関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

♬初心者ジャズピアノ教室♬

場所はさいたま市見沼区の自宅。コードや簡単な耳コピの仕方など、それぞれの方のレベルに合わせて、丁寧に教えます。珍しいヤマハの木目グランドピアノで、好きな曲を弾いてみませんか?左の「メッセージを送る」からお問い合わせ下さい。

ありがとう!そして良いお年を!

2006年12月31日 16時23分34秒 | Weblog
きのうからダンナさまの実家に来ています。栗きんとんをきのうのうちに作ったので、今日はわりとのんびり。夜は弟夫婦とみんなで宴会です。

クリスマス前後はデイヴ・コズ一色で、このまま年が明けるのかと思いきや、ダンナさまが先日買って来た「PLAY JACO」なるCDにぶっ飛んでしまいました!これは納浩一や日野賢二、櫻井哲夫など、名だたる日本のベースプレイヤー達による、ジャコ・パストリアスのトリビュート・アルバムなのですが、これが何とも私好みの内容なのです。何せいきなりJINOのファンキーなベースで始まったかと思えば、納さんの曲ではエレピが小野塚晃さんで、「ザ・チキン」ではこのところJINOとの活動の多い西脇辰弥さんが、原曲ではホーンのところを、とても歯切れのいいクロマチック・ハーモニカで聴かせてくれるのです!ダンナさまが最近お気に入りの今沢カゲロウも、ナイスなベースを弾いていて、2006年の最後にこんなファンキーで聴かせるアルバムを出してくれた、かのキングレコードさんに大感謝!そして若い時にはあまりその良さがわからなかったけれど、最近聴くにつけ、だんだんとその魅力にハマっていくジャコを、来年は聴き込んでみたいと思います。

2006年、本当に楽しく充実したいい年でした。ブログを始めて、いろんな方との交流がうれしい年でもありました。
2007年もさらに音楽的に充実した年になりますように。みなさまどうぞ、よいお年をお迎え下さい。

今年の音楽生活

2006年12月27日 23時26分19秒 | 音楽
お掃除の時、My宝箱を整理していて見つけました。今から約20年前に、京都会館でのカシオペアのコンサートで、ねばりにねばってアンケートを書き終え、一番最後に出したら当たりました。生写真にサイン&野呂一生モデルのピックが2つ。そこで学んだことが一つ。厳正なる抽選は、案外最後に出すと当たる。それ以来、ギリギリに出したハガキが当たること数回。上の方から取ってるってことですヨ。

michiさんのブログで年間総まとめが書かれていて、私もそろそろ書こうかと。ライブは今年前半は何と、3月に行ったKK JAM1回のみでした。しかも私の中では2005年の9月、初めて行った時の感動のほうが上回っていたので、「KK JAMは時々でいいかな~」なんて感じでした。そんなのんびりとした前半とは逆に、後半は自分の人生を変えるかのような、中身の濃い、感動のライブの連続でした。

         7月 TRIX「ART発売記念ライブ」@BAJ

         9月 東京JAZZ2006@東京国際フォーラム
             西脇辰弥Infinite@BAJ

         10月 KK JAM@BAJ

         11月 DIMENSION@STB139
             TRIX「秋の毛根感謝祭」@BAJ

半年に6回、1ヶ月に1回のペースは、私にしてみるとかなりの頻度です。TRIXはどちらとも内容充実、楽しいことこの上ないライブでした。特に11月のほうは窪田さんのトークもばっちりで、エンタメよりむしろ曲を楽しめた感じで私は好きでした。
東京JAZZは初めて行ったのですが、2日間の昼夜公演=4回それぞれ違うメンツでの公演の中、ブルーノート・デーに行ったのが正解でした。インコグニートがお目当てで行っておきながら、その楽しさにすっかりハマったのがデイヴ・コズ。1曲目が始まっているのを知らずにロビーで買い物をしていたなんて、今考えると何てことをしてしまったのかと・・・。リベンジではないですが、来年最もライブに行きたいバンドです。(もちろん今回と同じメンバーで)それにしても、自分が行ったライブを後日映像で見られるのは本当にウレシイもの。来年はぜひTRIXの映像も手に入れたいものです。
9月にもう一つ行った西脇さんは、カヴァーの選曲もナイスだったし、何といってもスペシャルゲストの塩谷哲さんのピアノが聴けたのは感動でした。Rhodesもよかったな~。
久々のDIMENSIONも、ナルチョの参加でかなり盛り上がりました。CD発売記念ライブとは違う時に行くと、いろんな曲が聴けてオイシイ!ということがわかりました。

