関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

♬初心者ジャズピアノ教室♬

場所はさいたま市見沼区の自宅。コードや簡単な耳コピの仕方など、それぞれの方のレベルに合わせて、丁寧に教えます。珍しいヤマハの木目グランドピアノで、好きな曲を弾いてみませんか?左の「メッセージを送る」からお問い合わせ下さい。

インストールのお供♪

2009年04月29日 17時07分25秒 | 音楽
SONAR8 PRODUCER、ただ今各ソフトのインストール作業に四苦八苦しております。そもそもパソコンのセットアップなどは全部ダンナさまにおまかせだったので、インストールガイドを見ながらの作業、結構ドキドキです。そんな中、いきなりトラブル発生!最初の1枚をインストール中に「コピー元のファイルが壊れているため、インストールできません」とのメッセージが
3回くらいやり直して、いずれも同じ箇所でストップしてしまうため「もしかしてほんとに壊れてるのかも」と暗澹たる気分に・・・。翌日Rolandのヘルプデスクに電話して聞いたら「ユーザーアカウントを別の名前にして、そちらでログインしてからインストールしてみて下さい」とのこと。理由ははなからわからないので、とりあえず言われる通りにやってみたところ、ちゃんとインストールされました~。よかった~。エディロールの担当の女性の方、本当にありがとうございました。

さてさて、そんな慣れない作業に若干のストレスを感じる私を優しく癒してくれる音楽、それはSeawindの再結成アルバム「REUNION」!!ちょうどソフトを買いに行く前に本屋さんへ立ち寄り、jazzlifeをパラパラとめくっていたら、ボーカルのポーリンのインタビューが載っていて、29年振りの再結成&ニューアルバム発売の記事に思わず「おお~~!!」と(小声で)叫んでしまいました。ああもうほんと、どのバンドが再結成するよりうれしい♪このブログにも何度か書いていますが、ほんと大好きなんです、Seawindのサウンド。インストとポーリンのボーカル入りの曲とのバランスもいいし、とにかくさわやかでキャッチーで。
セルフ・カヴァーの「FOLLOW YOUR ROAD」、たまらんです。イントロのJAZZYなピアノもとっても素敵だし、年齢を重ねたけれどやっぱりポーリンの声はボーリンだけの声だな~って思える。アレンジもそれぞれキャリアを重ねた重厚な音になってて、往年のファンのみなさんには涙チョチョギレだと思います。「FREE」のイントロのわりと原曲に忠実なアレンジに「ウンウンこれこれ」とうなずいてみたり。逆に「EVERYTHING NEEDS LOVE」のイントロのあまりの変化に「うお~っ」となったり。
新曲はやはりメンバーが年齢を重ねた分、ジャズ色の強い大人なサウンドになっているような気がします。聴く側のこちらも同じだけの年月を過ごしているので、その変化について行けちゃうところがまた何ともうれしいような。それにしても約30年の歳月というのは結構すごい。中学生の頃に夢中になって聴いていた私に、もうその頃と同じ年齢の子供がいるわけですから・・・。
う~ん「だてに歳は取っておらんよ」と言えるようにならなければ、ですねえそれにしてもSeawind再結成、ばんざい来日したらゼッタイ観に行きたいです!

買っちゃいましたSONAR8!

2009年04月27日 21時37分16秒 | 音楽
もう後戻りはできない・・・。前進あるのみ!

はい、昔から「形から入るタイプ」なのかもしれません。私の父も普段はケチなのに、自分の好きなもの、こだわるものにはお金を惜しまない人でした。そういう意味ではかなり父の血を引いてます。何か凝り性のおやじみたいです、私。

HOME STUDIOなるエントリーユーザー向けは、ソフト音源がないに等しいとのことで、上位クラスを勧められていました。それで一応SONAR8のPRODUCERの一つ下のSONAR8 STUDIOを考えていました。この2つはだいたいお値段に3万円くらいの差があります。ところが「ピアノの音がいいこと」「ライブで使える音色のいいドラム音源が入っていること」を条件に挙げたら、この2つのソフトの違いがまさにそこだった。しかも最終的にCD並みのクオリティを追及するとなると、マスタリングが必要になってくるそうなのですが、SONARでマスタリングのできるものは8のPRODUCERしかないとのこと。

