がん(骨肉腫)闘病記

抗がん剤治療、放射線治療、人工関節置換手術、MRSA感染、身体障害者となっての生活の記録を残します。

News23 多事争論 2月25日(月) 「らいふ」 (by 筑紫哲也)

2008年03月13日 | Weblog
2008年03月13日 19時33分記載

参照URL http://www.tbs.co.jp/news23/onair/taji/s080225.html  



「1997年の暮、早朝、当時のアメリカ副大統領アル・ゴアのヘリが降り立ったのはこの向こう側でした。難航している議定書をまとめて飛び去った姿は見事だったのですが、その後のブッシュ大統領はアメリカの経済発展の妨げになるとして、この議定書を捨て去りました。

しかし今日、地球環境の悪化は世界中で経済で大打撃を与えただけではなくて、人間そのものを脅かしています。「らいふ」という言葉があります。命、暮らし、生き方などいろんな意味を持っておりますが、ご覧いただいたように私たちの人類の中で貧しい人たち、弱い人たちの生命が危険にさらされ、奪われ続けております。そして私たちの暮らし、身の回りでも、これまで考えられなかったような色々な異変が起きております。

「らいふ」のもう一つの意味、生き方というものを考える上で、これはある意味ではチャンスであります。環境に対してどう対応するか、対策だけで考えるのはもはや限界に来ております。こういうことを続けていれば、再生紙のように偽装する輩は後を絶たないでしょう。

これから私たちはどう生きたいのか。どういう地球と社会を私たちの子孫に残したいのか。それを将来から逆算して組み立てるチャンスなのです。洞爺湖サミットだってやりようによっては、日本にとっても世界にとっても絶好の機会なのです。」




News23 多事争論 1月22日(火) 「人の為すこと」 (by 筑紫哲也)

2008年03月13日 | Weblog
2008年03月13日 19時29分記載

参照URL http://www.tbs.co.jp/news23/onair/taji/s080122.html



「この番組のスクープをきっかけにして再生紙のエコ偽装が波紋を広げ続けておりますが、思い起こせば一昨年、耐震偽装が起きたときも、この問題をいち早く掘り下げたのは私たちの番組でありました。

そして去年は「偽」、「ニセ」という言葉が年間のキーワードになるほど、偽装だの偽造だのが続いてニセの一年でありました。つごう3年続いておるわけですが、これはどういう訳なのでしょうか?「偽」という字はよく見ますと、「人」が「為す」と書いて「偽」といいます。やらかしているのは人間であります。どっからか他の人がやっているわけではありません。それに対して、どうしたらいいのかということを私たちは、もう考える時に来ているだろうと思います。

今、大統領選挙をアメリカでやっておりますが、アメリカでは人間はもともと悪いことをする可能性があるという、言わば性悪説の上にシステムが組み立てられておりまして、大統領と言えども悪いことをするかもしれないということで、憲法には弾劾という短剣のようなものが忍ばせてあります。

一方、私たちの国は偉い人、例えばお役人だとか大きな会社の幹部だとかそういう人たちは悪いことはしないもんだという性善説の上に全てのことが組み立てられているところがあります。そしてこの中で官と業はお互いに馴れ合うことによって、この性善説を隠れ蓑に使っているという側面があります。ことここに至っては大変残念なことでありますけれども、やはり私たちは人間は誰しも過ちと悪いことをし得るんだという性悪説の上に立って、全てのシステムを洗い直さなければいけない、そういう時期に来ているんではないかと思います。

年金のこと、あるいは薬害のこと、あるいは原発のこと、そしてエコロジーのことを考えてみますと、やはりそれに基づいて組み立てていかないと私たちの社会というのは、いつまで経っても偽ばかり続くということなりかねません。」



「恐怖と大きな屈辱」…痴漢でっち上げ被害者語る

2008年03月13日 | Weblog
2008年03月13日 18時06分記載

2008年3月13日03時00分 読売新聞 参照URL http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080313-OYT1T00140.htm


