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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

母ちゃん、ごめんね。 そして六十四年間、一緒にいてくれてありがとう。

2023-03-27 00:39:06 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「母ちゃん ごめん」というタイトルで、65歳の男性が投稿されていました。


 母が七十九歳の時、高熱で入院して三週間後、病院の先生から、認知症があり、さらに歩けなくなったことを知らされました。

 先生からは「施設に」と言われ、迷った挙げ句、自宅で母の面倒を見ることにしました。

 それから毎日、車いすで近所を散歩したり、食事を助けたりしました。

 夜は「体が痛い」と言い、何度も体の向きを変え、トイレに連れていきました。

 歩けるようにならないかなあと、足湯にも時々連れて行きました。

 そのうち認知症が軽くなり、ディサービスに行ったり、週一回のお泊まりに行ったりしました。

 ケアマネジャーにも助けてもらい、十二年間、懸命に面倒を見てきたつもりでした。

 でも、母は自分の思うようにいかないと「介護の仕方が下手だ」と言い、私は思わず「じゃあ施設に入ってよ」と言い返してしまいました。

 母は急に黙り込み、悲しそうな顔をしました。

 私は、これは言ってはいけない言葉なんだと気をつけていました。

 しかし、けんかになるとつい言ってしまい、後悔していました。

 母は昨年、九十一歳で死去しました。

 どこかで母に会うことができるのなら、きちんと謝りたい。

 母ちゃん、ごめんね。

 そして六十四年間、一緒にいてくれてありがとう。

 以上です。


>先生からは「施設に」と言われ、迷った挙げ句、自宅で母の面倒を見ることにしました。

 先生からの折角のアドバイスを選択されなかったのが、間違いだったと思います。

 そのアドバイスに従って「施設に」預けられたら、『でも、母は自分の思うようにいかないと「介護の仕方が下手だ」と言い、私は思わず「じゃあ施設に入ってよ」と言い返してしまいました。』こんな事も言わなくても済んだと思うのですが。

 それにしてもお母様は投稿者さんに世話をしていただき、幸せな老後だったと思いますが、私はこれからの投稿者さんが心配になります。

 文面から想像すると、独身でお母様の介護の為に仕事も辞められてしまったのでは・・・。

 これからの生活費にも困られるような気がして仕方がないです。

 男が仕事を辞めてまで親の介護をするのは、一番悪いパターンなのではとおもってしまいます。

 何度も言いますが、先生からの折角のアドバイスを選択されなかったのが、間違いだったと思います。







若葉のころ  /  ビージーズ  歌詞
コメント
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