まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

不惑到達へのお祝いディナー

2013年09月01日 22時26分55秒 | イタリア



不惑到達へのお祝いディナーはイタリア旅行後初のイタリア料理となった。場所はコルティヴォーノというお店。かれこれ5年来、通っているお店である。
もちろんオーダーしたワインはキアンティ・クラッシコである。だがしかし、このグラス一杯で1200円もするのである。お味の方はというと・・・帰りの空港で買ったやつの方が美味しかったような気がする。





モッツァレラとトマトのカプレーゼ。フィレンツェでのブーカ・マリオの印象がとても良かったのでオーダーしてみたけれど、やっぱ日本で出てくるモッツァレラは小さいなあと思った。





クアトロ・フォルマッジ。ゴルゴンゾーラが本格的にピリピリして美味しいなあと思った。前の2つの食材については、どちらかというと否定的なコメントになってはいるけれど、それは単に自分たちの唯一の実体験との比較であって、そういう比較ができること自体が楽しいと感じる今日この頃である。更に言えば、メニューを見る時も以前と比べて単語の意味が良くわかるのでよりリアルに感じることができる。それは例えば「ボルチーニ茸のスパゲティ」とか、そういうところね。





そしてパスタはと言えば、迷わずカルボナーラをオーダーした。わりと黄色い感じのソースが、ちゃんと卵の黄身を混ぜているのかなとか勝手に想像してみたり。。。濃厚で美味しかったっす。





コルティヴォーノで初めて出会って、それ以来ファンになっているのがこのケーキ。ズッパ・イングレーゼという。スポンジ生地にたっぷりとリキュールが染み込ませてあって美味しい。一番上のメレンゲはバーナーで焼き目が付けられていて全体的にシックな印象があって視覚的にも食指がそそられる感じ。この店に来るたびに欠かさずオーダーすると言っても過言ではない。けど、他のイタリア料理店ではなかなかお目にかかったことがないので残念な気がする。美味しいので出来れば他のお店のズッパも食べてみたいなあと思う。





最後は初めてオーダーしたエスプレッソ。エスプレッソはイタリアで飲んだときも濃いいなあと思って、日本での再チャレンジだったのだけれども、やっぱり濃いなあという印象しか持てなかった。というわけで、次回からはきっとエスプレッソはしばらくは頼まないだろうなあと思った。

何と言うか、これからイタリア料理を食べに行くのに、これまでとは違った感覚で楽しめるようになったのは嬉しいことだなあと思った。


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5 コメント

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おめでとうございます♪ (Sacci)
2013-09-02 10:18:06
まっしゅさん、不惑到達おめでとうございます☆
イタリア語での誕生日祝いは、
『Buon Compleanno !!』 です。ちょっとカタイ、正統な感じですが^^
家族や友人向けには、シンプルに Auguri(おめでとう)とか、Auguroni(超おめでとう!)と、言ったりします。

お祝いのイタリアン、美味しそうですね!
本場イタリアで、食を堪能してくると、日本で食べるときも楽しくなりますよね♪
知ったかぶりとかそういうのではなく、メニューや食材、作り方をより深く味わえるというか…
でも、やっぱり、なーんちゃってイタリアンには評価が厳しくなります(笑)

食後のエスプレッソ、日本で初めてオーダーされたんですね^^
イタリアを周られた際に、もう解説があったかも知れませんが… イタリアでは食後にエスプレッソやアマーロ以外を飲むのは、失礼になっちゃうんですよね^^;
日本でよくあるパターンの、カプチーノやカフェラッテを飲む=食事がまずくてお腹いっぱい食べられなかった、ってことに。。 ミルクが入っている飲み物ってお腹に溜まるっていうことで…
以前ジョークで、食後にカプチーノ頼もうかなぁ~とイタリア人の友人たちとの席で言ったら、
それはもうすごい勢いで止められました。恥ずかしいから、頼むからやめてくれ!と(笑)
もちろん、観光客の多いローマやミラノ、フィレンツェなどでは抵抗なく出してくれますけれどね^^
イタリアでカプチーノを飲んでいいのは、朝だけ…という小噺でした。
あ、ちなみにエスプレッソは食後の消化を早めてくれるので、スッキリしますよ。
わたしはいつも、ダブルでいただくか、リストレットというさらに抽出時間の短い(量もさらに少ない)ものをいただきます。
不思議なことに、ちょっと食べ過ぎても、すぐにラクになるんです^^

キャンティ・クラッシコの画像を見て、トスカーナのワイン畑の風景を思い出しました。
初イタリアは、キャンティのお宅でホームステイだったので、懐かしいです^^

長々と失礼しました!
これからも、ブログ楽しみにしていますね~♪

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ありがとうございますっ☆ (まっしゅ)
2013-09-02 23:22:35
Sacciさん、こんばんは。

