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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

思った時が、言う時だと思います。(苦笑)

2016-06-16 04:36:08 | 日記
先日の中日新聞の読者投稿欄 『発言』、今回のテーマは「夫よ妻よ」ということでした。
一昨日 「夫よ妻よ」の続編8件の投稿の「毎日40分のマッサージ」を紹介しました。
今日はもう1件「10年後にありがとう」を紹介します。

 投稿者は85歳の無職の男性です。

 あの節分の日は、雪こそ降らないが寒かった。
60年も昔、自宅で親族に見守られて三三九度の杯を交わした。
妻は義母が支度した花嫁姿に輝いていた。
僕は同僚に借りたモーニング。
ささやかな祝いの食事が終わると寒風の中、暗い瀬戸で洗い物を
していた妻の姿がまぶたに浮かぶ。

 翌日は休んだが、次の日からは連休も関係なく農作業に追われ、
行楽に出掛ける暇もなかった。
年子で男の子が生まれ、4年後に三男が誕生。
それ以降は伊勢湾台風で半壊した家の改築、
子どもたちの大学卒業、就職、結婚まで三十数年、亥年の妻と
まさに猪突猛進だった。

 今は趣味の茶華道にいそしみ、三人の孫に慕われている。
気楽な年金暮らしで、畑で野菜を育てるのが私と共通の仕事だ。
 この辺で「今まで苦労をかけたね。ありがとう」と言いたいが、
伝えそびれている。
欲を言えばまだ十年はこのままでいたい。
「本当にありがとう。それじゃ」と言える日まで。


     以上です。

 農家に嫁いできた奥様は大変でしたね。
昔の新婚生活は、こんなものでしたね。(苦笑)
お二人とも一生懸命働かれたことがよくわかる文章でした。

でもこのご主人、すでに85歳になられているのに「今まで苦労をかけたね。ありがとう」という感謝の
言葉を後十年待っていて欲しいと書かれている。
なぜ感謝の言葉を出し惜しみされるのかよく理解できないです。(苦笑)

奥様に感謝されているのだから、この投稿文を書かれた訳です。
今すぐに感謝の言葉を言って欲しいです。
後10年、何事もなく過ごせるかどうか分かりません。
思った時が、言う時だと思います。(苦笑)





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