中日新聞の読者投稿欄に「左利きは不便な社会」というタイトルで、女子高校三年生の生徒さんが投稿されていました。
私は左利きだ。
おおむね10人に1人が左利きで、昔から一定の割合で存在してきたとされる。
それなのに現代社会は右利きが左利きよりもその数が圧倒的に多いというのは分かるが、「それにしても・・・」と私は思ってしまうのだ。
左利きにとってはあらゆる場面で左右が逆となる。
キャップの開閉、特にひねるという動作が左利きだと四苦八苦する。
通常は右手で持つハサミやカッターで薄い紙を切ることもままならない。
食事中はいつも隣の人に自分の肘がぶつからないように気を付け、レストランでは置かれてあるナイフやフォークを自分で並び替えなければならない。
ストレスを感じることが実に多く、生きづらささえ感じる。
左利き用の道具は普及してきたが、日常生活の不便はまだある。
以上です。
昔の日本人は左利きを嫌い、直しましたね。
集団意識が強く、人と違うことをするのを嫌う傾向が強かったことなどが背景とされているそうです。
昔は左利きが6.5%。今は約11%。
世界の人口に占める左利きの割合は約10%だそうなので、少し高めですね。
アメリカ合衆国
左利きの割合:1.8%
アメリカは左利きの割合はかなり少ないです。しかし、両利きの割合が28%もあります。
アメリカの場合、早くから左利きの矯正は子供に悪影響を及ぼすと言う研究結果が出ていた為、利き手を矯正する事に熱心ではありません。
意外でした。
アメリカの左利きの割合は1.8%。日本人より少ないんだ。
ただし両利きの割合が28%もあるんだ。
幼少時に直すと、どもりなどになってしまう危険性があるからかな?
私も幼少時は左利きでしたが、直されました。
だから不器用なのかも知れません。苦笑
直さないでアメリカ人のように両利きだったら便利なのに。
投稿者さんが日常生活の不便さを嘆いていらっしゃいますが、これから左利き用の製品もたくさん出てくるでしょうから、今よりは少し便利になるのでは。
まだ見ぬ君を恋うる歌 舟木一夫 Funaki Kazuo