私が今年最後に読んだ本が原口泉さんの「龍馬を超えた男 小松帯刀」2008年のNHK大河ドラマ「篤姫」に登場した尚五郎さんです。作者は「帯刀なくして龍馬、西郷、大久保の活躍はなかった」と言われてます。当時家格が重んじられる体制下ではどんなに志が高くても一国の政治を動かすことは出来なかったようです。城代家老の役職にあった帯刀の尽力があってのことだったそうで“幻の宰相”とも呼ばれる帯刀、薩摩藩家老として薩長同盟の締結や大政奉還などをすすめるなど明治維新に尽くし、政治的才能があり、友情が厚く態度に優れ、庶民的で社交性もあり、容姿風采とも優れていたこれほどの人物があまり知られてないのでしょう。若くして亡くなったからでしょうか?志半ばにして病に倒れ36歳の若さで病死しましたがもっと長生きしていたら宰相になって世の中も変わっていたかもしれません、西南戦争もなかった?西郷隆盛ももっと長く生きていた?などと思いをめぐらせています。来年の秋は姪のCHAKOの結婚で鹿児島に行きます、1日長く滞在して「園林寺跡」を尋ね帯刀さんとおちかさんそして26歳の若さで亡くなったお琴さんのお墓に詣でたいと思っています。
今年も後5時間半になりました。一年ブログを見ていただきましてありがとうございました。どうぞ良いお年をお迎え下さい。
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