そしてそして、やはり今年一番の感動を与えてくれたのが、10月のKK JAM。夏にCDが発売され、セッション2006出演など大活躍だった今年。キリンラガーのバックアップもあり、お客さんも大入りで大変盛り上がりました。中でも私のツボは、初めて聴く窪田さんの生ピアノ。本当に「生きててよかった」状態。感動で涙が出ました。

TRIXの「ART」が出てからというもの、うれしいことや楽しいことがいっぱいありました。このアルバムを聴いて「やっぱり音楽がやりたい」と思って、自分なりの目標を立てたら、毎日がとても充実してきました。それまではイヤなことがあると、ついそのことばかり考えてしまっていたのが、それもなくなりました。「ART」は私にとって「魔法のアルバム」。今年最もよく聴いたアルバムでもあります。
18のとき、「バンドをやりたい」と思ったのはカシオペアがきっかけでした。それから20年以上たって、また音楽がやりたいと強く思うきっかけとなったのがTRIXでした。私は本当に根っからフュージョンが好きなんだなあと、改めて感じた2006年でありました。さてさて、来年は一体どんなステキな音楽体験ができるでしょうか。

Merry Christmas!

2006年12月24日 14時51分38秒 | Weblog
今日は昼から、夕方のディナーの用意をしています。今年は初めて、何となくターキーを買ってみました(笑)

私の父は大正14年生まれなのですが、子供の頃にサンタさんが来る家だったそうで、私が小さい頃は毎年サンタさんが家に来て、夜ツリーの下にプレゼントを置いていってくれました。ある時直前に欲しいものを変えたら、前に頼んだものと一緒に英文のお詫びの手紙が。「ああ、やっぱりサンタさんって外人さんなんだ」と、子供心に感動したものでした。
2学期が終わったその日の夕食は、必ず足つきのとりももと、母の手作りのデコレーション・ケーキ。そして夜、どきどきしながら眠りについて、朝、ツリーのある部屋へ飛んでいくと、そこには姉と私へのプレゼントが。クリスマスのワクワクする気持ちは、サンタさんが来なくなって30年近くたった今でも、本当に心に残っています。夢を与えてくれたサンタさんに感謝。

我が家にもこの10年、毎年サンタさんがやって来ます。子供からの手紙には、とても上手とはいえないひらがなでお返事が来ます。10歳の息子は今でもサンタさんの存在を信じていて、今年の手紙には「プレゼントはいくつまでもらえますか?」と書いていました。たぶんサンタさんからの返事には「信じているあいだはずっと」と書いてあると思います。

今年はこのブログを通じて、色々な方と心を通わせることができ、本当にいい年だったと感じています。素敵な音楽と、素敵な仲間、そしておいしい食べ物があれば最高ですね。
みなさま、どうかHappyなクリスマスをお過ごしください。

明日はイヴ♪

2006年12月23日 17時26分41秒 | 音楽
TRIXパネルもクリスマス・バージョンにしてみました。あとちょっとわかりにくいですが、シンセにも熊ちゃんのドラムをマネてイルミネーションを。

今日は息子の野球チームのクリスマス会&親子野球大会で、半日出ていました。今週は毎日がクリスマス・パーティで、親子を家に招いて旧交を暖めたりしていました。人と会って話すのはきらいではないけれど、家でゆっくり音楽を聴きながらブログを書いたり、深夜一人でピアノに向き合う時間に、たまらない安らぎを感じる私にとって、初めて会うのに近い大勢の人の中に半日いた今日は、結構ハードでした。

そんな私をいやしてくれるのが、今朝タイマー録音しておいたJ-WAVEの音楽番組「SMOOTH AIR」。日本のスタジオのYUKOさんとLAのスタジオのデイヴ・コズのやりとりは、生中継ではなさそうなので、あちらが録音されたもののようですが、ちゃんと天皇誕生日のことを話していたりして、日本に向けての内容でした。英語のDJを一生懸命聴いたのは、ハワイのDJ、カマサミ・コングの番組を聴いて以来かも。今日はスペシャルでクリスマス・ソング一色。それでわかったことが一つ。

