まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

仕事の友 (その2)・カナ入力

2009-10-27 21:01:38 | お仕事のオキテ
ワープロ話の続きなのですが、私は 「カナ入力」 派です。
未だかつて自分以外に 「カナ入力」 派の人を見たことがありません。
みなさん 「ローマ字入力」 派ですよね。
前回、説明のさいに 「kanji」→「かんじ」→「漢字」 と変換していくと書きましたが、
あれが 「ローマ字入力」 です。
実は私はあんなまどろっこしい2ステップ変換なんてしていません。
多数派のみなさんに合わせてああいう説明の仕方をしただけで、
私自身は 「カナ入力」 なので、「かんじ」→「漢字」 と一発変換ですませているのです。

最初にキー配列を覚えるときに、
「ローマ字入力」 にしようか 「カナ入力」 にしようかたしかに悩みました。
「ローマ字入力」 ならば26個のキーを覚えるだけですむのに、
「カナ入力」 だと倍近くのキーを覚えなければならないので、まずそれが大変です。
しかもアルファベットを入力したいこともあるわけですから、
ローマ字のキーはそれはそれで覚えなければなりません。
ということは覚える手間は3倍になるわけです。
しかし、一度覚えてしまえば入力のときにキーを打つ回数は約半分ですむはずです。
「か」 と入力するのに、「k」「a」 ではなく、「か」 を1回打てばいいからです。
これからの人生ずっと文章を書いて生きていこうと思っていた私は、
一生のあいだで打つキーの回数がどれくらいになるのだろうと考えて、
けっきょく最初は面倒でも 「カナ入力」 を覚えようと決心しました。
その選択は今でも間違っていなかったと思っています。

「ローマ字入力」 派のみなさんが文章を打ち込むとき、
頭のなかでどれだけ複雑なことをやっているのか、むしろすごいなと思います。
私もたまに人のパソコンを借りたり、公共の施設のパソコンを使うときなど、
「ローマ字入力」 せざるをえなくなるのですが、もうまどろっこしくてしかたありません。
「私は」 と入力したいだけなのに、
いちいちそれを頭のなかでローマ字に変換して、
「w」「a」「t」「a」「s」「i」「h」「a」と8回もキーを打たなきゃいけません。
「カナ入力」 ならそんな面倒なことを考える間もなく、
「私は」 と頭のなかで思い浮かんだ瞬間に、
「わ」「た」「し」「は」の4つのキーを打ち終わっています。
「私は」 くらいならまだいいですが、例えば 「親愛」 と打とうとして、
「s」「i」「n」「a」「i」 と普通にローマ字に変換してしまうと、
「しない」→「竹刀」 にしかなりません。
「女」 なんて何回 「n」 を打たなきゃいけないことか!

たぶん 「カナ入力」 のおかげで、今では手書きよりも早く文章を打ち込むことができます。
思考のスピードに文字入力が間に合わないということもありません。
ほぼ考えるのと同時に文字を打つことができるようになっています。
(まあ思考スピードが遅いというのもあるかもしれませんが…)
これからキーを覚えようと思っている人には、
ぜひ 「カナ入力」 で覚えることをオススメします。
特にこれからの人生でいろいろと文章や文書を作成する機会が
多いだろうなあと思っている人は、絶対に「カナ入力」です。
みんなで 「カナ入力友の会」 を結成しようではありませんか!

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