遠出の出発は上り方面ホームというのが日常なので、下り方面ホームに日の高いうちに立つとかなりの違和感がある。
上り方面ホームの新しい転落防止柵は既に完成しているのだが、下り方面ホームの柵は絶賛工事中である。次にこのホームに降り立つときには完成しているかもしれない。
西明石駅を通過してから、ほどなくして在来線と再接近するのが魚住駅付近。いつもは快速の新快速の車窓から光の速さで走り去る新幹線を仰ぎ見るのだが、今日はそんな在来線を見下ろす・・・暇もなくあっという間に、
姫路駅も通過。駅の東側は現在コンベンションセンターの工事が始まったところ。完成は2021年頃の予定とな。
岡山駅到着の予告アナウンスが流れ始めたころ、遠くの山の中腹には「岡山理大」の文字を飾った白い箱が並んでいたので一枚。帰宅後にその一枚を見てみたところその隣には「加計学園」という一時世間を賑わせた名前があるのを見つけた。
岡山駅の新幹線ホームから岡山電気軌道を望む。岡山の路面電車も広島と同じく、市が運営する市電ではなく民間の鉄道会社である。この線形であれば手前の停留所が1面2線の乗り場専用で、奥の停留所が1面1線の降り場専用なのだろう。後ろの白い電車には何故か耳のようなものが付いていて可愛らしい。
新幹線降りてから知ったのだが、後続の列車は軒並み15~20分程度遅れているらしい。
ちなみに岡山地区(?)の在来線である、山陽本線は毎週水曜日は保守点検のため一部の列車を運休させているらしい。もちろん、電光表示だけでなく駅アナウンスや車内アナウンスも盛んに行われている。ちょっと不便かも。
在来線に乗り換えて倉敷へ。岡山駅の西側は大きな機関区と貨物駅のようなものが広がっている。最近はまったく見なくなったディーゼル機関車があったりして新鮮だった。
パトカー置き場。
ナンバープレートを付けていないようにも見えるので廃車用の置場なのか?
こちらは白骨化した王蟲の化石・・・ではなく岡山ドーム。
走行(そうこう)しているうちに次の駅に到着。わりと近代的な作りをしている。
ここから3駅進むと倉敷なのだが、知らない土地の車窓風景は面白い。まずはホテル街の横を通り、
そのすぐ隣に古い民家が建ち並び、
ほどなくすると畑が広がり、
川を渡ると線路沿いに運河が並走し、
岡山もやっぱり車社会だと思わせる駐車場と、
どこまでも並走する運河を眺めているうちに倉敷駅にたどり着くのであった。
つづく
くらくら倉敷紀行2019(まとめ)