がん(骨肉腫)闘病記

抗がん剤治療、放射線治療、人工関節置換手術、MRSA感染、身体障害者となっての生活の記録を残します。

(天声人語)未来図を描き直そう

2013年03月18日 | Weblog
2013年03月12日 23時46分02秒

http://digital.asahi.com/articles/TKY201303110760.html?ref=comkiji_txt_end



「絆(きずな)に続いて世にあふれるのは再の字である。生活の再建、産業の再興、地域の再生……。これらは深く結びつく。人がいなければ商いができず、街は生き返らない。他方、病院や学校のない土地に人は帰らない▼2年前の震災は、もともと過疎と高齢化が進む地方を広く襲った。「阪神」との違いである。流出した人口はたやすく回復せず、若い世代ほど戻りにくい。仮にそれが地域の未来図だったとしても、津波が歳月を早送りした形だ▼国土を強くすると言うけれど、無人の地を守る大堤防に意味はない。三菱総研の白戸智さんが語る。「元に戻せば、そこからまた衰退が始まるだけ。消費地と直結した農水産ビジネスなど、地域再生の先進モデルにすべきでしょう」▼みんなで復興を考える時に、人かコンクリートかといった単純化は無用だろう。「民主党政権の初動がひどかった」「原発を乱造したのは自民党だ」。そんな後ろ向きの「内輪もめ」もいい加減にしたい▼「確かなものがどこかにあって、そこに身を委ねていれば大丈夫という感覚が消えた」。青森・恐山(おそれざん)の禅僧南直哉(みなみじきさい)さんの言葉である。あるのは、しなければいけないことの山山山。南さんは「政治家は『できること』『したいこと』しか言わない」と、為政者の覚悟をただす▼東北の再起は、人口減の日本が生きる道を探る先例となる。前向きに捉えれば、白紙から別の絵を描く機会でもある。ならば、自分のこととして考えたい。未来図は、まだ描き直せる。」



「2年前の震災は、もともと過疎と高齢化が進む地方を広く襲った。「阪神」との違いである。」



一番の違いは原発の事故だよ。その処理抜きに復旧も復興もないよ。



「南さんは「政治家は『できること』『したいこと』しか言わない」と、為政者の覚悟をただす」



一理はあるけど、一理しかないよ。覚悟を問われてるのは国民の側だよ。国民に覚悟がないから為政者に覚悟がないんだよ。国民が原発のせいで避難を余儀なくされている人のことを他人事としてしか考えてないから、原発が再稼動されるんだよ。再稼動させる政治家が当選するんだよ。



2年経っても30万人も避難させたままにさせといて何が未来だよ。

樹木希林が日本アカデミー賞で衝撃告白「全身がん」

2013年03月18日 | Weblog
2013年03月09日 13時50分09秒

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2013/03/09/kiji/K20130309005352060.html



「第36回日本アカデミー賞の授賞式が8日、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われた。「わが母の記」で最優秀主演女優賞の樹木希林(70)は、受賞の喜びとともに「全身、がん」だと述べ、闘病していることを告白。04年に乳がんが見つかり、手術したが、その後転移したとみられるという。

 最優秀主演女優賞は08年に「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」で受賞して以来で2度目。沢尻エリカ(26)ら優秀主演女優賞の受賞者を持ち上げ「私なんかじゃなく…エリカ様にあげたい」と恐縮してみせた後、衝撃の告白が飛び出した。

 「来年が大変。私は全身がんですから。来年の司会は確約できない」と打ち明け、会場がざわめいた。最優秀主演女優賞受賞者は翌年の授賞式で司会を務めるのが慣例。冗談とも本気ともつかぬ“希林節”で「まあ、それは来年また考えればいいか」と、笑いを誘うように続けた。

 授賞式後の会見でも、あらためて「2軒(の病院)が言うから、そうなのよ」と述べた。

 04年に乳がんが見つかり、翌年、右乳房の全摘出手術を受けた。一度は完治報告したが、その後全身に転移。それも昨年春には完治したと一部で報道されていた。今回の転移箇所は明かさず「医者に行くと、また(別の箇所が)見つかるから行くのはイヤなの。これくらいの年の人間は、一つや二つは持っているもの。精密な機械だと、見つかっちゃうのよ」と笑った。病状は落ち着いており、深刻ではないとしている。 [ 2013年3月9日 06:00 ]」



