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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

「修すれば証、その中にあり」「 修のほかに証をまつ思いなかれ」

2016-06-01 04:35:53 | 日記
 昨日の中日新聞の「今週のことば」として、青山俊董さんが、
「修すれば証、その中にあり」「 修のほかに証をまつ思いなかれ」
                            道元禅師

を、取り上げられています。

 「西国巡礼をこの足で踏破してみせる、と意気込んで出かけましたが、
やがて疲れ果てて、そんな思いは吹っとんでしまいました。

ただ指示される方に向かって、もう一歩、もう一歩と足を前へ出しさえすれば、
目的地は向こうから近づいてくれる、ということに気づかせてもらいました」
 ある日乗ったタクシーの運転手が語りかけてきた言葉である。

 結果(証)を求めず、ただひたすら一歩を前へ出し(修)さえすれば、
おのずから体も一歩前へ進み(証)、目的地は近づいてくる。

 沢木興道老師は「夫婦ゲンカをしようと思ったら、まずは合掌してから始めよ」と語られた。
無理をしてでも合掌をすればただちに合掌の世界が開く。
目を怒らしこぶしを振りあげれば即座に修羅の世界が展開する。
結果(証)をまたず、とにかく合掌を、ほほえみを、愛の言葉を実行(修)すれば、
ただちにあたたかい世界(証)が広がろう。 (愛知専門尼僧堂長)


 難しくてよく分からないですが、
「修すれば証、その中にあり」「 修のほかに証をまつ思いなかれ」、
結果(証)を求めず、ただひたすら一歩を前へ出し(修)さえすれば、
おのずから体も一歩前へ進み(証)、目的地は近づいてくる。

キリスト教で言えば、「求めよ、さらば与えられん」に、近い言葉のように思いました。


「夫婦ゲンカをしようと思ったら、まずは合掌してから始めよ」。
これも面白いですね。
これでケンカが減るならけっこうなことですね。(笑)                             








中山千夏 あなたの心に