がん(骨肉腫)闘病記

抗がん剤治療、放射線治療、人工関節置換手術、MRSA感染、身体障害者となっての生活の記録を残します。

頂いたコメントについて34

2008年03月21日 | Weblog
2008年03月21日 09時30分記載

頂いたコメントに言及する。頂いたコメントは以下の通り。

「MFHで抗癌剤6クールやりました。
アドリア2日間×3回とイフォマイド6日間×3回を交互に投与です。
手術は左大腿部裏側の筋肉すべてと左側の坐骨の切除。人口骨等は入れていません。

抗癌剤の影響なのか、加齢によるものなのか、睡眠不足なのか、理由はわかりませんが、ひどく疲労する時があります。それも、かなり頻繁に。
2時間も続けて立ち仕事をしていると、体がバラバラになりそうに痛むし、立ったまま意識を失いかけたこともありました。
今までは気力で何とか頑張っていましたが、フルタイムで働くことには、限界を感じています。

辛いのは、『年を取れば、みんなそうだよ』 とか 『そうやって、みんな必死で働いているんだよ』 とか、健康な人と同列で比べられてしまうことです。(うっかり親に愚痴をこぼすと、逆に説教されるので、本当にムカつきます・苦笑)
そんな風に言われると、自分が根性なしの怠け者みたいな気がして、悲しくなるんですよね。
実際、抗癌剤を投与しながらフルで働いていらっしゃる方もいるので、言い訳はできませんが・・・

最後にイフォマイドを投与してから5年が経ちますが、やはり影響は残っているのでしょうか。
がん細胞が復活してこないところをみると、他の重要な細胞(?)も、死滅して復活できないでいるのかしら←すみません、無知で(・・;)
私の周りの抗癌剤体験者も、みな疲れやすくなったと言っていました。」


MFH(悪性線維性組織球種)でしたか。敢えて過去形で言わせてもらいますが、大変でしたね。

(MRI画像で私の肢に腫瘍があるとわかった時、良性であれば骨巨細胞腫、悪性であればMFHではないかと私は推測していました。まさか30にもなって骨肉腫はないだろうと。しかし結果は骨肉腫でしたが。)


イフォマイドは「超大量」イフォマイドで、グラム単位で投与されますもんね。しんどかったですよね。


その手術を受けて立ち仕事をしているというのは驚異的ですね。


抗がん剤の作用・副作用については、現在の科学ではわからないことが多いというのが実際で、「多分こうだろう」ということが語られているに過ぎません。(私が本ブログで述べているのも「多分こうだろう」との域を出ていません。)

仰られるように、がん細胞以外の重要な細胞も死滅しているのかもしれません。


いくつかコメント・メッセージをもらいましたが、きつめの抗がん剤治療を受けた人はやはり総じて疲れやすくなっているようです。私だけではないんだということがわかり、少し安心しました。


他の人はなんでもなくて、「全然疲れませんよ。」なんて意見ばかり集まったらどうしようかと思っていました(笑)


この疲れやすい体とうまく付き合っていくしかないようですね。