最近8になってから、やたらとグレードアップしたらしく、このお値段でこれだけの機能を備えたものは他にはないと言われてしまいました。一応CUBASEについてやWindowsでの楽曲制作に無理はないのか、ということなど、小一時間かけて色んなことを聞きました。その店員さんはMacのLogicもProToolsも使っているという、DAWソフトにかなり詳しい方で、ソフトにはそれぞれ個性があるが、できることについては今はどれも差がなくなっているとのこと。扱いの難しさも特別どれがというのはないとのことで、エントリーユーザー向けだからすごく簡単!ということでもなさそう。ミュージシャンでMacを使っている人が多いことについても、先にMacが音楽制作に力を入れていた名残りだとか。いずれMacを導入したとしても、今はMacでWindowsのソフトを使えるので、SONARがMacでも使えるんだそうです。

まあ、元々その店員さん、Rolandブース担当の思いっきりSONARのバッジをつけた人だったので、勧められるのはわかってはいたのですが、一応色んな他のソフトとの比較も説明してくれた上でのことだったので、ある程度納得はいきました。予算よりかなりのオーバーだったのですが、店員さんのご配慮で納得のいくお値段で購入することができ、貯めていたバイト料プラス今度入るであろう定額給付金の私の分をそれに当てようかと。

色々と迷って迷って、結局元のさやに戻りました。Rolandはヘルプデスクも充実しているし、件の店員さんも「わからないことは何でも電話してください」と言って下さったので、これからGWにかけてSONARと格闘してみようと思います。何せ「Fantomで10分かけてやっていたことがSONARだと数秒で終わります」と言われたのですから、何としてでも使いこなせるようになりたいところ。早く「SONARユーザーです」と胸はって言えるよう、がんばりまっす

今日のBAJ

2009年04月26日 21時41分26秒 | 音楽
小林香織さんのライブを今まさにやっているはず。ああ~~、行きたかった~~と、夫婦で嘆いてます。私は3月にライブが3週続いたので自粛しました。ダンナさまは行こうとしたらもう立ち見しかチケットがなかったのであきらめました。これほど夫婦して行きたいと思ったライブも久々かも。「今頃リハやってるよね」「今頃1stステージが終わったよね」と話しながら、GOLDEN BESTを聴きながらの夕食でした。次回はぜひ!(ただどちらが行くかの争奪戦になりそう・・・)

セッション

2009年04月25日 21時37分35秒 | 音楽
今日はひっきーさんご夫妻のお仲間とのセッション大会でした。JOJOを大所帯でお付き合いいただき、曲の終盤、イントロと同じコード進行で延々ピアノでアドリブを弾けて、「おお~~、これってプロのセッションっぽい!」と感激。1週間前くらいに初めて聴いた椎名林檎の「ギャンブル」では、初めてキーボードを譜面に起こしました。コード譜にシンセリードを書きこんだ程度の簡単なものですが、これがあるのとないのとでは、正確さが違うと痛感。プロのライブでもコード譜は必携ですもんね。私にもコード譜が書けた!というのがちょっとうれしかったです。雨の中、今回もローディーをやってくれたダンナさまに感謝♪

さて、あさっては島村楽器に再度行ってまいります。振り出しに戻った感のあるDAWソフト選び。ここはもうよくわかった人に実際に話を聞くしかないと、DAWソフトに詳しい店員さんにアポの電話をして、月曜日にお話を伺うことにしました。基本初心者で、だけどCD並みのクオリティのものが作れて、Windowsで使えるもの。でも将来的にMacを購入する可能性もあり。ここまで悩んだので、最適なソフトが見つかるといいな~。

