がん(骨肉腫)闘病記

抗がん剤治療、放射線治療、人工関節置換手術、MRSA感染、身体障害者となっての生活の記録を残します。

巨人オーナー、開幕見直し要請に不快感=プロ野球

2011年03月23日 | Weblog
2011年03月23日 00時27分49秒

URL http://www.jiji.com/jc/zc?key=%c2%ec%c9%a1&k=201103/2011032201199  



「プロ野球巨人の滝鼻卓雄オーナーは22日、蓮舫節電啓発担当相が、セ・リーグの29日開幕を見直すよう求めたことについて、「開幕はお上(政府)が決めることですか。節電に協力してくれということでしょう」と不快感を表した。
 また、パ・リーグが開幕を4月12日に延期した件に触れ、「交流戦ができるのかどうか。交流戦がいらないのであれば、それなりの考え方はあるが」と述べ、「セだけ、パだけで決めてもうまくいかない」との考えも示した。 (2011/03/22-23:30)」



読売の増長ぶりというか、思い上がりは甚だしいな。



お上が言ってるんじゃないんだよ。国民が言ってるんだよ。選手会が言ってるんだよ。



こういう時こそお得意の世論調査をしてみたらいいんだよ。7割ぐらいが選手会の方に賛成だから。



しかし、「交流戦ができるのかどうか。交流戦がいらないのであれば、それなりの考え方はあるが」との発言は如何なものかね。誰を恫喝したいのかね。


原発は重要エネルギー源=地震多いのは運命-与謝野経財相

2011年03月23日 | Weblog
2011年03月22日 22時19分29秒

URL http://www.jiji.com/jc/zc?key=%cd%bf%bc%d5%cc%ee&k=201103/2011032200270  



「与謝野馨経済財政担当相は22日の閣議後会見で、福島第1原発事故に関連し、「日本中どこの地域を探しても環太平洋火山帯の上に乗っている国だから(地震が多いという)その運命は避けようがない」と述べた。これは原発推進の立場から地震が多いことは原発を止める理由にならないとの考えを強調した発言。
 同相は「将来とも原子力は日本の社会や経済を支える重要なエネルギー源であることは間違いない」と語り、あくまでも原発を続けるべきだとの考えを示した。(2011/03/22-10:20)」



与謝野の選挙区である東京一区にバンバン原発を新設してもらいたいね。


年金特会の震災復興利用は好ましくない=与謝野担当相

2011年03月23日 | Weblog
2011年03月22日 22時04分37秒

URL http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201103220035.html



「2011年3月22日10時5分



[東京 22日 ロイター] 与謝野馨経済財政担当相は22日朝の閣議後会見で、東日本大震災の復興財源に年金特別会計を利用するのは好ましくないとの考えを示した。

 また、自民党との大連立については、意思決定の速度を速めることができるとして「私は願っている」明言。期待を表明した。

 与謝野担当相は復興財源について、捻出には経費節減と新税の導入、公債発行の選択肢があるとしたうえで「年金特会にはお金はあるが、(それを)災害復旧に使うのは年金に対する基本的な考え方を崩す。好ましくない」と否定的な見解を示した。

 大連立の可能性に関しては「(国会内で)ねじれが発生して以降、物事の決まり方が社会のスピードについていけない現象が起きている」とした上で「国会構成を考えると、野党にも半分の発言権と責任がある」とあらためて指摘。「意思決定の速度を速める仕組みを作るのに、ベストなのは連立を組むこと」と言及した。

 さらに、菅直人首相と電話会談した後の谷垣禎一・自民党総裁の記者会見は「必ずしも今後一切、そういう(大連立の)可能性がないと断定的に拒絶したのではなく、電話で(入閣を要請したと)の話がただ唐突であった」との内容だったとして「願わくばそういうことが実現できれば、震災対策を始め国民に必要な事柄が迅速かつ的確に決まっていくのではないか」と期待をにじませた。

 協調介入後の金融市場動向と見通しを問われた与謝野担当相は「為替や株などの市場動向は、参加している人の心理的な動きの総和。ひとりで予想がつくものではない」と明言を避けた。

 みずほ銀行のシステムトラブルについては「(資金の)受払いは銀行の基本的な仕事。きちんとできないのは銀行として落ち度がある」として「コンピュータシステムを安定的に運営するのは難しいが、きちっとやってほしい」と述べた。

