まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

第9回探検隊に参加・・・それはハハンの手袋で始まる

2006年07月17日 00時47分31秒 | 都市

第9回目のまち歩き探検隊は大阪を出て京都での催行となった。今回はもう盛りだくさんで、いろいろな体験をさせてもらった。しかも今回は自ら望んで京町屋に住まわれているというパープル隊長に案内役を勤めていただいた。
今回探検のコースを時系列的に書き出すとこう。

・京都タワー1階スタバで集合
・出発、ハハンが謎の手袋をはめる
・JR京都駅コンコース内でワインのテイスティングをさせていただく
・keikoさんのいる喫茶「みわく」で小休止
・東本願寺散策
・パープル邸で小休止兼&雨宿り
・途中で美味しいオハギを喰らう
・五条でyukiさんたちと合流後、五条楽園散策
・三条の名門蕎麦屋で昼食
・かっさんさんと合流後、山鉾見学
・小休止処を探しつつ、四条付近で一次会解散

・解散場所付近で小休止
・バスで夜会場に向かい、夜宴
・二次会解散

こんな具合である。これらを事細かに紹介して行くと、心ならずも夜が開けてしまいそうなので今回は写真と簡単なコメントのみでまとめてみたいと思う。

ハハン謎の手袋。何故指先が出ているのですか?

 

西本願寺の龍。餌を前にしてヨダレを垂らす野獣にも見えなくもない。

 

本願寺外堀の風景。雨上がり後なので艶やかである。

 

パープル邸2階からの眺め。シンプルライフやった。羨ましい!

五条の某神社の提灯の柄。クマ?とも一瞬思ったが、何気に・・・

昔作って部屋に飾っているコレと似ているなあとも思った。

 

昼間からビールを飲む習慣がないので、ものすごく新鮮。しかも蕎麦と一緒にビール飲むのも実は初めての体験。このお店は「蕎麦ぼうろ」発祥の有名なお店らしい。

 

山鉾は屋号毎にデザイン化された文字の提灯が掲げられていて見た目に楽しい。特に「鯉」を表すこの文字は今にも泳ぎだしそうな勢いで、「ダ・ビヴィンチ・コード」の一作目である「天使と悪魔」で用いられていたイルミナティの飾り文字を彷彿とさせるものであった。

 

一次会解散後の小休止で食べた「かき氷」。実はコレをちゃんとした店で喰らうのも幼少のとき以来だったりもする。私は抹茶こおりを食したが、めちゃうまやった。

 

ここは舞妓を目指す16歳くらいの少女たちが白粉塗って浴衣着て、各テーブルを周りながら客(我々)と話をして周るというレアなビアガーデン。ある意味において特殊な体験をさせてもらったような気がする。パープルさん、いろいろとお世話になり、ありがとうございました♪

 

四条堀川にて撮影。京都という町は大阪から電車で一時間とかからない位置にあるのに、この土地に足をつけると毎度毎度何かしらの高揚感を抱かされるのである。きっと「日本人であることを忘れて日常生活を送っている我々」の中の原初的な遺伝子が、ときめいている瞬間なのだろうと私は思う。

 


「超合法建築図鑑」という名の書籍

2006年07月15日 00時04分04秒 | 建築

我々の身の回りにあるマンションや戸建住宅の外観についてのことが書かれている。収録されている建築物群は、フツーに私たちの家の隣や勤め先のビルの隣に建っているようなフツーの建物ばかりである。

それらは、一見すると建築士先生たちの手腕により屋根のカタチや壁の位置が、自由な設計の下でデザインされているかのように見えるのだが、実はそのカタチのほとんどが「法の名の下」に様々な規制を受けた結果の造形である。

建築法規の根幹を成す建築基準法だけでなく、都市計画法、港湾法、航空法、児童福祉法・・・と数限りない制限の上に建てられているのがよくわかる。

掲載写真に引かれた形態制限を示す規制ラインの存在をまざまざと見せつけられることとなる一冊でなのである。本書解説には根拠となる法令が記されていて、かなり本格的な印象も受けるのだが、むしろ本書は建築関係者以外のために作られた本ではなかろうかと私は思っている。

絶妙なアングルから撮影された建築写真とその写真に書きこまれた見えざるラインのマッチングに、あらためて「へぇ~」と唸らされることもしばしばなのだ。かなりライトな本である。しっかり読んでも一時間とかけずに読みきってしまえる本なので、興味の有る人は大型書店へGO!

解体前夜

2006年07月11日 00時24分40秒 | 建築

タイトル打ったら、誤変換で「書いた以前や」と出た。

うちのパソ子は私よりも大阪弁が達者になってきた。

・ ・ ・

そして・・・

阪急百貨店の一部が、偲ばれながら

我々の記憶の中へ旅立って行く

そう、今夜が永遠の別れの夜なのだ。

バイバイ!

 


なんでも置いてる「You Tube」でゴダイゴのアレを見つける!

2006年07月09日 23時03分31秒 | サイバー
最近ハマっているサイトが「You Tube」というやつ。
単語検索で興味のある単語を入れると、ほとんどなんでもヒットするから恐ろしい。

ここ数日鑑賞のために入力したキーワードと実際に視聴した映像はこんな感じ

TGV→素人が撮影したTGVの映像
鳥肌実→怪しい演説芸の映像
STARTREK→「STARTREK VS STARWARS」両作品のコラージュ映像
放送事故→NG大賞で放映不能な放送中のハプニング映像

中でも私の心を捉えたのがコレ
Godiego - Galaxy Express 999

実は無類のゴダイゴ好きの私。一応リアルタイムなんだけど当時小学低学年だった私はもちろん、歌番組なんか見ることなんてなくこの映像が初体験となった。

けど、なんか服装がジンギスカンっぽくてダサい。それに振り付けもフニャフニャしていてダサい。私の中のイメージが大きな音を立てて崩れていくのを感じた瞬間であった。


「消えゆく梅田阪急ビルを偲ぶ夕べ^ ^」で献杯!!

