2013年03月12日 23時46分02秒
http://digital.asahi.com/articles/TKY201303110760.html?ref=comkiji_txt_end
「絆(きずな)に続いて世にあふれるのは再の字である。生活の再建、産業の再興、地域の再生……。これらは深く結びつく。人がいなければ商いができず、街は生き返らない。他方、病院や学校のない土地に人は帰らない▼2年前の震災は、もともと過疎と高齢化が進む地方を広く襲った。「阪神」との違いである。流出した人口はたやすく回復せず、若い世代ほど戻りにくい。仮にそれが地域の未来図だったとしても、津波が歳月を早送りした形だ▼国土を強くすると言うけれど、無人の地を守る大堤防に意味はない。三菱総研の白戸智さんが語る。「元に戻せば、そこからまた衰退が始まるだけ。消費地と直結した農水産ビジネスなど、地域再生の先進モデルにすべきでしょう」▼みんなで復興を考える時に、人かコンクリートかといった単純化は無用だろう。「民主党政権の初動がひどかった」「原発を乱造したのは自民党だ」。そんな後ろ向きの「内輪もめ」もいい加減にしたい▼「確かなものがどこかにあって、そこに身を委ねていれば大丈夫という感覚が消えた」。青森・恐山(おそれざん)の禅僧南直哉(みなみじきさい)さんの言葉である。あるのは、しなければいけないことの山山山。南さんは「政治家は『できること』『したいこと』しか言わない」と、為政者の覚悟をただす▼東北の再起は、人口減の日本が生きる道を探る先例となる。前向きに捉えれば、白紙から別の絵を描く機会でもある。ならば、自分のこととして考えたい。未来図は、まだ描き直せる。」
「2年前の震災は、もともと過疎と高齢化が進む地方を広く襲った。「阪神」との違いである。」
一番の違いは原発の事故だよ。その処理抜きに復旧も復興もないよ。
「南さんは「政治家は『できること』『したいこと』しか言わない」と、為政者の覚悟をただす」
一理はあるけど、一理しかないよ。覚悟を問われてるのは国民の側だよ。国民に覚悟がないから為政者に覚悟がないんだよ。国民が原発のせいで避難を余儀なくされている人のことを他人事としてしか考えてないから、原発が再稼動されるんだよ。再稼動させる政治家が当選するんだよ。
2年経っても30万人も避難させたままにさせといて何が未来だよ。
http://digital.asahi.com/articles/TKY201303110760.html?ref=comkiji_txt_end
「絆(きずな)に続いて世にあふれるのは再の字である。生活の再建、産業の再興、地域の再生……。これらは深く結びつく。人がいなければ商いができず、街は生き返らない。他方、病院や学校のない土地に人は帰らない▼2年前の震災は、もともと過疎と高齢化が進む地方を広く襲った。「阪神」との違いである。流出した人口はたやすく回復せず、若い世代ほど戻りにくい。仮にそれが地域の未来図だったとしても、津波が歳月を早送りした形だ▼国土を強くすると言うけれど、無人の地を守る大堤防に意味はない。三菱総研の白戸智さんが語る。「元に戻せば、そこからまた衰退が始まるだけ。消費地と直結した農水産ビジネスなど、地域再生の先進モデルにすべきでしょう」▼みんなで復興を考える時に、人かコンクリートかといった単純化は無用だろう。「民主党政権の初動がひどかった」「原発を乱造したのは自民党だ」。そんな後ろ向きの「内輪もめ」もいい加減にしたい▼「確かなものがどこかにあって、そこに身を委ねていれば大丈夫という感覚が消えた」。青森・恐山(おそれざん)の禅僧南直哉(みなみじきさい)さんの言葉である。あるのは、しなければいけないことの山山山。南さんは「政治家は『できること』『したいこと』しか言わない」と、為政者の覚悟をただす▼東北の再起は、人口減の日本が生きる道を探る先例となる。前向きに捉えれば、白紙から別の絵を描く機会でもある。ならば、自分のこととして考えたい。未来図は、まだ描き直せる。」
「2年前の震災は、もともと過疎と高齢化が進む地方を広く襲った。「阪神」との違いである。」
一番の違いは原発の事故だよ。その処理抜きに復旧も復興もないよ。
「南さんは「政治家は『できること』『したいこと』しか言わない」と、為政者の覚悟をただす」
一理はあるけど、一理しかないよ。覚悟を問われてるのは国民の側だよ。国民に覚悟がないから為政者に覚悟がないんだよ。国民が原発のせいで避難を余儀なくされている人のことを他人事としてしか考えてないから、原発が再稼動されるんだよ。再稼動させる政治家が当選するんだよ。
2年経っても30万人も避難させたままにさせといて何が未来だよ。