「全身がん」という表現はいかがなものかね。



「全身がん」って言われると、脳転移、肺転移、肝転移、全身の骨への転移を想像させるけど、そこまでの病状にはおよそ見えなかったけどな。



どこかに転移があるのは確かなんだろうけど、「全身がん」ていう表現はやめて欲しいな。率直に言って不快。



本当の意味で全身に転移しながら、必死に闘病している人を見聞きしてきただけに、「全身がん」という表現を樹木一流のジョークみたいに報道するスポーツマスコミもいい加減にして欲しいね。





樹木希林、最優秀主演女優賞を最年長受賞!日本アカデミー賞



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130308-00000039-flix-movi  



シネマトゥデイ  3月8日(金)22時17分配信



「8日、第36回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞に『わが母の記』で認知症の母親を演じた女優の樹木希林が輝いた。樹木が同賞を受賞するのは『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』以来5年ぶり2度目。70歳で最年長最優秀主演女優賞受賞となった。過去には最優秀助演女優賞も一度受賞している。


檀上でトロフィーを受け取った樹木は「若い次の(世代の)役者たちがどんどん出てきているのを見て、日本映画っていいなというのが実感です」としみじみコメント。「(賞金の)振り込みだけはいただいて、栄誉は優秀賞を受賞された皆さま、エリカさまにもあげたいです」と優秀主演女優賞を受賞した沢尻エリカに呼び掛け、これには沢尻も笑顔を見せた。

 また『わが母の記』の原田眞人監督の手腕も大絶賛。「映画っていうのは、本当に監督のものだなと、遅れてきた俳優として思いました。雪が降っていたらすっと台本を書き換えて雪のシーンにするし、震災の前の3月10日にクランクアップもさせて。(震災が起こるのを)知っていたかどうかわかりませんが、予知能力や腕やいろんなものを含めて監督のものだと思いました」と撮影を振り返っていた。

 その一方で、同賞を受賞すると来年の日本アカデミー賞授賞式の司会を務めることから、「冗談じゃなく全身がんなので、お約束はできません」と樹木らしい冗談も飛び出した。授賞式後の囲み取材では「別にうちはそういうことは気にしていないので」と賞にはこだわっていないことも明かした。優秀主演女優賞は樹木のほかに草刈民代、沢尻エリカ、松たか子、吉永小百合が受賞していた。(取材・文:中村好伸)」


1票の格差:昨年衆院選は違憲…是正放置を批判 東京高裁

2013年03月18日 | Weblog
2013年03月07日 01時27分42秒

http://mainichi.jp/select/news/20130307k0000m040032000c.html



毎日新聞 2013年03月06日 19時17分(最終更新 03月06日 22時39分)



「最高裁が違憲状態と判断した「1票の格差 」を是正しないまま実施された12年12月の衆院選は違憲だとして、東京都の有権者が東京1区の選挙無効を求めた訴訟の判決で、東京高裁は6日、小選挙区の区割りを「違憲」と判断した。その上で、実際に選挙を無効とした場合の不都合や、法改正はしている事情などを考慮し、「事情判決の法理」に従って選挙自体は有効とした。原告側は即日上告した。

 ◇選挙自体は有効
 難波孝一裁判長は「最高裁が違憲状態判決を下した11年3月を起点に、憲法上要求される合理的期間内に是正が行われずに選挙に至った。強い警鐘が鳴らされたのに是正が行われないまま選挙が施行された経緯は看過できない」と指摘した。

 一方で、昨年11月の解散当日に、小選挙区数を「0増5減」として「1人別枠方式」の廃止を盛り込んだ法改正を行った経緯を一定程度評価。選挙区の区割り見直しまでは間に合わず、最大格差も前回選挙の2.30倍から2.43倍に拡大したが、「今後は投票価値の平等にかなったものに是正していくことが期待でき、最大格差も2倍未満に是正される予定だ」などとして、選挙無効の請求を退けた。

