今から10年前、このブログにキーボードマガジンに載ったという記事を書きました。初めて出したアレンジコンテストで1次予選を通過するという、ビギナーズラック。その時「自分も1次予選通過しました」と書き込みしてくれたのがsattonさんでした。
同郷ということもあり、メールのやりとりからデータのやりとり、そして直接会ってピアノセッション。埼玉でのひっきーさんとの無料コンサートにゲストで来て頂いたこともありました。それから細々と10年。互いに生活の変化も色々とありながら、何かにつけ連絡を取りあっていました。
昨年の夏、帰省の折に子供たちも一緒に、大阪のねぎ焼きやまもとで乾杯したとき、そろそろ2台ピアノのピアノデュオをやりたいね、という話になり、その時は楽しい計画で終わったものの、実際曲を選んで各自練習し、初めて合わせて弾いてみたところ、楽しい~だけではできない、かなり難しいチャレンジだということがわかりました。そりゃあ世の中の知ってるピアノデュオといったら、小曾根・塩谷とか、最近では矢野顕子・上原ひろみなど、すごい人がやっていること。挫折しそうになりました。
ただ、やるとせっかく決めて、ある程度時間も取ってやって来たのに、ここで「できませんでした」と終わるのはもったいないし、自分としても不本意なので、やれるところまでやってみようと、クリック音を鳴らしての練習を徹底し、お互いの音の強弱を数値化(これはピアノの先生のひっきーさんにアドバイスしてもらいました)譜面に書き込み、慣れていないアドリブはカチッと作ったフレーズを何度も練習して弾く、ということにして、できる限りちゃんとした演奏になるよう、2人で相談しました。
結果、この調子なら人前で演奏しても良いのでは?という位のレベルに達したのが、今年の6月に、関西で練習した時。そこからそれぞれの個人練習を経て、8月5日、やっとお披露目となりました。最初にやろうと話した時からちょうど1年。結構長くかかりました。お家ライブは大成功!素敵なお客さまのお陰で、和気あいあいとした楽しいピアノライブとなりました。
10年前、地元の公民館で開いた、ひっきーさんとの無料ピアノライブに、ゲストとしてsattonさんに来てもらった時、見に来てくれたママが今回も来て下さり、10年ぶりの再会に感動でした。それぞれの子供たちはまだ小さかったのですが、今やみんな中学生。早いものです。
細く長く続けて来て10年。秋には関西でお披露目ライブを予定しています。がんばります(^^♪
多くの方とのご縁に、感謝感謝です。