「スムースジャズとクリスマス・ソングは非常に相性が良い」

サックス奏者が片手間にDJをやっているという感じは全くなく、むしろDJが本業かと思ってしまうほどさわやかで、そして何しろ英語がうまい!(あたりまえか)番組の最後に「そりすべり」の一節をソプラノで吹いて「Happy Holiday♪」と。う~む、何ておしゃれな。今日の疲れがすっかり取れました。

そうそう、違う話になりますが、先日久々に会ったママの義理のお父さんが、2005年発売の月刊エレクトーンで、冴さまと肩を組んで写真に写っていたのです。何でもご趣味がエレクトーンだそうで、STAGEAのたぶんカスタムモデルなんでしょう、高いやつをお持ちで、コンテストに入賞したごほうびにプロと一緒のステージで演奏されたようです。70歳を過ぎてもバリバリのエレクトーン小僧、ちょっと憧れます。

またまたデイヴ・コズ

2006年12月20日 08時56分30秒 | 音楽
もう読みたくないですよね。すみません・・・。私の性格上、年明けには落ち着いているでしょう。ダメなんです、一度火がつくと。でもたぶんタバコの火くらいの感じですので。2月にはまたKK JAMに行って窪田さん一色になっていると思います。

夕方、晩ご飯のしたくをしながら、パソコンでデイヴ・コズのアメリカでやっているラジオ「Radio Koz.com」を聴くことができました。HPやらブログやらやっていながら、私はかなり遅れてるほうなので、「ネットでアメリカのラジオを聴ける」ということにとても感動してしまいました。いい世の中になったなあ・・・。ちなみに東京のラジオ局J-WAVEでも、土曜の早朝にデイヴ・コズの番組をON AIRしているそうです。週末早起きして聴かなくちゃ

彼のファースト・アルバムと最新アルバムがきのう届きました。いっそコンプを狙おうかとも思ったのですが、あとの2枚(1枚は超ベタなクリスマス・アルバム)は試聴して何となくやめておこうかと。(HMVにはないのですが、HPを見たらもう1枚アルバムが。赤ちゃんの写真のジャケットで、そちらはちょっと気になります)
ファーストはその名もずばり「DAVE KOZ」、90年発表の作品です。ジャケットに写るデイヴはかなりクルクルパーマのロン毛で、服装も白っぽいTシャツにベストと、今の短髪にスーツや黒のシャツが似合う大人な感じとは遠くかけ離れた感じ。音楽はといえば、どこにでもありそうなサックスの入ったフュージョンだなあ・・・と感じる曲も。でも2曲目のクレジットにはソプラノとEWI!と書かれていたり(どこでEWIを吹いているのかはイマイチ?)テナーの曲が少し前の窪田さんのソロアルバムに近い感じだったりと、90年という時代を感じながら楽しむことができます。(その頃の私は就職したばかりで、音楽的にはあまり力の入らない時期だった気が)

それから13年後の2003年発表の最新作「SAXOPHONIC」は、かなり洗練された大人の音楽で、それはそれはカッコイイです。どう表現すればよいかわからないのですが、今どきの音楽っぽいというか。1曲目の「HONEY-DIPPED」は東京JAZZの登場の曲でもあったのですが、ミドルテンポにスラップベース、そこにデイヴのアルトがハモって聴こえるテーマがのっかって、落ち着いたファンキーさが何ともいえない。WurlitzerやClavinetなど、古いエレピの音を多用してのR&Bっぽい曲や、リー・モーガンの「サイド・ワインダー」の印象的なピアノを使って、リズムは今どきのドラムンベース(とダンナさまが言ってました)、そこにデイヴのアルトという、古さと新しさが同居した「SOUND OF THE UNDERGROUND」は、とても面白いとおもいました。テナーが魅力的な「ALL I SEE IS YOU」、ソプラノだけど「スムースジャズだぞ!」と主張していないさわやかさの「JUST TO BE NEXT TO YOU」など、聴かせるタイプの曲もとてもGOOD。アルバムタイトルにもなっている「SAXOPHONIC(COME ON UP)」では、打ち込みのドラムにスクラッチやボーカルが入り、そこにアルト、テナー、ソプラノが混在する、まさにデイヴ・コズ・ワールド。
また、以前カテゴリーについて書いたときにコメントいただいた香魚さんの、スムースジャズについての印象=ソプラノサックスの多用、私も同意見だったので調べてみたところ、このアルバムでソプラノだけの曲は、13曲中3曲でした。(ソプラノとアルトなど、色々と使っている曲は他に4曲あったので、7曲と考えると結構使っているかも)ただ、バラードしっとり系が必ずソプラノかというとそうでもなかったので、アルバム全体を聴いてみて、これをスムースジャズと呼ぶなら、私は好きかも、って思いました。今手元に5枚のアルバムがあり、そのうち最初のほうはフュージョン系、中ごろがスムース系、そして最近はコンテンポラリー系、そんなカテゴライズを自分の中でしてみました。93年の「LUCKY MAN」はポップでファンキー。そして今のところ東京JAZZで唯一売っていて、ライブ終了後バカ売れしていた「THE DANCE」が最もスムージーな感じ。ワムの「ケアレス・ウィスパー」なんかが入っていてびっくりしました。もしかして日本向けに作ったものだったりして。

