中日新聞の日曜版に初見健一さん(レトロ系ライター)の「これなんだっけ」というショート・エッセイが載っていました。
今回は「かんしゃく玉」というタイトルで書かれていました。
下の写真は、かんしゃく玉

(諸説はあるが、1920年ごろに日本では考案されたといわれている。
現在は製造されていない)
小学生時代、半ズボンのポケットには常に数袋の「かんしゃく玉」が入っていた。
駄菓子屋さんでお菓子を買って、10円玉が余るとたいていこれを買っていたのだ。
火薬の塊をポケットに詰め込んで公園などで遊んでいたわけで、今思えばずいぶんと危なっかしいことをしていたものだと思う。
「パチンコ」を使って壁などを撃ち、破裂させるのが基本の遊び方だったが、足で踏んだり、石でたたいたりしても爆発音が楽しめた。
当時のカミナリ族(暴走族)はよくこれを道路にばらまいた。
僕らもマネをして、周囲の大人たちにこっぴどく怒られたことがある。
以上です。
私が小学生の頃、母方のおばあさんに、おばあさんの親戚へ連れられて行った覚えがあります。
そこで誰に渡されたか記憶がないんですが、かんしゃく玉を1個渡されました。
私は口いやしいので、飴玉と思い口の中に入れました。
噛んだら爆発して目の前が真っ暗になり、土間に背中からバタンと倒れ込んでしまいました。
その間の記憶は一切ありません。
しばらくして立ち上がりましたが、口の中の舌が黒く焦げていました。
いまだに忘れられない思い出です。
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