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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

笑顔で挨拶すると、こんな嬉しい事があるんだ。

2023-03-26 02:58:05 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「日本のあいさつ」というタイトルで、23歳のベトナム留学生さんが投稿されていました。

 留学生としてベトナムから日本に来ました。

 日本人は皆よくあいさつをします。

 ベトナムでは誰かと会ってもあまり「おはようございます」と言いませんから、日本に来てすぐは驚きましたが、私も見習って友達と顔を合わせるたび大きな声であいさつをしてみました。

 すると、不思議なことに元気が出てきました。

 アルバイト先のコンビニで疲れている感じの女性客に、あえて笑顔で「ありがとうございました」と言いました。

 ドアの方に向かっていた女性は振り返って、私の方に戻ってきて「あなたの笑顔で元気になった」と。

 私はうれしくなりました。

 あいさつは大事なんだと思いました。

 以上です。

>アルバイト先のコンビニで疲れている感じの女性客に、あえて笑顔で「ありがとうございました」と言いました。
 ドアの方に向かっていた女性は振り返って、私の方に戻ってきて「あなたの笑顔で元気になった」と。
 私はうれしくなりました。

 笑顔で挨拶すると、こんな嬉しい事があるんだ。
 挨拶は大事ですよね。

 私が現役の頃、会社で若手の社員に挨拶しても聞こえなかったふりして無視する男性がいました。

 「まともに挨拶も出来ないのか」と頭に来ましたが、黙っていました。

 特養でバイトをした時も、若手の介護士で挨拶しても無視する男性がいました。

 入居者の世話をする人間でも、年取ったバイトの男には無視するんだと思ったものでした。

 この若いベトナム留学生を、見倣ってほしいです。苦笑







四月の恋/パット・ブーン

帰る娘の背中につぶやいた。 「いずれあなたも・・・。順番だよ」と。

2023-03-25 01:35:46 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「順番だよ」というタイトルで、63歳の女性が投稿されていました。


 実家の母は、事故で足が不自由になり、ずっと家の中での生活だった。

 ある夏の日、「外に出ないのに腕や足にシミが出て嫌だわ。指も太くなり、指輪も入らない」と嘆いていました。

 私は「そうだね」と言いながら、今更外出しないし別にいいじゃんと思っていた。

 結婚し、同居した姑は、冬の朝の支度に手間取っていた。

 呼びに行くと、大量のカイロを体中に貼っていて、びっくりした。

 「そりゃー時間もかかるわー」。

 そういえば、この時期の買い物リストには、いつも「貼るカイロ」の文字があったっけ。

 還暦もいくつか過ぎたこの頃、少しだけ自慢だった手にシミが浮き、お気に入りの指輪が入らなくなった。

 冬の朝、出勤前にいくつかのカイロを貼っている自分に気づいた。

 たまに顔を出す娘に愚痴ると「あっそうなんだ、大変だね」と、ハイ会話終了。

 そうじゃなくて、いつまでも、それなりに若くキレイでありたいという女心をわかってほしい。

 当時の母の気持ちが理解できた気がした。

 母も亡くなり、姑は施設でお世話になっている。

 帰る娘の背中につぶやいた。

 「いずれあなたも・・・。順番だよ」と。

 以上です。


>「いずれあなたも・・・。順番だよ」と。

 これには笑ってしまいました。

 たしかに順番ですよね。

>そうじゃなくて、いつまでも、それなりに若くキレイでありたいという女心をわかってほしい。

 娘さんもお母様の年代になれば、「いつまでも、それなりに若くキレイでありたいという女心」を分かってくださると思います。
 







仲間たち 舟木一夫 Funaki Kazuo

私は年金暮らしですので、香典は出しません。

2023-03-24 02:10:35 | 日記
 中日新聞の日曜版の「おじさん図鑑」に「香典問題」というタイトルで、飛島圭介さんが、エッセーを書かれていました。