 判決はまず、「1人別枠方式の廃止を反映するには、定数の再配分と、相当数の区割り見直しが予想されるが、早期の是正が要請される」と指摘。その上で、選挙区画定審議会設置法が定める区割り勧告期間が1年であることなどと比較し、「昨年の選挙までに是正を行うことが困難だったとは認められない」と、違憲状態判決から約1年9カ月間で是正に至らなかった国会の対応を批判した。

 原告側は、1人別枠方式を廃止して単純に人口比で議席配分すれば「21増21減」が必要になるとして、「0増5減は最高裁の要請に応えていない」と批判していたが、判決はこの是非について明確な評価をしなかった。

 選挙無効訴訟は、公選法の規定で高裁が1審となる。昨年の衆院選を巡っては二つの弁護士グループが8高裁・6高裁支部に計16件の訴訟を起こしており、今回が最初の判決。今後、27日までに15件の判決が言い渡される。いずれの訴訟も原告側か、被告の選挙管理委員会側が上告するとみられ、最高裁大法廷が統一判断を示す見通し。【石川淳一】

 ◇事情判決の法理◇
行政事件訴訟法は、行政処分が違法でも、取り消すと公益を著しく害すると裁判所が判断した場合、「事情判決」によって取り消し請求を棄却できると定めている。公選法に基づく選挙訴訟にはそのまま適用できないが、「1票の格差 」を巡る訴訟では過去に2度、最高裁が違憲と判断した場合でも、選挙を無効とする影響の大きさなどを考慮し、事情判決の法理(法の原則的な考え方)に従い、選挙自体は有効としてきた。

 ◇1人別枠方式◇
 衆院の小選挙区300議席をまず47都道府県に1ずつ割り振り、残りを人口に応じて配分する方式。小選挙区制移行に当たり過疎地の議席を激減させない措置だったが、最高裁は09年衆院選を巡る11年3月の判決で、同方式は合理性が失われていると廃止を求めた。昨年の法改正で小選挙区は「0増5減」となり、同方式の規定も削除された。」


救急搬送:25病院に36回断られる 埼玉の男性死亡

2013年03月18日 | Weblog
2013年03月05日 14時06分12秒

http://mainichi.jp/select/news/20130305k0000e040186000c.html



毎日新聞 2013年03月05日 11時40分(最終更新 03月05日 12時47分)



「埼玉県久喜市で119番通報した高齢男性(75)が1月、県内外の25病院から計36回、救急受け入れを断られ、約3時間後に到着した県外の病院で死亡したことが分かった。久喜地区消防組合消防本部は「休日における迅速な搬送が課題。各病院との連携を深めたい」と話している。

 同消防本部によると、男性は1人暮らしで、休日の同月6日午後11時25分、「胸が苦しい」と呼吸困難を訴えて119番通報。自宅に到着した救急隊員が近隣の各病院に受け入れが可能か照会したところ、「医師不足のため処置が困難」「ベッドが満床」などの理由で断られ続けたという。

 男性が最終的に茨城県境町の病院に搬送された時には、通報から約3時間が経過しており、病院内で死亡が確認された。

 総務省消防庁によると、救急医療機関が重症患者の受け入れを3回以上拒否したケースは1万7281回(11年)。同庁の担当者は久喜市の事例について、「36回は多い方だ」としている。

 病院から受け入れを拒否されて死亡したケースは各地で起きている。11年6月には富山市で73歳の女性が車にはねられた後、3病院に受け入れを断られ約3時間後に死亡。三重県伊賀市では10年3月、78歳の女性が7病院に拒否され、2時間以上経過し、運ばれた病院で死亡が確認された。また、宮崎県日向市でも09年4月に65歳の男性が7病院に計10回、受け入れを断られ、約1時間20分後に亡くなっている。【松谷譲二、山崎征克、鈴木一生】」



