がん(骨肉腫)闘病記

抗がん剤治療、放射線治療、人工関節置換手術、MRSA感染、身体障害者となっての生活の記録を残します。

患者つめはがし、元看護課長に有罪 福岡地裁支部判決

2009年04月02日 | Weblog
2009年03月30日 11時41分記載

URL http://www.asahi.com/national/update/0330/SEB200903300003.html



「北九州市の北九州八幡東病院で07年、認知症の入院患者2人の足のつめをはがしてけがをさせたとして、傷害罪に問われた元看護課長上田里美被告(42)=同市八幡西区=に対する判決公判が30日、福岡地裁小倉支部であった。田口直樹裁判長は、「患者にとって必要なケアだった」という弁護側の無罪主張を退け、上田被告に懲役6カ月執行猶予3年(求刑懲役10カ月)を言い渡した。

 判決によると、上田被告は07年6月、同病院の療養病棟に入院していた当時89歳と70歳の女性患者2人の足のつめ計3枚の大半をつめ切り用ニッパーなどで切り、出血させた。

 上田被告は福岡県警に逮捕された後の取り調べ段階では容疑を認めたが、公判では起訴事実を否認。弁護側は、患者のつめは厚く変形して皮膚から浮いており、シーツなどにひっかけてけがをする恐れがあったとして、「危険な状態だった部分を丁寧に切除するつめのケアだった」と無罪を主張した。

 検察側は、上田被告が職場の人間関係や仕事上のトラブルに煩わしさを感じ、患者のつめをはがす行為に没頭して現実逃避し、その行為を楽しんでいたと指摘。「患者に苦痛を与え、皮膚を傷つける危険は明らかで、看護師ができる療養上の世話にはあたらない」と主張していた。 」

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