メンバー紹介で・・・

2009年04月23日 09時09分43秒 | 音楽
きのうの夜、いつものようにgooブログの新規投稿にじかに記事を入力して、ほとんどできたのでさあ更新だ~と思ったら、何かの拍子に画面が切り変わって、小一時間かけて書いた記事がパ~にあうう。今朝は早朝から仕事だったので、あきらめて娘と寝ました。
で、きのうの「ウェンズデーJ-POP」録画しながら観ました~。マサ小浜さん映ってた~。
生放送の音楽番組で、最初はゆずのスタジオライブ。その後NHKホールから生中継でAIのライブが放送されたのですが、バラードの後半からのスタートでなにぶんステージの照明が暗く、バックのミュージシャンは影でうっすら見える程度。バラードが終わり、バーンと明るい照明のはじけた曲をやってくれるかと思いきや、長くてトーンの低~いMCの後始まったのが「story」で、前の曲よりさらに照明暗っ。肝心のAIすら暗いんですが・・・。
「story」自体はいい曲なので、歌い上げるAIも素敵だったし、後半転調後のキメも、以前「MUSIC LOVERS」で観たときよりさらにかっこよくなってました。で、曲の終盤にやっと照明が明るくなり、ステージ左の小浜さんをしっかり確認。バックのみなさんはグレーっぽいスーツでキメておられました。ラッパ隊やコーラス隊もいてかなりの大所帯。すごいな~。キーボードは2人おられるのですが、何と!お2人とも上の段がFantomX!1人だけが使ってるのは見たことあるけど、ライブでFantomが2台並んでるのは初めて見ました。う~~、カンゲキ。
ステージではメンバー紹介が始まり、まずドラムの外人の方、次にベースの方のはずが、画面には小浜さんが。そして案の定「ギター、マサ・コハーマー」という派手な紹介で映し出されたのは、ベースの外人の方・・・。知らない人が見たら「マサ小浜って外人なんだ~」って思うんじゃ・・・。あとベースとギターの違いぐらい覚えようよ、NHKの人・・・。

ま、でもちゃんと観れたからうれしかったこの後39ヵ所をツアーで回るそうです。やっぱプロってすごいな。どうぞお体に気をつけてがんばってください

炭酸飲料とドラムのバチ

2009年04月22日 15時46分40秒 | 音楽
何ともさわやか~~な、今日のさいたまのお天気のような・・・。いいですね~、楽しみ楽しみ、今度のTRIX♪早くジャケット見た~~い

さて、今日の8時からBS2で放送の「ウェンズデーJ-POP」という番組で、本日初日の「VIVA AI CONCERT TOUR 09」の一部が生放送されるそうです!わ~わ~。マサ小浜さん、映るといいな~。

できるかな??

2009年04月20日 18時10分11秒 | 音楽
きのうはひっきーさんのピアノ教室の発表会に、演奏兼お手伝いで行って来ました。私の大好きな公民館のKAWAIくん、マイクで音をひろってスピーカーから出したら、さらにいい音で鳴ってくれてカンゲキ。トップバッターでちょっと緊張したけれど、春の童謡メドレーが終わってすぐ、大きな拍手をいただいてとてもうれしかったです。最後の連弾もかなりテンポアップできるようになり、最初のころと比べたらだいぶんこなれて来ました。近いうちに録音してみようと思います。

1人でほとんどの準備をこなし、何人かの生徒さんと連弾もして・・・。ひっきー先生はほんとすごい。私には到底マネできないです

話は変わって、週末に楽器屋さんに行って来ました。今パソコンにDAWソフトの導入を考えていて、わからないことはやっぱり楽器店の店員さんに聞くのが早いかと、Rolandのコーナーが新設された大宮の島村楽器へ。ちょうどSONARに詳しい店員さんがいて、HOME STUDIOなる初心者向けの購入を考えていること、Fantom-Xでの楽曲制作に不便を感じていること、SONARを入れるにあたって必要になるオーディオ・インターフェースとは何か?など、娘の「暑い~、のどかわいた~」攻撃をかわしつつ聞いてみました。するとHOME STUDIOとSONAR8なる最上級のものとでは、音源やエフェクト、操作性にかなりの違いが出るとのこと。高級なもの=難しく扱いにくい、と考えがちなのですが、むしろお値段がする分操作性が良く、CD並みのクオリティを追及するのであればやはり上級のものがよいと。まあそれは当たり前のことだし、何で初心者向けをまず買おうと思ったかというと、買ってはみたものの、難しくて扱えなかったというリスクを少しでも少なくしたいから(とはいえ初心者向けでも2万円近くします)ただ、もし操作性にあまり違いがなく、音源やエフェクトがすごく充実しているのなら、5万弱を払ってでも最初からいいほうを買っておくのが賢いような気がします。
そして何より心強いのが、その店員さんが実際にお店で操作方法を伝授してくれるというのです!平日の昼間ならそんなにお客さんもいないだろうし、一度実際の画面を見ながら、どのくらい難しいものなのか、Fantomを多少いじれるくらいで扱えるものなのか、近々教えてもらって来ようと思います。

