藤城清治さんの絵

子供のころ、関西でずっとやっていたパルナスというお菓子屋さんのCMに、藤城清冶さんの影絵が使われていました。その頃は人間が黒で描かれているし、何せパルナスの歌というのがまた暗～い(笑)音楽と映像がセットになって記憶に残り、正直あまり好きではありませんでした。
数年前、爆笑問題の太田光さんの本「マボロシの鳥」の絵本化を、90歳に近い年齢にも関わらず精力的に取り組んでいらっしゃる姿をテレビで拝見し、とても感動しました。それで少し藤城さんの絵に興味が湧きました。

昨年、めったに行かない大宮のデパートに、息子の制服を取りに行った帰り、エスカレーターで降りて来るところに、ちょうど藤城清冶版画展をやっているスペースがあり、お！と思い入ってみると・・・。

何て素敵な世界

森の中にお花畑があり、そこにグランドピアノがあって、その周りを無数の妖精たちが踊ったり、笛を吹いたり、チェロやハープなどの楽器を弾いている。まるでそこから音楽が聴こえて来るような、華やかだけれど落ち着いた色調の、素晴らしい絵の数々。思わず惹きこまれてしまいました。

何よりお花畑のグランドピアノに心を奪われ「欲しい！」と思ったものの、版画（リトグラフ）とはいえ100万円近くするものばかり。うーん、確かに以前好きだったヤマガタヒロミチさんの版画も、いいお値段したものなあ・・・。
いつかお金を貯めて買いたいとは思いますが、優先順位がやはり子供の学費や、生活に直結するものに。でもやっぱりステキだから欲しい・・・。ずっとそう思っていました。

先日、コンテストの音源を提出しに島村楽器に行った際、LOFTの絵画コーナーに立ち寄ったところ、写真の2Lサイズくらいのものが何点か壁に貼ってあるのを発見！わーお！しかも値段は500円！ポストカードもあったので、さんざん悩んでこの「こびとの楽園」という絵を選びました。赤・白・黒のグランドピアノが４台もあって、そのうちの１台にはケロヨンが乗っているという（藤城さんがケロヨンの作者なんだそうです）大きいものが欲しいには欲しいのですが、いつも目にする場所に飾るには、今回のものがちょうどいいサイズ。家にあった額に入れたので、たった500円で幸せ気分。

絵の中にも音楽があふれてるって素敵この絵のイメージの曲を作ってみようかな。

大好きな映画のサントラ

ずいぶん前に「天使にラブソングを」のサントラを探した時は1と2からのチョイスで、大好きな「Joyful,Joyful」が入っていませんでした。今年のお正月にCDショップをのぞいた時、2だけのサントラを発見！Joyful・・もちゃんと入ってるし、とレジに持って行こうとしたのですが、HMVの通販でまとめ買いする方がお得とダンナさまに止められました。
で、最近になってやっと届きました。う～ん、いいなあこの黒い感じ！ジャズを最初に作ったのは黒人の人たち。ゴスペルは黒人霊歌。最近の洋楽はあまり聴かないのですが、やはり好きだったのはスティービーやハービー・ハンコック、マイケル、それにチャカ・カーンやホイットニー。ブラックコンテンポラリーというカテゴリーのものもよく聴いていました。
最近も「JUMP」という曲を歌っていた女性グループの名前なんだっけ？と思って、今調べたらポインターシスターズでした。懐かしい～～！！

話がブラックミュージックにそれましたが、このアルバム、聴いているとどの曲がどのシーンのものかがすぐわかります。大好きなのはやはり、黒人のアマールが最初声が小さくて、それをデロリスがうまく歌えるように導いてあげると、学校中の生徒の前で初めて「Oh Happy Day」を歌う時、ものすごいハイトーンの声が出るんです。自信のなかったアマールが歌で自信をつけていく、その過程を見ていると、何だかじーんとして来ます。
リタが友達とハモる曲もすごくいいんです。自分は歌手になりたいけれど、お母さんに反対されているし、デロリスにも反発しているし。若い頃の反抗的な気持ちもすごくよく描かれていて、でも友達と音楽の前では素直になれるという。

オープニングのラスベガスでのショーの曲には、ハッスル他70年代ディスコサウンドがいっぱいメドレーになっているし、コンクールに行くための旅費を得ようと、寄付を募る時に歌い踊る曲（Dancing In The Street）もめちゃめちゃファンキー。そして圧巻はやはり「Joyful,Joyful」。この曲で初めてファンキーなゴスペルの存在を知りました。