今年も残すところあと10日となり、そろそろ2006年のまとめに入る時期ですが、今年の大収穫として「デイヴ・コズを東京JAZZで観れたこと」を、まず一つ目に挙げたいと思います。


音楽のカテゴリー

2006年12月18日 09時45分31秒 | 音楽
先日「スムースジャズという言葉があまり好きではない」と書きました。じゃあ、スムースジャズって一体何だ?実は私もイメージでしかなくて、ケニー・Gに代表されるほとんどイージーリスニングに近いジャズでは?と思っていました。で、ウィキペディア百科事典で調べてみました。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(スムースジャズ から転送)
スムーズジャズ (スムーズ・ジャズ、Smooth Jazz、Smoothjazz) とは1980年代アメリカのラジオ局が使い始めたフュージョンのスタイルの一つで、フュージョン、ポップ・ジャズの流れから派生したスタイルである。フュージョンにR&Bのテイストを混ぜたものが多い。フュージョンに比べ、アドリブパートが少なく、またワン・コードで演奏されることが多い。
特に聞き心地が良いことから、テレビやラジオのBGMとして使用されることも多い。このことからイージー・リスニングの発展系でもあるともいえる。アメリカには専門のラジオ局があり、もはや市民権を得ているといっても良い。

う~む、やっぱりフュージョンじゃん。でもイージーリスニングの発展系とも。デイヴ・コズのアルバムには、「これはどう聴いてもフュージョンでしょ!」というチョッパー・バリバリ!みたいな曲があって、それをケニー・Gのドラムも入っていない、静かな静かな曲と同じカテゴリーに入れるには、何か無理があるのでは・・・と。まあ、スムースジャズの中にもさらに細かいカテゴリーがあるということでしょうか。

私が今後、演奏したいな~と思っているのは、ピアノ・ソロならジャジーでメロウ、涙が出そうなキレイな曲。そして打ち込みでドラムが入るなら、ポップでファンキーなフュージョン。ジャズの要素は入っているけど、あまり難解でない聴きやすいもの。
これらを総合して考えると、私が目指している音楽って、まさにスムースジャズなのでは・・・?うぐぐぐ・・・。


すっかりハマってます。

2006年12月16日 01時11分29秒 | 音楽
ここ数日デイヴ・コズに・・・。スムース・ジャズという言葉があまり好きでない私。「A Smooth Jazz Christmas」なんてタイトルのアルバム、ベタすぎて聴く気にもなれない!という感じでした。お店で自分で見つけていたら、はたして買っていたかどうか。このアルバムの存在もダンナさまが教えてくれました。私の音楽情報はダンナさまから得るものが大半をしめるのです。で、届いたCDを聴いてみると、これが良い!(以前にもデイヴ・コズはクリスマス・アルバムを出していて、さっき試聴してみましたが、そちらは買うのをやめました・・・想像通りだったので)そしてジャケットの中の写真を見ているうちに、何だか毎日彼のCDを聴きたいと思うようになり、東京JAZZの録画を観ては幸せな気分になり、(ベースのビル・シャープにデイヴ・コズがケンカを売る「You Make Me Smile」を見て、3歳の娘が大ウケし、「ケンカのやつ、もっかいみせて」と。3歳の子にもその楽しさがわかるのがウレシイ)めったに見ない海外のHPにまでアクセスする始末。海外のミュージシャンでここまで好きになった人は初めてかも。東京JAZZで観たときは、どちらかというとキーボードのブライアン・シンプソンに目が行ったのですが(メガネをかけててMOTIF2段積みだったから?)ジャケットの笑顔の写真が本当に素敵なんです!
2年前の今頃、「KOOL JAMMING」のジャケットの中写真を見て、それまでTRIXのキーボードの人という認識だったのが、急に「大好きなキーボーディストNo.1」となった窪田さんの時と全く同じです。見た目が全てとは決して思いませんが、音楽と見た目の両方が好きになれると本当に楽しいしうれしい。
そして共通することは、沼澤尚さんのときもそうでしたが、きっかけを作るのがいつもダンナさまだということです。沼澤さんを教えてくれたのもそうだし、TRIXや窪田さんのCDを買って来たのもそう。私がいろんな人にハマってしまうのは、ほとんどダンナさまのせい・・・もとい、お陰なのです。

