今朝の朝刊に自動車部品大手のフタバ産業のインサイダー取引で、フタバ産業の執行役員の母親が課徴金258万円を納付することになったとの報道がありました。
証取委によると、息子は執行役員として在任中の昨年9月、2006年3月期~08年3月期の決算に計245億円の連結経常利益が過大計上されていたとの未公表情報を入手。
その情報を母親に教えて、母親は昨年10月6日、所有する9700株を約1136万円で売ったとのことです。
連結経常利益が過大計上されていたとの情報は、10月15日に公表された。
執行役員の息子に売るように勧められた時に、母親は「インサイダー取引に当たる」といったんは株売却を断ったが、息子に「株価が急落して損をする」と強く売るように勧められた為に売られたらしい。
私の思うには、この母親は株の知識はそこそこあるようですし、息子も執行役員という立場ならばインサイダー取引にあたることは充分分かっていたと思う。
息子は、たとえ母親が損することが分かっても立場上情報を伝えてはいけないし、ましてや早く売るように説得するなんてもっての他の行為だと思う。
母親は同情の余地はあるが、売った事により息子の会社での立場が悪くなってしまった。
母親は息子が勤めている会社の株だから買われたろうが、それならば損してもずっと長くに持たれた方が良かったのではと思ってしまう。
家族が上場会社に勤められていてその会社の株を持っている人は多いと思いますが、気をつけないとインサイダー取引にあたってしまうこともあります。
注意をはらう必要があると思います。
日本の株式市場は残念ながら公正かつ健全な市場とは思えないが、少しでも公正かつ健全な市場になるようにすべきだと思います。
証取委によると、息子は執行役員として在任中の昨年9月、2006年3月期~08年3月期の決算に計245億円の連結経常利益が過大計上されていたとの未公表情報を入手。
その情報を母親に教えて、母親は昨年10月6日、所有する9700株を約1136万円で売ったとのことです。
連結経常利益が過大計上されていたとの情報は、10月15日に公表された。
執行役員の息子に売るように勧められた時に、母親は「インサイダー取引に当たる」といったんは株売却を断ったが、息子に「株価が急落して損をする」と強く売るように勧められた為に売られたらしい。
私の思うには、この母親は株の知識はそこそこあるようですし、息子も執行役員という立場ならばインサイダー取引にあたることは充分分かっていたと思う。
息子は、たとえ母親が損することが分かっても立場上情報を伝えてはいけないし、ましてや早く売るように説得するなんてもっての他の行為だと思う。
母親は同情の余地はあるが、売った事により息子の会社での立場が悪くなってしまった。
母親は息子が勤めている会社の株だから買われたろうが、それならば損してもずっと長くに持たれた方が良かったのではと思ってしまう。
家族が上場会社に勤められていてその会社の株を持っている人は多いと思いますが、気をつけないとインサイダー取引にあたってしまうこともあります。
注意をはらう必要があると思います。
日本の株式市場は残念ながら公正かつ健全な市場とは思えないが、少しでも公正かつ健全な市場になるようにすべきだと思います。