そうそう、その楽器屋さんにFantomGのカタログが置いてあり、中に西脇辰弥さんのデモ演奏のDVDが付いていたのでもらって帰って観ました。いや~、カッコイイ!さすがRolandの伝道師、西脇さん。短い曲をあっという間に作って、ハーモニカまで入れておられました。
Gはマウスもつなげられるので、Xとは操作性が格段に違うはず。いいよな~~。

文明先生ありがとう♪

2009年04月15日 16時38分11秒 | 音楽
やっと日常が戻って来たので、今日は今週末に行われるひっきーさんのピアノ教室の発表会練習を。オープニング演奏と最後に連弾を弾かせてもらいます。オープニングはソロで「春の童謡メドレー」と「しゃぼん玉酒場のJAZZ Ver.」。
今進めている童謡ジャズアレンジシリーズ。カレンダーの月にちなんだ童謡を選んで、1月から12月でつなげて1枚のCDに仕上げようと思っているのですが、4月は「春の小川」「ちょうちょ」「チューリップ」のメドレーなんです。何てメジャーな曲ばっかり!と思われるかもしれませんが、そんな超メジャーな曲を面白く味付けするという作業がなかなか楽しい。ちょろちょろ小川から始まって、ちょうちょは楽しくワルツを踊り、最後はゴージャスなカラフル・チューリップで終わります。そしてブルージーなしゃぼん玉へ。う~ん、楽しみ。

今日は連弾を中心に練習したのですが、何か最近「Winter Games」の左手のベースで、結構速くてちゃんと弾けなかったところが、弾けるようになって来たんです。これはどうやら小川文明さんの「地獄のキーボード・トレーニング」の成果が出てきたのではないかと。
小川さん著の件の本の宣伝もかねて、キーボード・マガジンの春号に少しだけそのトレーニングの譜面が載っていたんです。その一番ベーシックな指の強化を少し前から始めました。なるべくピアノタッチの鍵盤で、最終的にはテンポ133で弾くようにと書かれているけれど、とても133なんて弾けやしない。それが110くらいからだんだん上げていって、今日やっと133で何とか弾けたんです!おお~~、指って正直やな~~。うれし~~

ハノンのような練習も「地獄のトレーニング」とか言われると、何か「やってやるぜ!」みたいな気になるから面白い(あ、でも他の譜面はまだやってません・・・)
とりあえず左手薬指の強化に成功!文明先生に感謝感謝です。

WE GOT RHYTHM / 木下航志

2009年04月13日 18時41分11秒 | 音楽
だいぶ前から木下航志くんのCDを買おうとしていたのですが、曲数が少なかったり、たまたま試聴したものに好きな感じの曲が入っていなかったりして、ずっと買わずにいたんです。それが今日、マサ小浜さん参加のこのアルバムを見つけ、本当にまさに今日、「これを買おう!」と思い、夜にでもダンナさまに通販で頼んでもらおうと思っていたのです。

息子の中学校の懇談会へ行き、PTA役員の部長を決める話し合いでとても温和に決めて下さる方がいて、きょうだいがいる人は大変だからと部長を引き受けて下さって、心から感謝して帰って来ました。下の子を見てもらっていたお向かいのお家にも感謝感謝で、家に帰り一息つくと、Amazonからの封筒が1つ。息子が開けたがったので「そういえばさ~、お母さん、木下航志のCD頼みたいんだよね~」と他の用事をしながら話しかけると息子が