今年のライブはTRIXで締めることができました。来年のライブ初めは2月のKK JAMになりそうです。今日DIMENSIONのファンクラブから会報が届き、KK JAMツアーについてもしっかりインフォメーションされていました。TRIXにはできれば2回は行きたいし、デイヴ・コズにもぜひぜひ行きたい!DIMENSIONは新譜が春に出るのでそのツアーにも行きたいし・・・。2007年も充実した音楽ライフが送れるといいな~と思っています。

イルミネーションと音楽が私の栄養

2006年12月13日 23時45分22秒 | 音楽
こちらの写真は、近所でも評判のイルミネーションの素敵なお宅です。毎年毎年、それは見事な装飾で、クリスマスが近くなる頃には、夕方そこのお宅の前に見物の車の列ができるほど。洋館1軒がまるごとクリスマスで、いつも楽しみにさせてもらっています。
女のさが、でしょうか。イルミネーションが大好きで、この季節夕方になると時々子供とお散歩に出かけます。昔は息子とよく見に行ったのですが、さすがに10歳男子はもうあまり興味がないらしく、今は娘と連れ立って見に行ってます。娘はキラキラするものが好きで、「きれいだね、きれいだね」と喜んで見ています。

綺麗なものを見てきれいだと思う心、綺麗な音を聴いてきれいだと感じる心。私はそれがとても大切なものだと思っています。華道家の假屋崎省吾さんの美意識みたいなものに影響を受けるところがあり、「忙しいとか疲れた、暑い、寒いという言葉は、言った相手にいい影響を与えないので、自分は使わないようにしている」という話を聞いて、すごくいいことだと思い、なるべく使わないように意識だけはしています。(最近「寒い」を連発していたことに今気がつき、反省)ブログを書くときも、CDやライブのレビューはなるべく良いところを書くようにしているので、ポジティブ・シンキングにはかなり役に立っている・・・かも。自分の発した言葉は自分の目や耳を通じてまず自分に入ってくるので。

ピアノの会が終わって、しばらくあまりピアノを弾かない日が続きました。張り詰めていたものがなくなったせいか、毎日が何となくだらけた感じになり、ちょっと元気もなくなっていました。それが「たまには弾かなくちゃ」とピアノの前に座って弾いてみると、不思議と元気が戻って来たのです。弾こうと思う気持ちやきれいな音を出そうと努力することが、前向きな方向へ持っていってくれるということでしょうか。次回はできれば2月くらいにまた発表の場を持てるといいな、と思っているので、レパートリーを増やさなければ。「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」や「枯葉」は一応習ったので、アレンジしなおしてちゃんと弾けるようにしたいと思います。あと「いつか王子様が」や「アルフィー」、「ア・チャイルド・イズ・ボーン」なんかもいい曲なので、マスターしたいです。ジャズのスタンダードは数限りなくあるので、もう前進あるのみ!

