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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

歳をとると怒りを制御するのが、出来なくなりますね。(苦笑)

2020-10-08 04:31:11 | 日記
 中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「暴走老人」というタイトルで飛島圭介さんがエッセーを書かれていました。


 「暴走老人」は作家の藤原智美氏の造語だ。
とかく老人は感情や言葉の歯止めが利かなくなるという。
それが自分にも当てはまるなど、おじさんは夢にも思っていなかった。

 夕刻、帰宅を急いでいたおじさんが横断歩道を渡ろうとした。が、
横断歩道の向こう側をふさぐような形で大きな乗用車が停車している。

 運転席では若い男がスマホをいじっていた。
それを見た瞬間、おじさんは沸騰してしまった。

 運転席の窓をコンコンと激しくノックした。
若い男はウィーンと窓を下げ、「なんすか」と言った。

 それでおじさんの怒りが爆発した。
「横断歩道のまん中に車をとめてんじゃねぇ! 渡れねぇだろ!」
と大声で怒鳴りつけた。

 すると、彼はすぐに車を前に出して、落ち着いた声音でこう言ったのだ。
「すみませんでした。だけど、そんなに怒らないでください」

 スッと興奮が醒めた。
そう、激高するほどのことではなかった。

 この若者に比べ、なんと己は感情を制御できぬ未熟者なのだろう。
これでは暴走老人そのものだ。

 おじさんはそこから逃げるように去ったのだった。


 以上です。


>横断歩道の向こう側をふさぐような形で大きな乗用車が停車している。

このような場面に出くわす事もあると思います。
でも運転手が若い男でしたら、「運転席の窓をコンコンと激しくノックした。」なんて、
作者のような行為は怖くてしないです。

 この若者が冷静な人だったので良かったですが、普通は若者に怒りを買い、
ぶん殴られる可能性があったと思います。
その方が怖いです。

 暴走老人どころではないです。
危険極まる行為だと思いました。

 以前 横断歩道で三人の女学生が自転車に乗りながらスマホをいじっていました。
私はその後ろで自転車に乗って待っていました。

 信号が青になってもスマホに夢中で渡ろうとしません。
三人の自転車で前を塞がれて、自転車で追い越す事も出来ません。

 私は焦って「信号が青!」と注意しました。
彼女らは、「すいません」の一言もなく、渡って行きました。(苦笑)

 もう少しで暴走老人になるところでした。
歳をとると怒りを制御するのが、出来なくなりますね。(苦笑)

 







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