2006年07月09日 12時45分21秒 | 都市

梅田阪急百貨店の建て替え工事に伴って、7/11から1階コンコースの南端の通行が出来なくなるというらしい。そして、その知らせを受けて『変わりゆく大阪の街並みウォッッチャー』である「ゴリモンな日々」のゴリモンさん主催のオフ会が行われた。

会場の最終選定は副幹事のハンディ12さんとゴリモンさんで行って頂いたのだが、もう「ここしかない!」と言っても過言ではないほどの抜群のロケーションだった。OSビルの高層階にあって、しかもビルの舳先に当たる部分の巨大個室で、なんというかもう「タイタニック状態(デカプリオとヒロインの有名なシーンね)であった。

ほとんど全員が初対面であったことから本当に盛り上がるかどうか心配なところはあったが、「梅田が好き。大阪が好き」という共通項と少量のアルコール、そしてゴリモンさんの細やかな心遣いのおかげで、すぐに全員が打ち解け和やかな雰囲気の中で一次会を終える事が出来た。

そして、二次会は・・・というか、実はこちらがメインなのかもしれないのだが「消えゆく梅田1階コンコースの「別れ惜しみ見学会」皆一様に上部に展開される荘厳な装飾天井を見上げ、ある者はヒタスラ被写体として対峙し、またある者は思い出や思い入れを語り合った。

ちなみに、上の三角旗はゴリモンさんの手作りである。そして、せっかくだからということで、この辺りで集合写真を撮る事になるも、ここもコンコースの一部であり、通路を挟んだ向かい側からの撮影を試みるも、なかなか人通りの絶えた瞬間を狙っての撮影は困難であった。

↑カメラの存在に気付き、恐縮しながら走り抜ける人々・・・ホントにゴメンナサイm(_ _)m

今回お会いする事が出来た方たちの幅は想像以上に広く、広島からの参加者もいらっしゃったのには驚いた。また、参加者のお母様がかつては梅田の近所にお住まいで、なおかつ阪急百貨店よりも1歳年上で現役バリバリであることととか、阪急百貨店と仕事上でなんだかの関わりを持っている方だとか、「梅田コンコース」や「ゴリモンな日々」へのアプローチの方法が画一的でないところが、エエ感じやなあと思った。

また、阪急百貨店への思い入れをレジュメや絵画として披露や配布して頂いたりと、予想だにしなかった展開でいい思い出になったと思う。配布して頂いた皆様ありがとうございました。

見学会のあとアクシデントに見舞われて途中参加になった、みをでんさんたちとプチ三次会へ行くも、またそこでマニアックな話題に遭遇(・・・ほとんど喋れなかった(^^;))

↑宴会場の窓辺にノートパソコン(ゴリモンさん持参)を置いて、某サイトで閲覧できる、在りし日の阪急百貨店の画像を観賞用にとスライド上映して頂く。

ゴリモンさんのオフ会は、本当に「お深い!」

 


漢字とカタカナの曖昧な境界線

2006年07月06日 00時11分37秒 | ぶつぶつ
スロ入口

<解説>
事務所近くに有る立体駐車場の「入口」という文字を見上げた私は、それが一体全体何故だかわからないが「スロ」としか読めないことに気がついたのである。でも皆は、これをフツーに「入口」って読んでいるのだろうなと思うと妙に滑稽に思えた平日の昼下がりである。

その昔、「容子」という女性の「容」という字を説明するのに「ようき」の「よう」と言っても「陽気?容器?妖気?」と、なかなかわかってもらえず困っていた人がいて、そばにいって
「『ウ』書いて、『ハ』書いて、『ヘ』書いて『ロ』書いて・・・」
と説明したことを思い出した。

その女性は今では二児の母になっているが、私がソレを忘れた頃を見計らって「あなたの娘、ウハヘロです」と便りが来るのである。

プチ・タイムストリップのススメ

2006年07月05日 00時19分09秒 | 都市

ゴリモンさんの「ゴリモンな日々」の1ヶ月ほど前の記事に「もっとタイムスリップがしたーい!」というのがあって、その記事の内容が実は、ずっと気になっていた。探せばイロイロ出てくるのだろうケド、ちょっと今はそんな余裕が無いのが実情なのだ。

 そこで、今回はプチ・タイムストリップできるような写真をアップしてみることにする。

タイムストリップとはタイムスリップほど魅惑的ではなく、むしろタイムトリップを失敗したようなニュアンスの、

ちょっと間抜けなタイミングで目に飛び込んでくる風景を表す「まっしゅわーるど」的な造語である。

出来ることならば「タイムストリップ」という言葉は、「中途半端にリアル」ということで「チュートリアル(※)」という意味不明の単語で置き換えてみたいところでもある。

「え~?どこ~?ここ??」という刺激が無い分、都市の建設の時間的断面を感じ取って頂ければ、コレサイワイでゴザイマスル。

※:本来の意味は「製品の使用方法や機能などを解説したもの」のこと。