それにしても今日の何でもベスト3を決める番組でやっていた、ズーヒルギロッポンのイルミネーション、見に行ってみたいな~。

クリスマス・アルバム

2006年12月10日 00時53分43秒 | 音楽
ダンナさまがHMVに頼んでくれていたDave Koz&Friendsの「A Smooth Jazz Christmas」がやっと届きました。ジャケットを見て、あまりのさわやかさに思わず笑いが。2001年のアルバムなので5歳くらい若いわけですが、それにしたって雪の降る中を走り回るDave Koz、う~ん、かわいい。ジャケットの中にも写真がたくさんあって、雪の積もった階段に腰かけ、ひざにサックスをのせて微笑むDave・・・。私はミュージシャンも俳優もだんぜん日本人!なのですが、この写真を見ながら心温まる演奏を聴いていたら、彼のことがかなり好きになってきました・・・。

デヴィッド・ベノワやブレンダ・ラッセル、ケニー・ロギンスなどが参加しているこのアルバム、いきなり鈴の音から始まるあたり、超ベタなクリスマス・アルバムかと思いきや、(かなりベタな曲もあるにはあるのですが)2曲目の「The Christmas Song」はアコースティック・ギターがメロディを弾いていたのが途中で女性ボーカルに変わるとても素敵なアレンジだったり、7曲目の賛美歌「天にはさかえ」ではJazzyなピアノが聴けたり、中盤でラテン系にチェンジする曲があったりと、アルバムタイトルから想像していた、Dave Kozのサックス大フィーチャーのしっとり系オンリーのもの、とは違っていたので、クリスマス・アルバム評論家?の私としては、お気に入りに追加決定!です。

あと、これは図書館でたまたま見つけたクリスマスもので、ウィル・ダウニングという黒人ボーカリストの「CHRISTMAS,LOVE,AND,YOU」。ジョー・サンプルやデヴィッド・サンボーンが参加しているこちらも豪華な内容で、AOR、ブラックコンテンポラリーのしっとりバラード歌い上げ系ですが、ところどころでジョー・サンプルの特徴のあるピアノが聴けたり、深みのあるボーカルがクリスマスの夜を演出!といった感じでなかなか素敵です。人の声やそれに近いサックスのような楽器には温かみがあるので、やはりクリスマス・アルバムにはベストなんでしょうね。

この時期はなかなか夜に出歩けないので、クリスマス・ライブなんてものには行ったことがありません。(無料のものは何度かありますが)いつか子供が大きくなって、一緒にライブに行けるくらいになったら、ぜひクリスマス・ライブ、行ってみたいです。

窪田さんがFantomのラックを!!

2006年12月05日 00時04分52秒 | 音楽
今日は久々にDIMENSIONのDVD鑑賞会をしておりました。以前ある方からいただいたビデオテープに、熊ちゃんがドラムをやっている曲が多数収録されていたことがわかり、またまたお宝発見!と。98年頃の熊ちゃんは金髪で、やっぱり若い。でも今のほうがかっこいいよね、と意見が一致。そんなこんなで「BEST LIVE SELECTIONS」も出して来て見ていると、ふいにダンナさまが、

「関係ないけど、窪田さんってFantomのラック使ってるらしいよ」
「え?・・・ええええ~~~????」

即、事実確認を。ダンナさまはフュージョン系ライブレポートの老舗、「LIVE ON!」でその情報を得たとのこと。確かに詳細な機材チェックのところに「Fantom-XR」と書かれています。ダンナさまに

「君、一番前に座ってたら、ラックとかも見えたんちゃうの?」

と言われ、そういえば「毛根感謝祭PART1」にも載せた、BAJでの窪田さんの機材の写真にラックも写ってたはずだから、それでチェックしてみよう!と、写真を大きくしたものとFantom-XRの製品情報ページに載っている写真とを見比べたところ、上から2段目のものが間違いなくFantom-XRでした・・・。ううう、うれしい・・・。感動です。本当はMOTIFが欲しかったけれど、扱いが難しいのが目に見えていたのと、重量が持ち運び不能だったため、MOTIFはあきらめました。S90はS80とかなり近いと考えられるので、あとはMOTIFラックを購入か?!でしたが、MicrokontrolでFantomの音を出しておられるのだとしたら、もうそれで十分です!2つがほぼ一緒なら!すみません、この嬉しさは何と表現すればよいか・・・。楽器をやっていらっしゃる方になら少しはわかっていただけると思いますが、楽器にあまり縁のない姉や母に、

「私が持ってるシンセの音源を、大ファンのミュージシャンの人も使ってて~」

と話したところで、何のことやら・・・。
時々下の子のママ友にもこのブログを読んでいただくことがあるのですが、ちょっと楽器おたくが加速している感があり、コワイかも・・・。でもうれし~