阪急宝塚駅を降りると2階コンコースの柱には宝塚歌劇をイメージしたデザインシートが貼り付けられている。改札を出ると床にも同様のデザインシートが敷かれている。
これら統一デザインのアイテムたちは花のみちの入口まで続いているが、これらが前回の観賞時もあったかどうかすら覚えていないほど来ていないのだなと思った。
花のみちから先の景色は、けっこう変わってしまっていて、
以前来た時には、まだ宝塚ホテルの移転新築工事は着手されていなかったように記憶しているので、躯体工事が終盤を迎え、屋根工事まで取りかかっているのを見ると月日の流れを感じずにはいられなかった。
宝塚ホテルの全貌がわかるのはこのアングル。花のみちの途中にあるデッキからホテルを望むと
こんな風に見えるので、竣工時の建物探訪が楽しみである。
ここも撮影スポットになったりするかも。
何基ものクレーンを導入して絶賛工事中のホテルは2021年くらいの完成を目指しているとか目指していないとか。
たまたまクレーンで吊り上げていたもの。
おそらく、最上階の窓上部の装飾庇だと思われる。
宝塚歌劇場の屋根も現在、大規模修繕中なので完成時には綺麗な屋根のスカイラインが出来るのだろうね。
向かいの「花のみちセルカ」もどことなくタカラヅカスタイルのデコラティブな建物なので、
ホテルが完成した暁には一体の阪急村が完成しそうである。
そうなるとセルカの低層階にある店舗群の未来も少し明るくなりそうかな。
てな訳でようやく宝塚歌劇場に到着。
歌劇場敷地内からホテル方面を望む。歌劇場の外壁も補修工事の仮囲いがあるので今一つパッとしない。。。再訪時に期待!
ちなみに今回の演目はコレ!!
劇場名物(?)のオムライスをば。(あえて)中がとろとろでは無い風に仕上げた玉子焼きは、絶妙なふわふわ感を醸し出していて、しっかりとした玉子の味で美味しかった。時間短縮のためかチキンライスに巻いていないところがまた面白い。
今年で105周年記念らしく、いたるところに「105」の文字が印字されている。
第105期 初舞台生の一覧。今日の口上を述べる子たちのところには赤い花が付いている。このなかに松岡修造の娘(なんと!小林一三のひ孫!!)がいるらしい。
<おまけ1>
チケットにQRコードが導入された。確かにこれだと取りこぼしがないし、データ取るものも楽だし、何より改札が早くなって入場がスムーズになったのが有り難い。
<おまけ2>
タカラヅカと言えば一般的にベルサイユのバラ的な古き良き時代の西欧諸国の物語をイメージするのが一般的であるが、実は現代劇も面白いと思う。今回は現代の欧米諸国を舞台とした物語。「インスタグラム」というセリフが出てきたり、コンピューター解析とかいう分野が出てきたりするのだが、これらのアイテムをいかにタカラヅカに落としこんでいるのかが面白かったりもする。特に、いちばん好きだったのがインターフォンのくだりである。これを文章に起こすのも大変な作業だし、何よりもネタバレになってしまうので割愛することにしよう。