イタリア語でのお祝いメッセージありがとうございます!(長文コメントも大歓迎です)

エスプレッソに関して失礼になるくだりは、初耳でした。
なるほど、失礼になるから飲んでいるのと、消化にいいから飲んでいるのと
2つの理由があることがわかりました。

慣習と実益から皆が飲んでいるのだと思うと、
何故こんなに苦いものを好き好んで飲んでいるのか
という疑問が溶解していくような気がしてきます。
(本当に美味しい!食後のエスプレッソがたまらない!と思って飲まれているかたもおられるのでしょうけど)
そういう理解としてならば、次回もエスプレッソを頼んでしまうかもしれません(笑)

「バーでは必ず二杯以上飲むべし、一杯だけ頼んで帰ると失礼」というのと同じですね。
すごく勉強になります。ありがとうございます。

抽出時間の短いというリストレットというのは、

味覚がお子様な私にとってみれば、
もはや「飲み物」ではないように思います(苦笑)・・・でも怖いもの見たさで一回くらいは飲んでみたいかもです。

トスカーナのワイン畑で飲まれたキアンティのオン時はいかがでしたか?
またお聞かせください。
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美味しいエスプレッソ! (Sacci)
2013-09-04 00:48:31
まっしゅさん、こんばんは。

そういえば、エスプレッソはお砂糖たっぷり入れてお飲みになりました? エスプレッソにはお砂糖…できればブラウンシュガーが欠かせません^^
少なくともティースプーンに2杯、溶けきらずにカップの底にジャリジャリ残るくらい入れて飲みます。
エスプレッソに限っては、ブラックで飲むことはないみたいです…よほど変わった趣味でなければ(笑)
お砂糖たっぷりのエスプレッソ、機会があったら試してみてくださいね! とても美味しいですよ^^

イタリア人は、1日に7〜8杯のエスプレッソを飲むと言われています。
家や職場の近くに、それぞれ馴染みのバールがあり、朝食から始まり家路に着くまで、ちょっとした合間にサクっと飲みに行きます。
馴染みのバールを変えることは、ちょっとした裏切り行為になるほど(笑)大切な場所です。
こんな風にカフェ文化が根付いているので、イタリアにはスタバが1店舗もないんですよね(確か…)。

日本では、美味しいエスプレッソに出逢うのが、ちょっと難しいです。まだまだそんなに一般的な飲み方じゃないから、難しいですよね。
イタリア料理が本場に近く美味しいお店なら、エスプレッソも間違いなく美味しいのですが、それだけ頂きに行かれないので、、数少ないカフェをローテーションしています。
都内だと、セガフレード、イリー、バールデルソーレ…くらいしかありません(泣)
私は、1日4〜5杯飲みたいので、主に自宅で NESPRESSOを愛用しています。
このマシンを買う前は、どうなのかなー?と半信半疑でしたが、ネスプレッソ・ブティックで試飲したとき、イタリアン・バールの味に近いかも!と感動し、導入しました。
ランニングコストちょっと高いですが、手軽に飲めるので、助かっています^^

また長々とすみませんでした…イタリアLOVEすぎて、つい色々と語りたくなってしまいます(汗)
イタリアには、日本では考えられない抱腹絶倒ネタが色々あるので…以前は、とあるメルマガにエッセイを寄稿して発散してたんですけどもね^^

まっしゅさんは、フランスにお詳しいのですよね!
来年はフランス初上陸計画を立てているので、そのときには、ご教示いただけると嬉しいです♪
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文字化け、すみません! (Sacci)
2013-09-04 00:52:05
先ほどお送りしたコメントが、一部文字化けしてしまいました。失礼いたしました。。

イタリア人は、1日7-8杯
私は、1日4-5杯

…と、書いたつもりでした^^;
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Unknown (まっしゅ)
2013-09-04 23:16:13
Sacciさん、こんばんは。

何と!エスプレッソにお砂糖とは!
恥ずかしながら全然知りませんでした。なるほど、苦いわけですな(苦笑)

ブラウンシュガーは最近のどのカフェでもだいたい置いているので、
次もまた本格イタリアンに行った暁にはダメ元でもう一回エスプレッソを
チャレンジいや、リベンジしてみたいと思います。

それにしても、自称「イタリアLOVEすぎる」Sacciさんのコメントは
毎回毎回目からウロコのネタがあって面白いです・・・というか最近は
こっそり楽しみにしていたりしています。
メルマガの読者ほど読者はおりませんが、コメントは自由になさってもらって
本当に構いませんよ!!
(少なくとも私と妻はSacciさんのコメントの読者と化しています・・・(笑))

フランス情報・・・
私ごときの知識で良ければお教えしますが、お役に立てるかどうか、いやはや(汗)

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