折しも今日、学生時代の大先輩に私のCDを「黒っぽい」とほめて頂きまして。ほんと最高のほめ言葉です。これからも黒っぽさを追究します。それにはやはりラムゼイ・ルイスのライブを見に行くべきか・・・。

何はともあれ、ブラックミュージックの好きな方にはとってもオススメなサントラです

早速娘のおもちゃに・・・

きのう、長年使っていたソフトバンクのケータイから、auのi-Phone5に変えました。アドレス帳の移行作業、てっきりauの窓口でやってくれると思ったら、自分ちでやらなきゃいけないとのこと。「おばちゃん、スマホはさっぱりわからないんで」光線を発して、途中までやってもらったのですが、SDカードと読み取る機械の相性が悪いとかで、マニュアルを渡され結局家でやる事になりました。
SDカードにアドレス帳を移しかえるところまではやってもらっていたので、それをプリンターに差し込んでカードのデータを読み取り、前もってDLしておいた変換ソフトで変換しようとするのですが、パソコンが悪いのかカードが悪いのか、何度やってもデータを変換する前にプログラムがストップしてしまう。vcfファイルというものの保存場所としてマニュアルに書かれているところを何度クリックしても、データがありませんと出て来てしまうし・・・。久々に機械にほんろうされまして・・・
ただ1軒だけ奇跡的にパソコンに取り込む事ができたのが、学生時代から最近になってもずっとお世話になっているご夫妻のお店のデータで、それを頼りにダンナさまに探してもらったところ、違うフォルダにちゃんと保存されていたことがわかり、何とかちまちまとですが、ケータイにメール添付で送ることができました。

ご夫妻のお店のデータが保存できていなかったら、全くできていないと思い込んで泥沼にハマっているところでした。いつも節目節目で導いて下さるので、何だか偶然とは思えませんでした。

で、アドレス移行のめどがついた途端、娘が手をこまねいてゲームのアプリをせがむ。息子に頼んで「なめこ」と「太鼓の達人」のアプリを取り込んでもらいました。関ジャニの大倉くんがいつも番組でやっているので、娘も大好きな太鼓の達人。私も一度やってみたくて今日初めてトントンしました。ちょうどいいところをトントンするのが難しいけど、結構面白い。

まだまだ×3くらい慣れませんが、何とかスマホデビュー

人生を楽しむ達人

きのうはとある予定がキャンセルになったため、以前から一度お話してみたかったある方に会いに行って来ました。その方とは小説家の明日良良紀さん。いつの間に小説家に知り合いができたかというと、実は大学の音楽サークルの先輩の方なのでした。
昨年の同窓会ライブの時、何か異彩を放つ先輩がいらっしゃるなあ、とその軽妙なMCを拝見しておりました。8つほど上の方なので、学生時代の接点はゼロ。その方が私のCDを買って下さった事から交流が生まれ、関東にお住まいだとわかったため、一度ぜひお会いして色々お話してみたいと思いました。

何だろうなあ・・・一言でいえば「大人」。色んな事がある人生において、それぞれに楽しみを見つけて、いつも客観的かつ優しい目線で物事をとらえていらっしゃる感じがしました。私のCDをとにかくほめて下さってこんなにほめて下さる方は初めてでした。数日前にAmazonから届いたのに、もう何十時間も聴いて下さったとか。こんなにハマって聴いて下さる方があって本当に良かった（曲と曲の間の時間とか、曲の並び順、イントロ、コード進行、選曲について具体的に挙げて下さり感動）

サークルの昔話や、たくさんのためになるお話を聞いて、本にサインをいただくのもすっかり忘れ(笑)またお会いしましょうと握手してお別れしました（ちなみに今「星屑の悪戯」という本を読ませてもらっていますが、若い頃を思い出してグッと来ます）

う～ん、私もあんな風にサラッとカッコイイ大人になりたいものです

久々にエントリー！

先日娘のギターを買いに行った島村楽器で、1月末締め切りのコンテストの応募用紙をもらって来ました。「録れコン2013」という島村主催の音楽コンテストで（今回で20回目みたいです）バンド一発録りの録れ録れ部門やこだわりの楽曲制作・クリエイター部門、課題曲をアレンジするアレンジャー部門、そして今回、私が「ムムム？」と惹きつけられたイメージソング部門。「卒業」「片思い」「ドライブ」「赤」というお題に沿って作ったオリジナル曲でエントリーするという部門です。

これまで何度かキーボードマガジンのコンテストに応募して来たのですが、歌詞とメロディが決まっていてそれをアレンジするという形式が、色んな面で難しかったので、自分の作った曲で応募できるというのが目からウロコ（これまでにも探せばたくさんそういうコンテストが存在したんだと思いますが）

