾いていた曲と合わせて何とか7曲ほどになりました。(メドレーなどでの短い曲も含みます)

6月に発売されたTRIXの「ART」を聴いて、ものすごく刺激を受けました。いつも書いていますが、育児中のつらい気持ちを、TRIXの音楽が明るく元気にしてくれたことは数知れず。以前から「音楽が病気も治す」との考えに興味を持っていたのですが、それに似たことを身をもって体感したのでした。
あと、同じ6月に急逝された青木智仁さんにも後押しされました。前から「いつかはまた音楽がやりたい」と思っていました。でも「老後に」とか「子供がもっと大きくなってから」と今は思っていても、もしかしたら老後はないかもしれない。そんな風に考えたら、思い残すことがあってはいけない、始めるのは早いうちがいいのかも、と。来春下の子が幼稚園に入園するのと、私の年齢が大台に乗るというのも、始めるいいきっかけになりました。

先日も素敵な演奏を聴かせてくださった小野塚晃さんが、2000年にイクスピアリで行われたDIMENSIONのクリスマス・イベントで弾かれた「ホワイト・クリスマス」の、アレンジの印象的だったところをコピーさせてもらって、自分なりに弾いているものがあるのですが、それを1曲目に弾こうと思っています。ボーカルものでまったりとした印象の曲ですが、小野塚アレンジでは「スチャッ」とキメの入る、キレのいい曲に変身していて、とてもかっこいいのです。
11月30日まで、とにかく練習あるのみ、です。がんばります。