朝のウォーキング後、公園の隣の荻須記念美術館へ市制65周年・開館40周年の特別展「長谷川潔展」（京都国立近代美術館コレクション）と別室の荻須高徳常設展を鑑賞しました、長谷川潔画伯は荻須高徳画伯と同時期にパリに滞在し、フランス文化勲章を受章するなど高い評価を受けた版画家です、展示は版画６２作品、油彩４作品で鑑賞に一時間余かかり少し疲れました
人の感覚には、触覚･視覚･聴覚･嗅覚･味覚の5種類があるのですが８０歳を過ぎてこの五感を感じるうちの目･耳･鼻の機能が特に低下してきました、目は以前に比べて悪くはなっていますが何とかパソコンも本も読んでいます、2ヶ月に一度は眼科に通っていて白内障の手術も普段の生活に支障がなければしなくてもと先生は言われます、一番低下しているのは鼻です、若い頃は「犬みたい！」と言われるほどよく匂ったものですが今はカレーを煮ていてもそれほど匂わなくなりました、匂いがないと食べ物の味は半減します、そして耳も遠くなりました、隣の部屋の夫も同様で二人して大きな声で話しています、補聴器を使うべきか思案中です、お陰様で味覚を含めた口だけは元気です
朝食は週に一回は外の珈琲のおいしい喫茶店へ出かけています、後は私の手作りのモーニングです、バーガー、トースト、サンドイッチ、ホットドッグ、バゲット、ピペラード等です、ホットドッグは自家製のトマトソースの上にキャベツをたくさん炒めてウインナーか自家製コロッケと一緒に挟みます、焼き上がりにレタスをプラスします、バゲットはにんにくのすりおろしとオリーブオイルをぬってパセリを飾ります、ピペラードはバスク地方の伝統的な家庭料理です、私は赤・黄色のパプリカと玉ねぎを炒めトマトの水煮と粒胡椒・ロリエを入れて20分煮込みます、多めに作り冷凍保存しておきます、薄切りの食パンにピペラード・チーズ・ピーマンの薄切りを乗せてトースターで焦げ目がつくまで焼きます、娘一家もひ孫も大好物です
ホットドッグ
バゲット
ピペラード
少し前の新聞の社説欄に「離婚」についての記事が掲載されていました
厚生労働省のデータでは令和２年度の離婚は１９万３千組だそうで昭和２５年の１０万組未満からみると約倍です、大都市ほど多くなっています、現在は８割以上母親が親権者になっているようで離婚後父母のどちらかが親権をもつようですが今後は双方による共同親権も選択肢に入ることになるようです、子供には両親の愛情を受けて育つ権利があるはずです、両親が離婚した子供は可哀想です、子供の幸せ・利益を一番に考えてやるべきだと思います、私のまわりにも離婚した人はいます、子供（娘）さんが一人いてかなり高額な養育費を10年以上払ってきて娘さんもそれをよく理解していて、「お父さんとお母さんの老後の面倒は私がみる」と言ってくれているそうです、今では揃って食事に出かけたりしているようです、“子は鎹”とはよく言ったものです
季節の変わり目で何かすることがあればと言って娘夫婦が来てくれました、少し前にカーペットの敷き替えも二人で何とか出来ましたし今のところは大丈夫です、一人娘で親の面倒をみるのは自分だけだということはいつも思ってくれていて、メールは日に2～3回くれますし声が聞きたいからと電話も時々あります、お昼は予約しておいた一宮の鰻屋さんへ行きました、鰻丼・鯉のあらい・肝焼き（前もって予約）みんなおいしかったです
長い年月共に過ごしてまいりまして昨日は結婚記念日でした、覚えていてくれたのか娘から“おめでとう”のメールが入りました、年とともに角がとれて諍いもしなくなりました、元気がなくなったのかもしれません、平均健康寿命は男性72.68歳、女性75.38歳とのこと、平均健康寿命から10年も夫婦分担して何とか日常生活が出来ていることに感謝しております、どこかへ食事に出かけるのは後日として取り敢えず昨日はお赤飯を蒸してささやかな手料理でお祝いをしました
お赤飯、ｻｲｺﾛｽﾃｰｷ、お刺身、牡蠣のｺｷｰﾙ
昨夜の王座戦で藤井聡太八冠が誕生しました、２１歳の八冠はすごいこと、学校の成績は勿論優秀だったそうで頭の中覗きたいくらいです、師匠によれば25歳くらいまで成長されるとか、ここまで成長された要因の一つが人工知能（ＡＩ）の存在だそうです、時代を感じます、大谷翔平選手は中日がチーム全員で打ったホームランに近い数をひとりで打つたのですから大したものです、藤井聡太八冠と大谷翔平選手のお二人は時の人で令和で最も輝いた人です
ひ孫たちは小さい頃から水・木曜日はいつも学校から帰るとおばちゃん宅に来て夕飯を食べて大好きなにーたん（私の孫でひ孫たちの叔父）の部屋で泊っていく習慣になっています、翌朝も娘宅から学校へ行くようです、50mと離れていないので着替えや教材は直ぐに取りに行けます、一昨夜はひ孫たちの父親も現れて賑やかにサッカー観戦したようです、ひ孫の父親は私の一番上の孫の夫です、娘たちはちいさんと呼んでいます、ちいさんは娘夫婦とは実の親子のように仲が良く気が合うようです、この夜も在宅で残業している孫に「実家（妻の実家）に帰らせてもらいます」と言って娘宅に来たようです、年が明けると浜松へ単身赴任が決まっています、娘はちいさんを実の息子同様、それ以上に頼りにしているようで寂しがっています