 エネルギー政策と原子力利用についての質問には、原子力が「日本の社会や経済を支える最も重要なエネルギー源であることは間違いない」と答えた。」



相変わらずのペテン師ぶり。



金に色は付いてないんだから、年金特会の金を復興に使えばいい。



年金特会の金を災害復旧に使うと年金に対する基本的な考え方を崩すというなら、年金特会の金で、年金給付に投入されている税金7.5兆円を賄って、それで浮いた7.5兆円を災害復旧に回せばいい。(法改正が必要なら法改正すればいい。)



現在、増税できる環境にない以上、積んである金を使えばいい。



どうしても消費税増税をしたいんだろうな、与謝野の馬鹿は。


澤口俊之先生ブログ「脳科学者はかく稽ふ」のご紹介

2011年03月23日 | Weblog
2011年03月18日 23時57分24秒

ほんまでっかTV等でおなじみの澤口俊之先生の記事が読み易かったので、ここに紹介したい。



URL http://toshi-sawaguchi.life.coocan.jp/blog/2011/03/110316.html#more  



記事タイトル 原発被曝:正確な情報を(11/03/16)



「こうした状況なので,ごく簡単に,あえて淡々と・・・。

3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響はまさに計り知れず,言葉を失い続けてしまうが,原発(原子力発電)の被害との関係で,次の2点を強調しておきたい:

1)放射線(その量の単位は通常シーベルト,Sv),放射能(放射線を出す能力,単位はベクレル,Bq),放射性物質(放射能をもつ物質)の区別を明確につける。
2)放射線被曝に関しては,専門家による情報を最重視する。

被曝に関しては,まずは,被曝した放射線量が当然ながら重要で,「100ミリシーベルト」が一つの目安になる。数年といった長期間で累積100ミリシーベルト以内の被曝なら健康になんら問題ないし,一度にまとめて被曝しても(妊婦さんを除いて)許容できる量である(補足5,6を参照のこと)。

健康に問題が生じる可能性があるのは100ミリシーベルトを超えた場合で,「一度にまとめて(1時間以内ほど)」という状況の場合,200~250ミリシーベルトがギリギリの許容範囲で(現在までに,臨床的な悪影響はほとんど報告されていない),250ミリシーベルトを超えると免疫系の障害リスクが大きくなる(とくに白血球の減少)。500ミリシーベルトを超えると免疫系の障害リスクはさらに大きくなり,リンパ球減少や白血病発症などのリスクが高まる。1000ミリシーベルトになると急性の被曝障害が出るほどで,非常に危険である。

こうした被曝で注意すべきなのは,放射性物質による被曝かどうか,である。


被曝は放射線によって起きるが,その放射線は人体から離れた場所から来ることが普通である(たとえば胸部X線,1回0.2ミリシーベルト程度;日常的にも常に自然環境から放射線を浴びている--年間では世界平均で2ミリシーベルトほど)。つまり,「外部被曝」である。

一方,放射性物質自体による被曝の場合には,その物質が体内に取り込まれて「内部被曝」が起きてしまう可能性があり,危険である(皮膚に付着した場合には外部被曝も起きる)。
また,放射性物質が漏れた場合,どのような物質なのかが問題になる(その物質の放射能も)。人体との関係では,放射能をもつヨウ素,セシウム,そしてストロンチウムが主な問題となる放射性物質である。
原発はウラン(ウラニウム235)の核分裂を応用したものなのに何故こうした物質が問題になるのか不思議かもしれないが,核分裂の「生成物」として,こうした物質が作られてしまうのである。

これらのうち,ヨウ素は甲状腺ホルモン形成に必須なため,放射性ヨウ素(放射能をもつヨウ素)は甲状腺に蓄積され易く,甲状腺がんのリスク要因になる。そのため,ヨウ素を多量に摂取することで,放射性ヨウ素の蓄積を防ぐことができる。とくに,あらかじめ多量にヨウ素を摂取しておくことが有効である(補足2を参照のこと)。
他の放射性物質(セシウムとストロンチウム)は腸や骨髄に悪影響を及ぼしたり,白血病のリスク要因になったりするが,「予防策」は残念ながらない(補足3を参照のこと)。