 旧友から、共通の友人の訃報が伝えられた。

 その電子メールにこんな意味のことが書かれていた。

 『仲間に香典をいくら包むかと聞いたら、「一応一万円用意して行くが、出さなくても済むようならそのまま帰る」と。

 長生きすると亡き友を送るばかりで、自分が死んでも葬儀に来る友は既になく、香典は出す一方になる。

 年金暮らしで不時の出費は痛いが、手を合わせるだけでは気が引ける。

 いっそ行かない方が正解なのか』

 香典や病気見舞金、慶事の祝儀など、昔は相互扶助の意味合いがあった。

 しかし、現代は助け合いというより、単なる”会費”程度のことになっている。

 ただし”義理事”の本質は変わらないから、「義理を欠いてはいけない」と金銭的に無理することになる。

 ただコロナ禍で葬儀の形が変容し、小規模な家族葬が主流になってきた。

 おじさんもこの数年、知己友人の葬儀には欠席を余儀なくされている。

 それでも香典は出て行く一方だ。

 しかし、自分が死んじゃったら、香典をもらってもうれしくもなんともない。

 こうして生きていることが”もうけもの”なのだから、先に逝ってしまった友に花代くらいは、ね。

 以上です。

 私は年金暮らしですので、香典は出しません。

 義理を欠いてもやむ得ないと思っています。

 最近は家族葬が多いので、葬儀に呼ばれることはあまりないですが・・・。

 そうは言っても、親戚はむげに出来ませんから香典を包むでしょうね。

 昔 お袋が食べるのにも精一杯で暮らしていたのに、甥っ子の子供に赤ちゃんが生まれたら祝儀を送ったようです。

 私に「甥っ子からも甥っ子の息子からも、お礼を言われていない」と愚痴っていました。

 その時、お袋はアホだなぁと思いました。

 食うに困っているのに、無理しても仕方がないんじゃないか!

 「甥っ子の息子なんて、義理なんてないんじゃないのか」と思いました。







花咲く乙女たち

たしかに投稿者さんが言われるように親子関係は難しいです。

2023-03-23 03:37:44 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「親心 わかる日くるかな」というタイトルで、18歳の女子高校生が投稿されていました。


 子どもと親の関係はとても難しいです。

 「親の心、子知らず」というのもまた真である気がします。

 もちろん子どもだっていろいろなのだから、親だってさまざまです。

 親が子どものときに実現できなかったことをわが子に求めたり、何かと「あなたのためだから」と言っては干渉したり、さらには全くの放任だったり・・・。

 そんな親の言動に、子どもからするとどうしても拒否反応が出ます。

 わが子に「成功してもらいたい」「よりよく育ってほしい」という熱い思いはよく伝わってきます。

 「立場変われば・・・」とはよく言ったものです。

 今の私は子どもの立場しか知りません。

 でもいつか親になって初めて「あのときの母は・・・」と気付くことがあるのかもしれません。

 うーん、親子関係は難しいな。

 以上です。

 たしかに投稿者さんが言われるように親子関係は難しいです。

 振り返ってみれば、子どもたちの就職に関しては、出来たら安定した企業、それも正社員で入って欲しいと願っていました。

 超氷河期の時代でしたが、長男は安定した企業に入ることが出来ましたが、下の娘は安定した企業に入れませんでした。

 アパレル関係の仕事がしたいとの希望で。

 アパレルは儲かっている企業が少ないです。

 娘はボーナスどころか残業代ももらえてないようです。

 娘も今は事務に入れば良かったと少し後悔しているようでした。

 まあ、今更どうしようもないですが。

 今でも携帯料金を払ってやっていますが、娘も心苦しく思っているようです。苦笑








高原のお嬢さん

不器用な夫は今、息子の遺(のこ)した衣類を身に着けることで、精いっぱいの供養をしている。

2023-03-22 02:25:10 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「繕(つくろ)う」というタイトルで、74歳の女性が投稿されていました。


 「穴のあいた靴下を縫ってほしい」と差し出す夫に「もう十分はいたから、さよならしようよ」と返事した。

 すると「暖かいから頼む。それにこれもお願い」と、虫食いのセーターまで持ってきた。

 そんなことをしなくても、たくさん着るものはあるのにと思いながら、私は針と糸を用意した。

 それらは、二十年ほど前に息子が着ていたものである。

 当時夫は、入院中の息子に会うのを極力、避けていた。

 親より先に逝ってしまう子に、口下手で掛ける言葉を持ち合わせていなかった彼は、現実を受け止めることができなかったのであろう。

 私には分かる。

 不器用な夫は今、息子の遺(のこ)した衣類を身に着けることで、精いっぱいの供養をしている。

 「お願いだから、これ着て外へ出ないでね」と冗談ぽく念を押すと「うん」と空返事で上着を羽織って墓参りに出かけていった。

 心の中で生きている息子に「お父さんも円くなったわ。好々爺(や)よ」と呟き、私は靴下の穴を繕う。

 息子の衣類を着尽くすまで、夫には長生きしてもらいたい。

 もうすぐ桜の花が咲く。

 みんな揃って、またあなたの話をしますよ。

 今年は一七回忌である。

 以上です。

>「穴のあいた靴下を縫ってほしい」と差し出す夫に「もう十分はいたから、さよならしようよ」と返事した。

 最初のここを読んで、「このおじさん何を考えているんだ!
 奥さんが大変じゃないか」と言ったら、かみさんが「最後まで読んだら」と言いました。

>不器用な夫は今、息子の遺(のこ)した衣類を身に着けることで、精いっぱいの供養をしている。

 そうなんだ、ご子息の衣類を身に着けることで供養されているんだ。

 納得しました。


 最後まで読んで納得しました。

>当時夫は、入院中の息子に会うのを極力、避けていた。
 親より先に逝ってしまう子に、口下手で掛ける言葉を持ち合わせていなかった彼は、現実を受け止めることができなかったのであろう。
 私には分かる。

 理解ある奥様を持たれて良かった。
 普通なら冷たすぎると思ってしまうのに。







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