賢島駅に降り立ったのは、かれこれ30余年ぶりのことであった。その昔一度だけ家族旅行で訪れたことがあったのである。
かつての記憶では一番東側のホームと線路は当時は無く、このあたりは隣の民家や店舗に向かって法面になっていたのを覚えている。
そしてちょうどこの下を単線の線路が一本通っていて
その先の階段のあるところくらいに普通列車専用のホームがあったのだ。で、いちばん最初の写真にあった既存のホームはというと特急列車専用の今と同じくらいの長いホームになっていて、特急用のホームと普通用のホームが全然離れたところにあるので改札口も全然離れたところにあって、おかしな駅だなあと思ったのを覚えているのである。
それらの記憶の真偽を確かめるべくネット上で検索してみたら当時の写真や記事が出てきたのでリンクしてみることにする。
近鉄680系 旧奈良電1200系 1985年12月1日賢島駅
賢島駅の画像
鉄道写真 Myコレクション part49~近鉄志摩線 賢島駅~
近鉄志摩線賢島駅駅舎←2階喫茶室の写真が出てる。
今は特急が止まるホームが2本あってそれぞれに2編成ずつ停車することができるので
最大で8両の特急が4編成停車することが出来る構造になっている。
駅コンコースの印象は四半世紀前とさほど変わった感じはしないかな。強いて言えば駅の売店がファミリーマートになったことくらいかな。近鉄の売店が(おそらく)全店ファミリーマートになっているが、こんな田舎町の駅前にもコンビニとして参入できるファミマは商売上手だなあと思ったし、また賢島内ではもしかしたら唯一のコンビニなのかもしれないし、なかなかヤルなぁと思ったよ。
駅のメイン方向の外観はこんな感じ。近隣のホテルの送迎車両を停車させるスペースを建物のピロティという形態で実現させているのは上手いなあと思っていたら、村野藤吾氏の設計によるものらしい。
暴風雨にあってもこれなら風雨にさらされずにバスに乗り込むことができるので嬉しいね。
業務用のコインロッカー・・・はて?
つづく
いせし!とばし!しまし!【14】《志摩市02》志摩観光ホテル 建物編
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