「お母さん、こんなかに木下航志のCD入ってるよ」と

今やジェフ・ポーカロが参加しているアルバムを買い占める勢いのダンナさま。もうすっかり参加ミュージシャン買いしてます。マサ小浜さんが参加&たぶん私が好きだろうということで注文してくれてたみたいです(1曲目にはレ・フレールも入っていることですし)このアルバムをいずれうちの家が購入するのは時間の問題だったのですが、それにしてもタイミングが良すぎてびっくり。これも共時性の一つなんでしょうね。前にも「カシオペア時代の神保さんの曲ってほんといいよね~」と思ったその日に「JIMBOMBA」が届いてびっくりしたことがありました。

で、木下くんのこのアルバム、いいです。ナイスです。アルバムタイトルの「WE GOT RHYTHM」は先月のBAJで演奏されて、とっても素敵だな~と思っていた曲でした。1曲目のレ・フレールとの曲は、レ・フレールがNHKの番組のオープニングで弾いていた曲と、木下くんがやはりNHKの別の番組で弾いていた曲が一緒になっていて、別々の曲だと思っていたのでびっくりでした。ボーナス・トラックの「竹田の子守唄」がいい味で、JAZZYというかゴスペル・ピアノのようで感動。原曲はよく知らないのですが「竹田」とは何でも京都の竹田のことのようです。京都の市営地下鉄に乗ると「竹田行き」という電車が前はよく走っていました。フォーク系の人がよく歌っていた曲だそうで、こういうアレンジもあるんだなあという驚きと、原曲をいかに違うアレンジにするかという点ですごく共感する部分があって、音楽に対する感性は年齢に関係ないんだなあと、つくづく思いました。ますます木下くんの魅力にハマっていく私です。

ある本によると、いつも何にでも感謝していると、素敵なサプライズがいっぱい起こるんだそうです。
あ~、何か私、幸せだ~


年、いくつぅ?

2009年04月10日 22時40分32秒 | 音楽
今度25日にひっきーさんご夫妻の音楽仲間のみなさんとのセッション大会に、2度目の参加をさせてもらうことになりました。私の大好きなボズ・スキャッグスの「JOJO」をやらせてもらうのですが、曲はよ~く知っているけど実はちゃんとしたコードはわかっていなくて、途中のミョ~な転調をするところとか、コードをひろってみたら、何かすごいコード進行・・・。キーボード3台にギター、ベース、ドラム、ボーカル、そしてコーラスとかなり大所帯な編成なのですが、これで音がバッチリキマッたらカッコイイだろうな~~。楽しみ

ところで最近のことなんですが、ダンナさまが買った新しいCD、何かを全く知らず最初に音を聴いたら、これがまた何とも古い時代のフュージョン系なんです。カシオペアの「スペース・ロード」あたりを思い出させる、フュージョンというよりクロスオーバーと呼ばれた時代のサウンドで「ま~た~、古いの買って~。このキーボードは井上鑑さんあたりかい?」なんて言ってCDのケースを見たら・・・。そのキーボードは宮崎裕介さんでした。え??なんで??若いはずやのに。

SPICY KICKIN'というバンドをやっておられるのは、BAJのスケジュールなどで知っていたのですが、そのバンドがこんなに渋い70年代のクロスオーヴァー・サウンドを追求していたとは。キーボードはオルガンやクラビ、エレピはRhodesで、シンセの音も何だか懐かしいピュンピュン系の音だったり。ギター、ベース、ドラムもとてもベーシックな音使いで、どこをどうやったらこんなに懐かしい時代のサウンドになるんやろ?と、思わず聴き入ってしまいます。
70年代の音楽というと、私なんかでもまだ子供だったので、ようやく79年あたりでタイムリーに聴くようになるのですが、宮崎さんをはじめメンバーのみなさんは、それこそ赤ちゃんか、ヘタしたらまだ生まれてなかったりして。そんな時代の音楽をやろうという気概が何かうれしかったり。

クロスオーバー世代のみなさま、アルバム「SPICE in SPACE」、オススメです