プロがレコーディングした音源の応募は不可、ということなので「Hallelujah!!」は残念ながら応募できませんが、今日ポスティングを終えてから、SONARとKORGピアノを使い、オーディオデータ録音で「micaduki」を再録。以前作った打ち込みの曲と共にエントリーすることに決めました。

サイトに昨年の優秀作品がUPされていて、その中にキーマガのコンテストでsattonさんと競り合ったHさんの名前を発見！彼は昨年のキーマガのコンテストでも予選通過されていて、すごくがんばってるんだなーと（なんで名前を覚えているかというと、友人と名前が一文字違いだったもので）きっと今年もエントリーされていることでしょう。

出品するのにお金がかかるものの、プロが1曲1曲必ず評価して下さるそうなので、そこが狙い。面白いのが、アドバイスの希望として「激辛」「辛口」「甘口」とあり、本当は甘口でお願いしたいところですが、正当な評価を得るためにも「辛口」を希望しておきました

iPhone5

年末にプロバイダーやら固定電話やらを全てJCOMに変えたところ、実家と神戸の姉にかけていた電話料金が膨大な金額になり、慌てて担当の人に連絡したところ、遠距離通話が高くなるプランになっていました。とりあえずもう一つのプランに変更することで落ち着いたのですが、以前のひかり電話より高くなるのがどうも解せない。全体を見ればかなり安くはなるのですが・・・。

そこで浮上してきたのが、私が今のケータイをauのスマホに変えて、実家の母のauケータイにかける通話料を無料にするという策。何でも固定電話からauケータイにかけた場合も通話料無料になるそうで、これは使わない手はないな、と。今日auショップに説明を聞きに行ったところ、色んな割引を使うとauのiPhone5の月額料金が、2年間ではありますがびっくりする位安い金額になることがわかりました。

iPhone・・・。スマホ・・・。私にとっては遠い存在だったのが、何かものすごく近づいて来た感じ。割引の期限が1月末なので、ここはいっちょ決めてしまうかなー。何か慣れるまでがちょっと心配イライラして壁に叩きつけたりしなければいいけど(笑)

新宿の帰り道

娘がギターを始めたので、将来安達久美さんのようになって欲しいとの願いを込めて、今日は新宿タワーレコードでのJ&Kのインストアライブに、ダンナさまと3人で向かいました。最近とんとCDショップに行く機会が減り、娘としては関ジャニやぱみゅぱみゅのCDを実際に手に取って見てみたいと。確かに以前はお店に並んだものを目で見て、どれがいいか選んで買っていましたが、今はネットで欲しいと思うCDを探すところから始まる。当然CDの裏の写真とかは見れないわけです。うーん、これってやっぱりあまり楽しくない。お店に行って色々手に取って見る、という楽しみがないわけですから。ライブが始まる前の少しの時間、関ジャニはどこにあるのかな～と一緒になって探して、CD以外の商品も手に取って眺めるという行為が、普通に楽しかったです。これからはたまにCDショップに足を運びたい！と思った次第（ダンナさまもタワー限定の小林泉美のCDが買えたことだし）

で、お2人のアコースティック・ライブ、とっても良かったです～。久美さんは以前楽器フェアで拝見したことがあったのですが、何気に梶原順さんは初めて。やはり職人さんの雰囲気でした。ギターの上手さを前面に出す！という感じではなく、ギターデュオの優しさ、かっこよさが伝わって来て、初めて生でギターデュオを聴いた娘も「かっこよかった」と喜んでいました。お2人の控えめなお人柄も素敵で、新宿タワーがとてもあたたかい雰囲気に包まれていました。やっぱり今日もお客さん1人1人と目を合わせてくれる久美さん。ええ人や～～。関西出身だけに応援したくなります。

人の多い新宿をうろうろしたものですっかり疲れてしまい、帰りは埼京線に座ってのんびりと。そこで夕焼けに大きく浮かぶ富士山を発見！やー、ほんと綺麗でしたー。埼京線だと結構長い時間車窓から見えるので、乗り慣れない私は小躍りしてしまいました。埼京線最高～

きれいな富士山を見れると、いい事がありそうな予感がするのは私だけではないはず。

今日は丸ちゃんデー

きのうあたりから、日テレにはらちゃんが連続で出ていて、娘から「マルは出ないの～？」と不満がもれておりました。今朝、息子が学校に行くので早く起きたら、ズムサタにはらちゃんが出てて、それに続いて丸ちゃんが！！その笑顔に思わずテレビに向かって手を振ってしまった私・・・。今までそんな事はしたことなかったんですが、丸ちゃんの笑顔には特別なものがあります速攻録画ボタンを押しました。

