中日新聞の読者投稿欄に「母の一言で欠点を克服」というタイトルで、16歳の男子高校生が投稿されていました。
昔、テレビを見ていて、映っていた何でも怒る人に対して私は「なんや、こいつ。すぐ怒り過ぎやろ。あかんな」と言った。
すると母が「あんた、人のふり見てわがふり直せや」と語った。
いまひとつ、何を言われているのかが分からなかった私に対し母はさらに続けた。
「他人の良いところは見習い、悪いところは自分の振る舞いを思い起こして比べて反省しろという意味だ」。
こう諭されて私はハッとした。
それまでの私は、短気な正確だった。
すぐに怒っていた。
ゲームに負けては腹を立て、兄弟にもささいなことが原因できつく当たることがよくあった。
まさしくテレビのあの人は私そのものだったのだ。
「人のふり見てわがふり直せ」で、私という人間は変わった。
怒りっぽかった自分は完全にどこかへ消えた。
以上です。
私はそんなに短気ではないですが、かみさんがあまり攻め立てると思わず怒ってしまうことがよくあります。
怒ってはいけないと分かっていますが、感情のブレーキがかかりません。
そんな時は深呼吸をするといいらしいですが、怒ってしまうと深呼吸のことを思い出せません。
困ったものです。😅
「ナポリは恋人、Napoli Fortuna Mia」ジリオラ・チンクェッティ、GIGLIOLA CINQUE