そのため,「どのような放射性物質が漏れたのか,どの程度の範囲に拡散したのか,その放射線量は単位時間当たりどの程度なのか」ということに関する正確な情報が必要になる。

こうした情報を明確化できるのは専門家だけだと考えた方がいい。放射線・放射能・放射性物質の区別すらできない一部の政治家や報道関係者の情報の正確さは低いとみなしてよい。

情報の正確さ(+迅速さ)は,こうした状況では前提である。ただし,いくら正確で多様な情報を素早く得ても,それらを適切に活用できる能力(結晶性知能)がないと意味がない。
そうした能力をもつ方々は,被災者の方々の中にも必ずおられるはずなので(とくに中高齢者),正確な情報を被災者の方々にきちんと,かつ,迅速に伝えるべきである--政府関係者など,伝える側の「レベル」も大きな問題になるが・・・。

【補足】
注意点・補足をまとめて・・・

1)マイクロとミリの区別について:
普段なら分かりきったことだが,こうした非常時では,マイクロ(µ,10のマイナス6乗)とミリ(m,10のマイナス3乗)をついつい混同し易いので注意したい。100マイクロシーベルト=0.1ミリシーベルト;1000マイクロシーベルト=1ミリシーベルト。

2)ヨウ素摂取について:
これは専門医の指導で行なうべきで,市販のうがい薬などを飲むことは,その少ないヨウ素量から見て無意味で,うがい薬成分から見て有害である。

3)マスクの着用について:
マスクの着用は意味がある。セシウムとストロンチウムの内部被曝の根本的予防策はないが,原子量が大きいため,内部被曝を低減できる(ヨウ素の内部被曝も)。
同じ理由で,帽子や衣服の着用,屋内退避も「予防・低減」として有効。雨に放射性物質が含まれている場合は傘が有効;「放射線」はマスクや衣服などを通るが「放射性物質」は別--この点からも「放射線」と「放射性物質」の区別は重要。

4)「放射能」について:
各種報道などをみる限り,「放射能」を「放射性物質」と同義に使っていることが多い。「放射能を含んだ水蒸気(又は白煙)が上がっている」「白煙に放射能が含まれている」という言い方の場合,「放射能=放射性物質」とみなしてよい。

5)周囲での放射線量の増加について:
福島第1原発から約20キロ離れた地域での放射線量が1時間当たり255~330マイクロシーベルトになっているとの報道があるが,1時間当たり0.255~0.330ミリシーベルトなので,数時間ではなんら問題ない。
ただし,500時間(約20日間)以上浴びた場合,累積で100ミリシーベルトを超えるので健康上のリスクが心配される。1000時間(約41日間)以上では,リスクはかなり高く,危険。

6)周囲での放射線量の増加について-2:
東京などで放射線量に関して心配している方が多いようなので・・・。
放射線量は風向きや時間によって変動するが,福島原発周辺で屋内退避指示が出ている範囲では15日21時で最大330マイクロシーベルトを記録したものの,16日では屋外で1時間当たり最大80マイクロシーベルト=0.08ミリシーベルト以下だった。この場合1250時間(約52日間)浴びても累積100ミリシーベルトなので,屋外に2ヶ月間いても深刻な影響はない。屋内では屋外の約8%ということで,屋内なら屋外が80マイクロシーベルトであっても650日間いても,大きな問題にならない。
一方,屋内退避指示が出ている範囲より外側の地域では,(当然ながら,かつ,定義上)放射線量は微量である。
くだんの東京では16日朝で1時間当たり最大0.143マイクロシーベルト=0.000143ミリシーベルトで,何の問題もない(マスクもヨウ素も不要)。この最大値が699300時間(約29137日,約79年)続いて累積100ミリシーベルトになる程度の値である。自然環境からの放射線でも世界平均で年間約2ミリシーベルト,80年で累積160ミリシーベルトであることからみても,何の問題もないことは明らかである。
逆に言えば,毎時0.000228ミリシーベルト=0.228マイクロシーベルトが「自然被曝の世界平均値」であることに留意しておいた方がいいと思う(自然被曝の世界平均値は年間2.4ミリシーベルトというデータもあるので,今述べた値はかなり控えめである;2.4ミリシーベルトで計算すると,毎時0.000274ミリシーベルト=0.274マイクロシーベルト)。 」