「大阪府警が11日摘発した地下鉄内での痴漢でっち上げ事件で、痴漢に仕立てられた堺市の会社員国分和生さん(58)が12日、読売新聞のインタビューに応じた。

 府迷惑防止条例違反で現行犯逮捕され、約22時間身柄を拘束された国分さんは「警察官は最初、言い分を聞いてくれず、人生が台無しになるかもしれないという恐怖と大きな屈辱を覚えた」と語り、「家族と、勤務先の社長の励ましが唯一の支えだった」と振り返った。

 釈放されて、迎えに来た娘3人に「こんなことになってごめん」と謝ると、3人は「信じてるから大丈夫」と答えてくれた。勤務先では、社長に「ご迷惑をおかけしました」と頭を下げると、「国分さんの性格からしてあり得ない」と言ってくれたという。」


やはり「無罪推定の鉄則」は重要。


道路特定財源を一般財源化したうえで必要な費用を措置して、早期に代用監獄の廃止・代替施設の設置および被疑者段階での弁護人選任の義務化を行ってもらいたい。



金融資産課税するしかなくない?

2008年03月13日 | Weblog
2008年03月13日 13時18分記載

昨日の報道ステーションの特集(内容は、国民健康保険料を払えなくて保険証を取り上げられちゃって医療機関を受診できずに食道がんが末期になってから発見されて死んじゃった人とか、障害年金と奥さんのパート代だけで生活していて満足な介護を受けられない人等を取材)を見ていて改めて思ったんだけど、金融資産課税をするしかなくない?他に有効な方策が思い浮かばないんだけど。



昨日は春闘の集中回答があったけど、あんな程度の賃金アップは、毎年上がり続ける社会保険負担に吸収されちゃってほとんど意味が無い。

でもこれでもまだアップした企業に勤めている人は金銭的には恵まれている方で、賃金アップの無い会社の方が圧倒的だと思う。



日本には会社が約392万社あって、そのうちで上場している会社は約3800社。賃金アップがなされたのはこの3800社中の業績のいい所と、上場はしていないけれども業績のいい例外的な会社だけじゃないかな。内需を拡大するなんてほど遠い。



そういう環境で、でも医療費・介護費・年金給付は増え続ける・増やすべきと考えた場合、金融資産課税しか考えられない。(金融資産課税について詳しく知りたい方、は本ブログで何度か記載しているので、そちらをご覧ください。)

読売は、消費税を「薄く広く」かかる税金として、消費税率上げを主張しているが、何%までなら「薄い」のかがわからない。

読売は、消費税を社会保障費の中核に据えようとしているが、増え続ける・増やすべき医療費・介護費・年金給付を消費税で賄おうとすれば、少なくとも十数%に上げなければならない。果たしてそれを賃金アップの出来ない会社に勤めている、とても厳しい環境の中で暮らしている大多数の人達や年金で暮らしている人達に耐えられるのだろうか。とてもそうは思えない。



なんで大手マスメディアは金融資産課税導入を主張してくれないのかな。これが一番いい方法だと思うんだけどなあ。



おじ馬鹿日記18

2008年03月13日 | Weblog
2008年03月13日 12時47分記載

先週土曜、おいっこ(10歳)に会った。

おいっこは現在進学塾に通塾中。社会は地理を勉強しているそうである。

そこで、にいに(私)は「えひめ」って漢字で書ける?と出題。すると、おいっこは「紙と書く物取って」とママ(私の姉)に言い、漢字で「愛媛」と書いて、「社会は感じで書かないとね。」と頼もしいお言葉。

その通りだよ、おいっこ。地理も歴史も公民も全て漢字で書かなきゃ。受験生としてというより、日本人としてね。



続いてにいには「なはって漢字で書ける?」「にいがたって漢字で書ける?」と難しそうな所だけをピックアップして出題。那覇は見事に書けたが、新潟は若干のミスあり。今度はちゃんと書けるようにね。



お笑い好きでもあるおいっこ。早速エド・はるみを取り入れて、正解すると「グ~」とやっていた。



にいにはエド・はるみを見るとちょっと切なくなるんだよなあ。彼女に何があったのかなって。