柳家小三治さん

漫才はあまり見ませんが落語は好きで気に入った噺家さんのＤＶＤもたくさん持っています、ＮＨＫ「日本の話芸」も毎回楽しみに見ています、去る10月に亡くなられた江戸落語の大看板で人間国宝の柳家小三治さんは本格的な古典落語家です、小三治さんと言えば「まくら」で有名、亡くなられた10日後にＮＨＫ「日本の話芸」で“千早ふる”が小三治さんを偲んで放送されました、2012年に放送されたものです、まくらは2011年にサッカーＷ杯でなでしこジャパンが優勝した時の話で、どちらが勝ったか知らないで試合を録画で見ていて前半と後半の間の休憩時間に放送されたＢＳニュースでアナウンサーが「日本がドイツをやぶって優勝しました」といってしまい、放送局がいう“恰も生放送を見ているような”はどうなったのだという話を手振り身振りで面白おかしく話されました、本題の千早ふるは百人一首から撰者は在原業平、詠まれた歌の意味を知らないのに知ったふりをする人の噺です