まっしゅ★たわごと

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ダン・ブラウン最新作「インフェルノ」を読んだ☆【ネタバレ無し】

2013年12月07日 18時52分15秒 | イタリア



11月末に書店で見つけ即買い。こずかい制のリーマンには上下巻合わせて3600円の出費はかなり痛いけど、背に腹は代えられない・・・というか居ても立ってもいられずにお買い上げ。ダン・ブラウン著のロバート・ラングドンシリーズとの出会いは「ダ・ヴィンチ・コード」だった。それからシリーズ一作目の「天使と悪魔」を読み三作目の「ロストシンボル」に至った。そして、今回の「インフェルノ」がそれらの最新作の第四作目にあたる。常に信仰・文化・建築・絵画・歴史を織り交ぜながら映画的な趣向を駆使したフルスロットルのスピード感で読者をエピローグまで誘ってくれるのが面白い。





まずこのシリーズの最新作が出る度に最初に思うのが『今回はどこが舞台なのか?』ということである。帯に書かれた「ダンテ《地獄篇》に秘められた暗号を解読せよ」というのを見てすぐさま『舞台はフィレンツェではないか』と思い表紙を見つめたら、帯上にうっすらとフィレンツェのドゥオモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)の姿があるのに気付く!!イヤッホー!!半年ほど前に訪れたばかりのフィレンツェが舞台ではないか!!

(上の画像は、販売開始後すぐの特典かでA5版のクリアファイルをもらえた。嬉しかった)





「天使と悪魔」の舞台が、ローマ・バチカン
「ダ・ヴィンチ・コード」の舞台が、パリ・ロンドン

なので、読み始めるにあたって『「インフェルノ」の舞台はフィレンツェの他にヴェネチアあたりを持ってくるのではないか?そして両都市間の移動はイタロを用いるのではないか?』と楽しい想像が尽きることがなかった。さて真相はいかに!!

(上の画像は、初版本にだけ挟まっているのかどうか不明だが上下巻のそれぞれに絵葉書が挿入されている。これも更に嬉しい贈り物だと思う)

結局、読み始めて面白さが止まらず、通勤の往復の電車とバスと昼休みと帰宅後のまどろみの時間を駆使して読み切った・・・というか空いた時間は全てインフェルノに注ぎ込んだ感があり、とってもとっても面白かったっす。2015年度映画化が決まっているみたいだけれども今から楽しみなのである。

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