その後午後からDASHと合体した生放送の番組もあり、今は娘が仕分けを見てます。す、すごい。今日は丸ちゃん、テレビに出ずっぱり！京都出身の何かちょっとおっとりとした感じに、思わず好感を持ってしまうのです。

横ちゃんも2人の弟がいるお兄ちゃんで、すごく弟たちをかわいがってるそうですが、丸ちゃんには年の離れた弟と妹がいるらしい。この間の「はじめてのおつかい」の時、小さい頃からの習慣で高校生の弟に「行ってきますのチューは？」と言うと、いまだにしてくれるという話を、うれしそうにしていました。年の離れたお兄ちゃんは第二のお父さん。いつまでたっても大きいお兄ちゃんだから、弟さんにとっては普通のことなんでしょうね。なんてかわいい兄弟

さて、お風呂に入ってごはんを食べて片付けもして、ゆっくりはらちゃんを見るとしよう漫画から出て来るっていう設定がファンタジーでステキだし、長瀬くんも麻生久美子さんも好きなので楽しみ。

この日を経験して

新婚の私たちがたまたま社宅のあった尼崎に住んでいたのは、ほんの2年半でした。その間に阪神・淡路大震災に遭遇しました。生きるということを考え、本当に必要なボランティアとは何かを考え、色々な事を学びました。

干支が一回りした頃、私は音楽をやっていました。あの時隣りの部屋のCD棚の下敷きにならずに済んだのは、生かしていただいたからなんだと思いました。生きているうちに、色んなことにチャレンジしてみよう。その原動力の一つになったのは、まさしく95年の震災でした。

2011年、楽屋さんでのバレンタイン・ライブが大盛況のうちに終わり、それからひと月もしないうちに今度は東日本大震災を経験することに。2度の大きな地震に遭遇した事を、運が悪いと思う人もいるかもしれないけれど、私には何か意味があることのように思えてなりませんでした。

話は少し変わりますが、きのうラジオをつけたら、ちょうど電話インタビューが始まるところだったのが、予備校のCMに出ている林先生。「いつやるの？今でしょ」の一言は、何かすごく感銘を受ける言葉で、以前は朝にそのCMをやっていたので、先生からこの言葉が発せられると、その日一日元気が出ました。「そうだよね、ほんとそうだよね」と。

きのう亡くなった大島渚監督が、徹子の部屋で生前、次のような内容のことを話しておられました。

一日が終わる時、その日自分が幸せだったなあと感じ、そして誰か他の人を幸せにできたかな、と考えた時、あ、あの人を幸せにできたと、そんな風に思って毎日を過ごしたいんです

1日1日を特別な日として、生きていきましょう

バレンタイン・ライブ今年も開催します♪

　　　　　

2011年に初めてバレンタイン・ライブをさせて頂いた中目黒・楽屋さんで、今年もランチタイム・ピアノライブを開催いたします。昨年完成した新しいアルバム「Hallelujah!!」の曲を中心に、今回もお子さま連れ大歓迎の大人もこどもも楽しめる、アットホームなライブを目指します

日時：2013年2月14日（木）11時オープン、11時30分ライブスタート（ライブ終了後ランチタイム）
場所：中目黒　楽屋（東急東横線　中目黒駅下車　徒歩5分）
料金：大人2000円・こども1000円（ランチ・ドリンク代込み）ランチのいらないお子さまは入場無料
ご予約・お問合せ：このブログの左上「メッセージを送る」にメールいただくか、直接お店まで（楽屋 03-3714-2607または楽屋ホームページのライブスケジュール「予約」ボタンからもご予約いただけます）

☆ランチメニュー（お子さまはA、Bのみ）
A：ベトナム麺　フォーガー（鶏）
B：パッガパオムー（タイバジルの挽肉いため）
C：季節野菜のイエローカレー

☆ドリンクメニュー
コーヒー、紅茶、ジャスミン茶のアイス・ホット、ウーロン茶、オレンジジュース

ご予約の際はフルネームとランチメニュー、お子さまとご一緒の方はお子さまのお名前と年齢、ランチの有無も合わせてお知らせ下さい。ドリンクは当日ご注文ください。

楽屋さんのとっても素敵な空間と美味しいアジアンフード、そして耳馴染みのよいYAMAHAのグランドピアノの音色で、冬のお昼のひとときを楽しんで下さい。たくさんの方にお目にかかれますことを楽しみにしております