よく言われることだけど、「拒否」じゃなくて、「受け入れ不能」と言ったほうが実態をよく伝えていいよね。



病院も医師も看護師も、受け入れたくないんじゃなくて、受け入れられないんだよ。



1月6日は日曜日で、時間も23時25分。この日時で患者を受け入れられる体制を整えるのであれば、予算を伴った抜本的な対策を採らないと。

【PC遠隔操作事件】起訴猶予で釈放、別件で再逮捕について弁護人が語る

2013年03月18日 | Weblog
2013年03月03日 23時26分34秒

http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20130303-00023718/



ジャーナリスト 江川紹子



「愛知県豊田市の会社のパソコンを利用して犯行予告のメールを送りイベントを妨害したとして威力業務妨害の疑いで逮捕・勾留されていた片山祐輔氏について、東京地検は3日、処分保留として釈放した。続いて、警視庁など4警察によるPC遠隔操作事件の合同捜査本部は、かつて大阪府警が誤認逮捕した2件について、偽計業務妨害とハイジャック防止法違反の疑いで再逮捕した。弁護人の佐藤博史弁護士は、処分保留となったことについて、「現時点では起訴できる証拠はない、ということ。検察は正しい判断に一歩近づいた」と評価しつつ、匿名で様々なコメントを発信している警察の姿勢を厳しく批判した。

本人は「処分保留になってよかった」
佐藤弁護士によれば、逮捕状を執行した警察官は関西弁とのこと。この2件は大阪府警が取り調べを行いたいらしい。ただ、片山氏は「身に覚えがありません」と述べ、弁解録取書の作成には応じたが、録音・録画がなされない取り調べには応じない旨を告げると、警察官はすぐに留置場に戻す手続きを始めた、という。

片山氏は、弁護人に対して「処分保留となったのはよかった」と述べ、落ち着いて受け止めたようだった。数日前までは「3月3日が限度です。気付いたら独り言を言っていたり、床や壁を叩いたりして留置場の係官に注意された」と語るなど、精神的に疲弊している状況だった。しかし、再逮捕後の接見では「あと20日が限度」とは言うものの、動揺はなく淡々としていた、という。

「鯛は頭から腐る」と警察批判
新聞報道の中で「捜査関係者」「警視庁幹部」が匿名でコメントし、「弁護士に励まされているうちに、自分が無実だと思い込んだのではないか」「今回も誤認逮捕というなら真犯人からのメールが逮捕以来途絶えていることをどう見ればいいのか」などと述べていることを挙げ、佐藤弁護士は「いったい何を考えているのか」「真犯人からのメールは1/5以降途絶えているのではないか」「こういう馬鹿なことを言う人が幹部というのはとんでもない」となどと憤慨。「鯛は頭から腐るというが、警察組織はおかしくなっている」と批判した。

「 ウィルスの痕跡や通信履歴など客観証拠を積み上げれば有罪は揺るがない」という「警察幹部」のコメントに対しても、佐藤弁護士は強く反発。

「誤認逮捕の時も、それなりの客観証拠はあった。その客観証拠を被疑者に突きつけて、反論や弁解を聞くべき。言い分も聞こうとしないで、有罪に持ち込もうなどとありえない目の前にいる被疑者が真実を知っている。その言い分に冷静に耳を傾けるべき。そうではなく自白を取ろうというのは間違っている、というのが足利事件の教訓だったはず。(警察にとって)有力な情報があるのは認めるが、それを1つひとつ本人に当てて聞いていけば、犯人ではないと分かるはず。取り調べもやらないのは、職務放棄だ。しかも再逮捕までして煽っている」


一方で、「冷静に考えれば、検察は決して警察に同調していない。今日、処分保留になったことがそれを示している」として、検察の対応に期待を寄せた。そのうえで、「録音・録画をして、しっかり取り調べを行って欲しい」と、改めて要望したことを明らかにした。

米国サーバーの「痕跡」に疑問
Dropboxの米国のサーバーに、問題のウィルスが保管されており、そこに片山氏の派遣先のPCで作成した「痕跡」が残っていると報じられていることについて、弁護人が聞いても、「全く分からない」と首をひねるばかりだという。

佐藤弁護士は、「米国のサーバーにあったウィルスと、日本で遠隔操作されたPCに残っていたウイルスは完全に一致しているはず。米国で『痕跡』が見つかったというが、なぜ、日本で遠隔操作されたPCから、その『痕跡』が見つからないのか」と疑問を呈した。

「彼は、C#でプログラムが作成できないだけでなく、Visual Studio 2010というプログラム作成に必要なソフトもインストールしていないし、使ったこともない」という点を挙げ、彼がウイルス作成に関わっていないと強調した。また、彼が職場以外で使っているのは、自宅に自作のデスクトップPCがある以外は、スマートフォンとiPadで、ノートPCは持っていないことを明かした。

「あるべき報道に戻れ」
さらに、佐藤弁護士は一連の報道や記者の姿勢について、次のように厳しく批判した。

「最初に大げさに報道され、報道の責任を言ってきたが、このあたりで冷静になって、本来あるべき報道の姿勢に戻ってもらいたい。自分がペンやマイクを握ることにしたのは何をやるためだったのかを思い出してもらいたい。君たちは、まるで彼が無実であるということを証明しろと言わんばかりの態度ではないか。反省するべき」 」


PC遠隔操作:片山容疑者再逮捕 ハイジャック防止法違反

2013年03月18日 | Weblog
2013年03月03日 21時38分05秒

http://mainichi.jp/select/news/20130303k0000e040140000c.html



毎日新聞 2013年03月03日 16時22分(最終更新 03月03日 21時14分)



「パソコン(PC)遠隔操作事件で、警視庁などの合同捜査本部は3日、誤認逮捕された大阪府の男性のPCから2件の犯罪予告を書き込んだとして、IT関連会社社員、片山祐輔容疑者(30)をハイジャック防止法違反(航空機の運航阻害)と偽計業務妨害の疑いで再逮捕した。警察が誤認逮捕した事件での立件は初めて。合同捜査本部によると、片山容疑者は「身に覚えがありません」と否認しているという。

 再逮捕容疑は、昨年8月1日午後1時20分ごろ、ウイルス感染させた男性(43)のPCを遠隔操作。成田発ニューヨーク行きの航空機に「爆弾を持ち込んだ」とのメールを日本航空のホームページ(HP)に送信し、引き返させたとしている。

 また、同じPCから昨年7月29日午後9時45分ごろ、大阪市のHPに「ヲタロードで大量殺人する」と書き込み、警戒を強化させたとしている。

 男性は片山容疑者が作成した無料ソフトをネット掲示板からダウンロードした際、ウイルスに感染している。捜査関係者によると、このソフトやウイルスのソースコード(設計図)が、神奈川・江の島の猫の首輪に付いていた記憶媒体から見つかったという。

 東京地検は3日、愛知県の会社のPCから殺人予告を書き込んだとされる威力業務妨害容疑について処分保留とした。【小泉大士、喜浦遊】

 ◇「不当逮捕」弁護人が警察批判
 「不当逮捕だ。大阪の事件では誤認逮捕しているのに、警察は恥の上塗りをした」。片山容疑者の弁護人を務める佐藤博史弁護士は、報道陣に再逮捕を厳しい口調で批判した。

 佐藤弁護士は、最初の逮捕容疑が処分保留となったことに触れ「証拠がないということ。検察は正しい判断に一歩近づいた」と指摘。片山容疑者も3日の接見で「処分保留になってよかった。再逮捕は落ち着いて迎えることができた」と話したという。

 佐藤弁護士によると、片山容疑者は「私がウイルスを作るのは不可能」と一貫して容疑を否認。一方、合同捜査本部の幹部は「客観的な証拠はそろっており、有罪は揺るがない」と自信を見せる。

 弁護側は取り調べの録音・録画を要求。先月19日以降、聴取を拒否しており、再逮捕後も、片山容疑者は「録画がされなければ、応じません」と拒んでいるという。【松本惇】」



日本国憲法第38条

〔自白強要の禁止と自白の証拠能力の限界〕

何人も、自己に不利益な供述を強要されない。
2 強制、拷問若しくは脅迫による自白又は不当に長く抑留若しくは拘禁された後の自白は、これを証拠とすることができない。
3 何人も、自己に不利益な唯一の証拠が本人の自白である場合には、有罪とされ、又は刑罰を科せられない。

警察・検察の反憲法的な体質が凝縮されている事件。(他の事件もそうだけど。)



「客観的な証拠はそろっており、有罪は揺るがない」なら、起訴すればいいじゃない。



起訴も出来ず、令状切り替えて長期間勾留して、虚偽の自白調書をでっち上げる。



いつまでこんなこと続けるのかね。



裁判所はいつまでこんなに安易に令状を発布し続けるのかね。